ブックマーク / ch.nicovideo.jp (6)

  • 夏目漱石とニコン:山下泰平のブロマガ - ブロマガ

    寒月君のガラス玉作り『ひとり鍋は実に良い』という記事を書いているうち、写真があまりに汚いのと、鍋の歴史が気になってしまった。そんなわけでデジカメの機種と鍋の歴史を同時に調べていると、どういう経緯かは忘れてしまったけど、夏目漱石が『吾輩はである』でニコンについて薄っすらと言及していることに気付いてしまった。 先に書いておくと漱石研究というのは盛んで、漱石について発見されていないことはないと言われるくらいだ。だからこれも私が知らないだけで、実は有名な話なのかもしれないが、面白かったので記事にしておくことにした。 『吾輩はである』は漱石の初期作品で、の目を通して人間社会が描かれる。登場人物の行動はかなり誇張して描かれているが、実在の人物がモデルになっている場合もある。 そんな『吾輩はである』に、水島寒月という理学士が登場する。寒月君のモデルは寺田寅彦とされていて、物語中で彼はこんな行動を

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    wonodas
    wonodas 2015/01/22
  • かっての日本人は人種やら国籍に対する意識が薄めだったのかも:山下泰平のブロマガ - ブロマガ

    あけましておめでとうございます。新年といえば明治だし大正といえば新年だ!!! というわけで、明治大正あたりの娯楽小説を読んでいると、かっての日人は人種やら国籍に対する意識が曖昧だったように感じる。(今は知らないけど) 例えばイギリスでドリトル先生が黒人を馬鹿にしていた頃に、日小説の世界では武士道と騎士道を完全にマスターしたアフリカ出身の黒人が、ピンチに陥いった日人を助けるため日刀で悪人をぶった切っている。人種とか文化とか細かいことはどうでもいいから、黒人とか日刀とか武士道とか騎士道とか、とにかく格好良いの集めりゃいいだろという雑すぎる思想を基盤として創作されている小説で、全ては万歳で済まされていく。 万歳に勢いがあるため理屈はともかくなるほどッ!!と納得してしまうんだけど、この小説が書かれたのは一九一〇年代のことだ。西洋でも人権意識が向上しつつある時代で、それが日に輸入されて

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    wonodas
    wonodas 2015/01/07
    バンザイですむのか
  • 明治二八年のイェーイ:山下泰平のブロマガ - ブロマガ

    あけましておめでとうございますというわけで、縁起の良いイェーイのお話。 今だとイェーイは英語の Yay だということになっていて、ヤッターとかウェーイみたいな意味合いで使われる。ところが明治は少し違う。 福島家日記 放牛舎桃林 講演[他] 弘文館 明治二八(一八九五)年このイェーイ、次のようなシチュエーションで使われている。 福島正則が退屈のあまり領地で駕籠を乗りまわしていると、遊んでいる子供たちと出会う。福島正則というものはとても恐い。怒るとすぐに人を殺す。遊んでいる子供たちの中には、父親や親戚を殺された者もいた。その恐怖は十分に知っている。そこで子供たちは恐怖の余り混乱し、イェーイと絶叫しながら福島正則に石を投げるという暴挙に出る。石は見事に福島正則に命中、普通ならば絶対に殺されてしまう。これが怒りの福島の絶叫、マジ怖い。 ところがこの時の福島正則は、いろいろあって反省していた。だから

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    wonodas 2015/01/06
    イェーィ
  • 明治三十二年のお願いごと:山下泰平のブロマガ - ブロマガ

    明治の京都邪神巡り 明治の30年代に京都の神社仏閣を巡り、他人の願い事を収集した人がいて、これがなかなか面白かった。『迷信の日』という書籍に掲載されていて、作者は『八浜督郎』さんです。 督郎さんは基的に京都が嫌いらしくて、こんなことを書いている。 この邪神に人々がどんなお願い事をしているのかを、督郎さんは調べ上げて列挙しています。そんなわけで日は、明治三二年のお願い事を、いくつか紹介していきましょう。 白雲神社 ここは恋の神様とされていたようで、恋愛成就やら縁切りなんかのお願い事が多いです。 年齢と性別だけのお祈りは、二人が結ばれますようにという意。それにしても出雲国の申年の男はなんでこんなに嫌われちゃったんでしょうねぇ。 宗像神社 こちらは酒や博打を止めたいというお願い事が多い。当時は禁断の神様ってことになってたんだろうか? その辺の解説が書かれていないので謎です。 酒やら博打、女

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    wonodas 2014/02/12
    これくらいなら兵役行きたくないってのも多いと思うなー近所全部の仏閣神社にお参りしたがくじ引いたっつー人もいるし
  • 日本におけるドッジボールの起源が微妙すぎた:山下泰平のブロマガ - ブロマガ

    ドッジボールの歴史は曖昧です ドッジボールの歴史というのはよくわかってないらしく、海外のページを見るとケニアの部族の風習をみた宣教師が考案しただとか、一九〇〇~四〇年にかけて、現在のルールが確立されただとか、いろいろなことが書かれています。 要するにその起源は、かなり曖昧な感じです。 日ですとこのページには明治の四二(一九〇九)年、可児徳氏と坪井玄道氏によって海外の競技「円形デッドボール」が紹介されたとある。ところがこれはちょっと微妙でして、実は明治二八(一八九五)年の日に、現在のドッジボールに近い競技を考案してる人がいます。 明治二八年のドッジボール 考案したのは嚶々亭主人という人、普段は小説なんかを書いてたみたいです。 この人が考案したスポーツのルールは、下記の通りです。 二チームが二列に並び向かい合うボールを相手チームに向かって投げつける相手チームはボールを受け取り投げ返すボール

    日本におけるドッジボールの起源が微妙すぎた:山下泰平のブロマガ - ブロマガ
    wonodas
    wonodas 2014/01/27
    円形デッドボールも「日露戦争」ってつけてたらヤバかったなw
  • 有名飲食店が「料理の撮影禁止」になる理由:いつか電池がきれるまで@ブロマガ - ブロマガ

    参考リンク:料理の撮影禁止のお店には、どんな思惑があるのだろうか? 今回はちょっと短めに。 以前、有名ブロガーミーティングで、豪華な料理をみんな口もつけずにひたすらブログに載せつ写真を撮りまくっていたという話を見たので、やっぱり、店側としては「美味しくべてもらいたい」「他のお客様に迷惑だから」っていうのはあると思うんですよ。 でもまあ、客商売として考えると、酷い料理で写真を出されると誰も来なくなるような店ならともかく、こういう優良店にとっては、かえって宣伝になるのにおかしい感じがしますよね。 僕が聞いた、ある有名店のスタッフの話によると、この「撮影禁止」のいちばんの理由は「店内で写真撮影をされると、他のお客さんが写ってしまう場合がある」からなのだそうです。 こういう「隠れ家的な名店」って、有名人やセレブが利用することが多い。 そして、彼らは常に「誰に会っても問題ない状況」で来店するわけで

    有名飲食店が「料理の撮影禁止」になる理由:いつか電池がきれるまで@ブロマガ - ブロマガ
    wonodas
    wonodas 2013/05/20
    料理うつして他人まで映るってどういう構図で撮ってるんにゃろ ていのいい言い訳にしかきこえないなぁ。禁止がポリシーなら理由つけなくてもいいんじゃないっていう
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