「端末の中で仮想端末を管理するtmux(GNU screenの代替)について(概要・実行・操作)」に続く内容として、ここではtmuxにおけるコピペ/後方スクロールについてを扱う。 コピーモード 操作 複数のバッファを管理する バッファ上限数と後方にさかのぼれる行数の指定 コピーモード既定の割り当てではPrefix-[(既定のPrefixキーはCtrl+b)を押すことにより、内部コマンドcopy-modeが実行され、端末の出力をさかのぼって任意の領域を選択し、これをtmux内部の記憶領域にコピー(記憶)することができ、その後コピーモードを抜けた後でこれを貼り付けることができる。 さかのぼれる行数には上限があるが、変更は可能(後述)。 操作この機能自体はGNU screenと同じ*1で、コピーモードに入った後の操作も コピーモード中でテキストのコピー(記憶)をせずに抜けるにはq 記憶した文字列