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ブックマーク / anond.hatelabo.jp (174)

  • もうじき40代なかばを迎えるプログラマーの遺言(少し追記)(もうちょっと追記)(さらにもうちょっと追記)

    世の中にはプログラマー35歳定年説というものがあった。昔からそんなのはないという人と、あるという人がいた。40代も半ばになったときに「あぁ、これが35再定年説の根拠か」というものがなんかちらほら見えるようになってきたので書いてみようと思った。 世の中にはものすごいプログラマーというのはやっぱりいる。なんなら死ぬまでプログラミング書いていられるという人たちもいる(ブラック的な意味ではなく)。そんな彼らからしたらプログラマー35再定年説とか意味がわからない都市伝説にしか映らないだろう。 だが、普通に職業プログラマとして生きている俺のような人からすると、この35歳定年説はかなりの真実味を帯びている。 だが、そんな俺でも40代半ばまで延命できたのはやはり技術革新のおかげかもしれないが、結局平均寿命が伸びただけとも言えるだろう。 まず、技術に対する姿勢が変わる。正直言うとプログラミングとかもうしたく

    もうじき40代なかばを迎えるプログラマーの遺言(少し追記)(もうちょっと追記)(さらにもうちょっと追記)
  • 潮吹くなんてAVファンタジーだろうと思っていたら自分が潮を吹いた話

  • 企業SNS中の人を辞めた話

    辞めてから5年くらい経つので、時効かなと思って書いてみる。 某スーパーのtwitterの中の人を2年ほどやっていたことがある。 当時は企業アカウントがブームになってきていて、東急ハンズ、タニタ、ローソンなどなどSNSマーケティングが脚光を浴びていた。 そんな中、どこかでその話を聞きつけてきた社長から「SNSでのつながりを使って新規顧客を開拓してほしい」といういかにもなオーダーをもらい、twitterを立ち上げることになった。 最初はタイムセール情報や新商品情報などtwitterと小売りは相性も良いから余裕かなと思っていたが、 想像以上にフォロワーを伸ばすのは難しかった。 そこで、SNS運用担当者向けの講座などいくつも通い勉強をした。 ・ある程度人格がわかるような親しみやすいキャラ作り ・しっかりとリプライを返信する ・読んだ人が少しクスッとするような、拡散しやすいツイートをつくる ・商品情

    企業SNS中の人を辞めた話
  • なんでみんな「結婚したい」と思うの?(追記)

    (追記) 様々なトラバやブコメを読ませていただきました。 この記事のトラバで追記していたのですが、別記事に移そうと思い掲載し直したので、URLを貼っておきます。 https://anond.hatelabo.jp/20201105221116 改めて、ご意見を下さった方へお礼を申し上げます。 ありがとうございました。 ──────────────────── 「当に分からない、純粋な疑問だから教えて欲しい」って聞いたらおぞましいものを見る目で見られたので吐き出す。 私は結婚したくない。したいと思わない。 周りが好きな人を作り、誰々と付き合いたいだの彼氏がどうだのこういう人と結婚したいだの喋っている中で、私一人だけがその話題に一切同感できない。 そもそも人間性としての好意を持つ相手はいても、性愛的な好意を持つ相手に出会ったことがない。 出会いたいとも思わないし、セックスしたいとも思わない。

    なんでみんな「結婚したい」と思うの?(追記)
  • 鬼滅の刃があまり好きじゃない

    嫌いなわけではないのよ、別に。 漫画は1巻を数年前に買い、それなりに面白いけど続刊を買うほどではないかな、と思ったので最近の特大ヒットにはびっくりしている。 流行ってるし一応読んでおくかとそのあと今出ているところまで読んだけれど、感想としてはやっぱりそこそこ面白いどまり。 流行り方と自分の感想が違いすぎて、違和感を感じるので、好きじゃないポイントについて考えてみる。 ・回想ばっかりしているなんか毎回回想シーンが入る気がする。 キャラクターの掘り下げが、カッコいい戦闘とか頭脳戦とか印象的なセリフではなく、いつも過去の話。 戦闘シーンからの回想が多すぎて、毎回同じ展開してるように見える。 バトル漫画ぽくないのかも。バトル漫画なのに。 だから、広い世代に受けたのかもしれない。 ・語られすぎ感 何にでも理由が描かれすぎなのかな。こういう過去があるから、強いんですよー、頑張れるんですよーみたいな。

    鬼滅の刃があまり好きじゃない
  • 50歳の彼女

    自分が42なんだけど、最近お付き合い始めた彼女が50歳。 見た感じは若々しくて同じ歳くらいに見られるんだけど、社会人の娘と息子がいる。 旦那さんとは離婚して20年以上経ってる。 俺は何人か付き合った女性はいるんだけど、 いまいちピンとこなくて結婚できずに気づいたらこの歳。 今から婚活とかもする気はならないんだけど、実家の父親が少し体調崩してて、 「あれ?あんまり焦ってなかったけど、結婚した方がいいかもなー」 なんて思ったりしてた。 もちろん、介護用の人足が欲しいとかそういう意図ではなくて、 (幸いなことに老人介護施設とかも入れられるくらいのお金はあるので) 10数年後とかは、もしかすると天涯孤独になっちゃうなぁ。 なんてふと思ったりしたんだよね。 そんな時に趣味で通ってた料理教室で知り合って、 すごい話が面白くて、お酒飲む趣味とかもあって、なんか色々と気の使い方とか上手で 気づいてたら惚れ

    50歳の彼女
  • 鬼滅の刃が大ヒットした理由はまじで分からん

    ジャンプで連載を読んでいた過去からのファンほど分からんと思う。 ジャンプはアンケート至上主義なので連載順で大体のジャンプ内での人気度が分かる。というのが定説なのでその傾向を見てみよう https://jumpranking.blog.fc2.com/blog-entry-481.html 1位の回数: 13回 (6.4%) 平均順位: 5.7位 一般的な認識として2019年のアニメ化後に認知が広まりジャンプ史上を争う大ヒットとなったわけだが、それ以前の掲載順を見ていくと、連載当初苦戦していたが、中~上位くらいの人気をじわじわと獲得していったのが伺える アニメ化後は人気爆発しより上位に君臨し続けていたのも明らかに分かるので、アニメ化前はジャンプ内の人気作品というのに間違いないがジャンプを代表するほどの超人気作品ではなかったことも分かる。 同時期に連載開始していた人気作の「約束のネバーランド」

    鬼滅の刃が大ヒットした理由はまじで分からん
  • なんで妊娠出産は自費診療なの??

    妊娠出産ってなんで自費診療なの?? 健康保険適用して3割負担にすることでなんか問題って起きる?? タバコ依存の治療が健康保険適用なのに??おじいちゃん、おばあちゃんが腰が痛いとか、肩が痛いとかで、形成外科でマッサージしてもらったり、シップ貰いに行ったりするのが健康保険でしかも一割負担?? 少子高齢化が止まらない、何故だーじゃねーよ! まず、そこから変えてよ!! 妊婦健診で自己負担毎回5000円以上、出産も普通の病院で自己負担20万!! しんどすぎるよ! 妊娠は病気じゃないから.... じゃあ病気の定義ってなに!妊婦体調悪いよ!!吐くし、腰痛いし、息苦しいし、しかも産むときめっちゃいたいよ! 死ね!! 追記 妊婦健診助成券、出産一時金使って、その上で自己負担がこれだけ出るという話です。出産費用は4年前、都内、ごくごく普通の個人病院、大部屋でトータル65万でした。 妊婦健診、都内は一回、自己負

    なんで妊娠出産は自費診療なの??
  • 大手Sierのシステムエンジニアの砕けた夢について

    この幼稚で非合理で理不尽な感情をそのまま頭の中に残すのは、近いうちにつくるリアリティのあるシナリオの下書きとして使う前に忘れてしまいそうでもったいないため記録しようと思う。 また、記録するだけだと正直味気ないためここで公開してみる。叩かれるかもしれないが。。。 私は大手Sierのシステム開発の部署に属する一次受け新人SEだった。 学生の頃は自分でアプリを何個か作った経験がある。 そんな経験を活かし、今後はここでたくさんの技術を身に着けエンジニアとしてのキャリアを花咲かせてやる! ・・・なんて事を思っていた。今思えば馬鹿な話である。 大手Sier経験者なら鼻で笑っていたことだろう。 期待に目を輝かせていた無知で愚かな新人に仕事内容を聞かれた先輩社員はこう言った。 「ここはね。Excelでシステムを作る職場だよ。」 ■大手Sierの私からみた環境について大手Sierのシステム開発で技術に長けた

    大手Sierのシステムエンジニアの砕けた夢について
  • 小心者のストレス発散

    仕事をクビになった時、絶望して自暴自棄になり「こうなったら吐くまでやけいしてやる」とスーパーへ行ったところ、 急に妙に冷静になり大好きなスナックは避けて低カロリーの海藻と野菜のサラダを何個か買い、 号泣しながら「ちょっとお腹いっぱい過ぎる」程度べて寝た 今も過去のトラウマと現在のままならない苦しみで抑えきれない苛立ちや悲しみに振り回されて泣いているが、 「こうなりゃやけ酒してやる」と思い立ったものの、あんまりお酒が好きじゃないので水を飲んでいる やり場のないイライラをネットで匿名で弱者を叩くことで晴らす のも逮捕されるのは怖いからやってない 気持ちを爆発させてしまえばいいのに変な所でブレーキを掛けてしまう 結果的に自分の健康や周りへの八つ当たりが抑えられているのはいい事かも知れないが、真夜中に泣きながらひとり酒徘徊とか、そういうのちょっと憧れる

    小心者のストレス発散
  • まつもとゆきひろのツイッターを見てRuby使うのをやめようと思った

    Matzことまつもとゆきひろといえばプログラミング言語Rubyの作者なのだが、技術的にはともかく政治的にはツイッターを見ていてとてもつらい。 「高度プロフェッショナル制度」について 高度なスキルを持つと自負し、高い裁量が欲しい私のような労働者を野党が目の敵にしてることはよく分かった。実に残念だ。— Yukihiro Matsumoto (@yukihiro_matz) March 1, 2018 「定額働かせ放題」とも呼ばれ、専門性も裁量性も低い業種への拡大が懸念される「高度プロフェッショナル制度」について、問題点を理解せず反対する野党を揶揄。 「IT 業界を苦しめたいか、生産性を高めるのを阻害したい勢力」について 軽減税率といい、改元といい、サマータイムといい、IT 業界を苦しめたいか、生産性を高めるのを阻害したい勢力が政治をコントロールしている陰謀論を信じたくなるな。— Yukihir

    まつもとゆきひろのツイッターを見てRuby使うのをやめようと思った
  • 結婚も子供もいらないと気付いた話

    新卒就活の時の希望は「結婚しても出産しても長く働ける会社」だった。 民間企業だと難しい条件だと思ったので、1年かけて公務員試験の勉強をして、公務員ではないけどそれに近い団体の職員になった。 カレンダー通り休めて、有給消化もばっちりで、子持ちの女性もたくさん働いている希望通りの会社だ。 「あがり」だ。私はそう思った。でもそこはある種の地獄だった。 結婚出産がキャリアに影響しずらい分、女性に対する結婚出産圧力がすごい。しかも男性からではなく、女性からの圧力がすごい。上から横から下から、私はまるで男と番って子供を産むために存在するかのようだ。職場結婚も多いので、男性の職員と雑談してるのを目撃されただけで「付き合ってるのでは?」と噂が立つ。 子供を産めば産んだで、旦那や子供に対する詮索が始まる。どこに勤めてるの、どこの学校に行ってるの、兄弟構成は、子供の恋人は(!)、などなど。しかし詮索する方もさ

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  • クローゼットから長い髪が出てる

    今、午前6時、俺は布団に寝っ転がりながらスマホでこの文章を書いているわけだが、現在進行形で目の前のクローゼットの隙間から長い髪が出ている。ほんとうに気持ち悪い。気持ち悪い。 このアパートに引っ越してきてから1ヶ月経つが、最初の1週間は何もなかった。ただ何となく寝苦しいなという感じで、空気の通り道の問題なのかなと思っていた。 しかし徐々にこの部屋がおかしいことに気づき始めた。 当に自分でも映画みたいだなと思うが、蛇口をひねると髪が出てきたり、シャワーを浴びていると後ろから肩を叩かれたり、物が勝手に動いたり、そういう系だ。 自分でもありがちだとは分かってはいるが、俺はこのアパートに住むまで幽霊とかそんなものは一切信じてなかった。 むしろ幽霊なんていたら、死んだばあちゃんに会えるから得だし、自分が死んだ後も完全な無になるわけじゃなくて存在できるというのは救いであるとかそんなことを考えていた。

    クローゼットから長い髪が出てる
  • 定期的に読みたくなる他人の不幸(追記)

    レーシック失敗恨み節眼鏡をかけて20年。レーシックに興味がないわけではないが、これを読むと気が失せる。普通の生活が一変、というところに強く惹かれる。 後悔と恨み辛みが絡んだブログが好み。初見は、2chの荒らし。担当医の実名を出して叩くコピペで専門板を荒らされたことがきっかけで探し始めた。 難病前向きに生きる難病患者のブログには興味ない。症状や症例を読むのが楽しい。政府のホームページなど便利。 統合失調症、重度うつ病閉鎖病棟に入院してるとなお良い。後天的な重度の精神障害が好み。健常者の世界と精神障害者の世界を行き来した人というのが好きポイント。 加害者遺族談降って湧いた不幸に悩み苦しむ無実の人々に興味がある。お豆をお醤油で炊く例のコピペがきっかけ。 極貧生活スレ2ch時代に覗いていた。小麦粉を水でねって焼いただけの貧乏レシピなどおもしろい節約ライフハックの隙間に伺われるヤバめの人生。 エイ

    定期的に読みたくなる他人の不幸(追記)
  • 暇なとき検索するワード教えて

    暇すぎるから検索したい 追記 全然知らなかったというか考えたこともなかったやつばっかだったありがとう 3年は暇潰せそう

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  • 高齢処女ができあがる一例

    私は30代前半の女である。 男性とお付き合いした経験はあるけれど、処女だ。 母親がやたらと婚前交渉を悪だと思っていて、私が10歳の頃に映画かなにかでカップルだったか夫婦だったかがセックスした感じの表現を早送りで飛ばして、映画(かなにか)が終わったあと少なくとも私にとっては唐突に「増田ちゃん、結婚するまで男の人とこういうことしちゃだめだからね。約束して。もし結婚もしてないのにこういうことになって、あんたが大変な目にあっててもお母さんは何もできないから。お母さんもお祖母ちゃんもそうやって生きてきたから、あんたも守ってほしい。守れなくて、もしだまってそういうことしちゃったら絶交する。約束守れる?」 大体こんな感じの事を言われたと思う。 私の頭に強く刻まれたのは母と「絶交」という考えもつかない状況への恐怖だった。 普通に考えればなんとも幼稚というか、なんでそこで個人として「絶交」すんねん、という謎

    高齢処女ができあがる一例
  • 世界一ハードルの低いオタクっぽい見た目から脱出する方法

    脱オタを指南する記事を読むと「それってほんとに脱オタできてる?」か「初心者にハードル高すぎない?」と思うものしかないのでここに書いてみます。 おそらく世界一最短で、世界一金がかからずに脱オタする方法です。たったのツーステップしかない。 服装は上下を無地の黒にして白スニーカーを履く一瞬でそれっぽくなるファッションは上下を黒で揃えて、スニーカーだけ白にする方法。 上は黒のシャツかスウェット、下は黒のスキニージーンズにする。 上のサイズはタイトになりすぎなければ何でもいいけど、下のジーンズは必ず裾上げする。 どっちもユニクロでOK。シャツとジーンズなんてほぼ違いないから。 そして、スニーカーは白にする。アディダスが無難だけど、ごちゃごちゃした装飾や白以外の色使いをしていなければ何でもOK。 ABCマートに行けば7000円ぐらいで手に入る。 全身が黒だと中二病っぽいけど、スニーカーを白にするだけで

    世界一ハードルの低いオタクっぽい見た目から脱出する方法
  • 妹の緊急避妊に立ち会った話

    ‪私と妹には大きな断絶があった。 母から未だに「あの頃のお前たちは喧嘩の途中から姉妹で殺し合うんじゃないかと思わせるくらい憎みあっていた」と言われるほどに。 勉強ができて中高と国立に入り賢い賢いと言われた私を見ていた妹は、地元の中学から私学への指定校推薦を勝ち取って高校へ入学した。 「金がかかるけどお前は勉強ができないし仕方ないな。先生に媚び売って内心稼げる人当たりがあって良かったな」と妹は父から言われていた。 推薦で高校に入るにはおべんちゃらだけでは叶わない。 妹もきっとたくさん努力をしたけど、専業主婦家庭だった我が家では、稼ぎ頭の父の言うことが全て正しかった。 だから、妹は「先生に媚びを売って大学付属の私学に入ったしたたかな女の子」だった。 その頃の姉妹喧嘩はいつでも「賢いだけの堅物の姉」vs「したたかで気が強く感情の起伏が激しい妹」だった。 殴り合いもしたし、一度喧嘩したら数日どころ

    妹の緊急避妊に立ち会った話
  • 20代前半女性が本当に着ているファッションブランドランキング

    7/28に追記しました一番下にあります あと文章を一部修正しました 概要3年前にこんなのを書いたんですけど anond:20180624003725 20代前半女性版が必要になったので作りました! ルール年齢以外は前回と同じです 調査対象ブランドはWEARのこのページで投稿数が10000以上の321ブランドこれ以上はやる気ないし必要性も感じないです前回より87ブランド増えていますそのブランドでコーデ検索をすると「そのブランドのアイテムを1つ以上使用したコーデ」が出るので、それを「性別:レディース,ユーザー:その他ユーザー,年齢:22歳~25歳」という条件で絞り込んだ結果件数を「20代前半女性による投稿数」とします その他のユーザーで絞り込むのはブランドの宣伝用アカウントやブランドPRに協力していることもあるWEAR公認ユーザーなどを除外するためです20代前半と言いつつ20~24歳ではなく2

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  • 防犯カメラの死角を必死で探したことがある

    実家に帰ってきて親のいない茶の間で水ようかんをべていたら、この家でこんなにしずかな時間を過ごすのは久しぶりだと気づいた。 それは両親が旅行(といっても彼らも私も都民なので県をまたいだ移動をするのは悩ましく、近場のホテルをとって普段よりすこし贅沢みたいなことをしている)で不在にしているのはもちろん、私が人との同棲結婚離婚を経てひさびさにひとりになったからというのもある。 10代後半から20代前半にかけては、親の不在期間はそのまま、好きな男の子を家にこっそり連れ込むためのタイミングだった。 いま、ひどいときには収入が5ケタになるような弱小フリーランスの私とはちがい、両親は当時から地に足のついた仕事をしており、なおかつ良くも悪くもバブル世代的な人たちだった。10年ほど前、実家の駐車スペースには黒くでかいベンツと流線形の銀色の外車が並んで置かれていて、家族である私から見てもそれらは笑ってしま

    防犯カメラの死角を必死で探したことがある