明治の京都邪神巡り 明治の30年代に京都の神社仏閣を巡り、他人の願い事を収集した人がいて、これがなかなか面白かった。『迷信の日本』という書籍に掲載されていて、作者は『八浜督郎』さんです。 督郎さんは基本的に京都が嫌いらしくて、こんなことを書いている。 この邪神に人々がどんなお願い事をしているのかを、督郎さんは調べ上げて列挙しています。そんなわけで本日は、明治三二年のお願い事を、いくつか紹介していきましょう。 白雲神社 ここは恋の神様とされていたようで、恋愛成就やら縁切りなんかのお願い事が多いです。 年齢と性別だけのお祈りは、二人が結ばれますようにという意。それにしても出雲国の申年の男はなんでこんなに嫌われちゃったんでしょうねぇ。 宗像神社 こちらは酒や博打を止めたいというお願い事が多い。当時は禁断の神様ってことになってたんだろうか? その辺の解説が書かれていないので謎です。 酒やら博打、女