ドイツの公共放送「バイエルン放送」は14日、ドイツ南部のオーストリア国境付近で、数日前、地元の警察が、今回のテロの犯行グループに関わっている可能性のあるモンテネグロ出身の男を拘束していたと伝えました。 また、男から押収した文書には、男がパリに向かっていたことを示す内容が記されていて、ただちにドイツの捜査当局が詳細をフランス側に連絡したもののフランス側の対応が消極的だったとしています。 一方、バイエルン州の捜査当局は、地元の通信社の取材に対し「武器の密輸は日常的に行われている」と述べて、男が今回のテロの実行犯に関わっていたかどうかについては現時点では判断できないとしています。