米アマゾン社が全世界で発売した電子ブック「キンドル」が人気を呼んでいる。現在は日本語に対応していないものの、日本版の提供も視野に入れている様子で、一部では、「すでにプロトタイプ(試作品)は完成、発売は間近」との情報もある。日本語版が売れれば、本や雑誌をディズプレイ上で見る習慣が国内でも根付く可能性もある。 調査会社のインプレスR&Dによると、08年度の国内電子書籍市場は464億円で、前年度に比べて31%も拡大している。しかし、このうち86%をケータイ向けが占め、約4割の伸びを見せている。一方、PC向けは前年度比16%減の62億円で、02年の調査開始以来、初めてのマイナスに転じている。 米国の販売価格は279ドル ケータイ向けコンテンツが市場を牽引している形で、インプレスでは 「今後の市場拡大のためには、スマートフォンなど新しいプラットフォームの普及が待たれる」 と分析。この「新しいプラット
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