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ブックマーク / ascii.jp (47)

  • 日本のスマホサイトは2年間でこんなに変わった (1/4)

    スマートフォンやタブレット端末といった、いわゆる「スマートデバイス」を意識したWebサイト制作はもはや常識となっている。各企業のWebサイトは、次のような方法でスマートデバイスに対応していることがほとんどだろう。 スマートフォン向け専用サイトを構築する レスポンシブWebデザインで Webサイトを構築する viewportを調整する Web Professionalでは、2011年2月、有名企業のWebサイトがスマートフォンにどのように対応しているかを紹介した。 これらのサイトは、2年経ってどのような変化を遂げたのか。記事では、取り上げたサイトに再び訪れ、サイトデザインのトレンドがどう移り変わったのかを観察。日のスマホサイトの「BEFORE & AFTER」を紹介しよう。 半数以上のサイトがリニューアル まず、調査したサイト数に対してリニューアルしたサイトと、大きくは変化していないサイ

    日本のスマホサイトは2年間でこんなに変わった (1/4)
  • 伊藤穰一、川上量生、まつもとゆきひろ、角川グループに!?

    右から、角川歴彦氏、伊藤穰一氏、川上量生氏、まつもとゆきひろ氏、遠藤 諭氏、福田 正氏。この6名が角川グループの新会社「角川アスキー総合研究所」の主要メンバーだ 写真:「角川アスキー総合研究所」発足記念フォーラム 株式会社角川グループホールディングスは17日、新会社として「株式会社角川アスキー総合研究所」を設立すると発表した。代表取締役社長は角川グループホールディングスの会長を務める角川歴彦氏。角川アスキー総合研究所では、ネットワーク・デジタル分野の調査や研究、さらには出版や教育なども進めていく。 角川氏が事業を新たに立ち上げようと思い立ったのはクラウド時代の到来がきっかけだったという。「アスキー創業者の西 和彦さんが『パソコンができたことで何が変わるのか』というところでアスキー総合研究所を始めたのに対し、こちらは『クラウドで社会がどう変わっていくのか』ということ」(角川歴彦氏) 主席研究

    伊藤穰一、川上量生、まつもとゆきひろ、角川グループに!?
  • 生々しさを動画で実感!アニサマ「初音ミク」ライブのすべて (1/3)

    8月25、26日、さいたまスーパーアリーナにて、世界最大級のアニソンライブ「Animelo Summer Live 2012」(アニサマ)が開催された。織田哲郎や茅原実里などの有名アーティストに肩を並べて、スペシャルゲストとして呼ばれたのがボーカロイドの「初音ミク」。2万7300人の観客を前に、「ワールドイズマイン」「Tell Your World」の2曲を歌い上げて大喝采を集めていた。電子の歌姫がこの大舞台をいかにやってのけたか、そしてステージの彼女を生み出した人々は何を目指していたのか、その裏側を余すことなくお伝えしていこう。 初音ミクは、実は2009年のアニサマに登場。このときはステージ背面の大きなスクリーンに登場して「みっくみくにしてあげる♪【してやんよ】」を歌って踊っていた

    生々しさを動画で実感!アニサマ「初音ミク」ライブのすべて (1/3)
  • ネットから世界に羽ばたく20代の“プロ絵師”たち (1/5)

    アースが初音ミクとのコラボレーションをはじめたのは今年3月から。それまで宮崎あおいをイメージキャラとしていた同社。「ミク」を扱うのはリスクもあったが、どうせなら全力でぶつかろうと、商品第1弾を全国191店舗で展開し、勝負をかけた(関連記事)。 結果は、完売の店舗が続々とあらわれるほどの大人気。第2弾も大好評で、今回発表された新作は第3弾にあたる。間もなくアジアを中心に海外でも商品を展開していくという。 アースが仕事を頼んできたイラストレーターは、ちほPさん、ちゃもーいさん、雨さんの3人。全員女性で20代前半、ネットでイラストを発表してきた「絵師」と呼ばれる作家たちだ。若くして仕事をまかされ、いわばプロ絵師となった彼女たちにとって、ネットはどんな場所なのだろう。そしてこれからの時代、作家たちの仕事はどう変わっていくのだろうか。 今回は3人に加え、「初音ミク」開発元であるクリプトン・フューチャ

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  • AR技術の粋を結集させた「GUMI誕生祭2012」が未来すぎる (1/4)

    26日19時から(つまり現在!)、ニコニコ動画のライブハウス「六木ニコファーレ」で、ボーカロイドのライブイベント「GUMI誕生祭2012 in ニコファーレ」が開催されている。 インターネット社のボーカロイド「メグッポイド」キャラクター・GUMIが“出演”し、ユーザーが作った彼女の持ち歌を披露する(関連記事)。会場のチケットは2525円だが既にソールドアウト、ネットの「ニコニコ生放送」では無料で視聴できる。 GUMIはもちろん3Dアニメ(CG)として出演するのだが、驚くべきことに、このCGフリーソフトMikuMikuDance」(MMD)を使って、ごく普通の一般人が作っている(関連記事)。MMDは近年注目が高まり、ニコニコ動画でも「これ当に一般人が作ったの? フリーソフトで??」と驚かされる動画がいくつも登場している。 そしてニコファーレもまたすごい。360度全面LEDが目立つが、

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    wssws 2012/07/01
  • 液晶だけじゃない! MacBook Pro Retinaの魅力をレビュー (1/5)

    アップルファンならずとも、話題にしたいのが12日に発表し、即日販売が始まったMacBook Air/MacBook Proの新シリーズ。とりわけ注目なのは、既存のディスプレーを超える精細さを実現した「MacBook Pro Retinaディスプレイモデル」だろう。14日にアップルが実施した国内向けの新製品説明会に参加してきたので、引用しつつ概要をレビューしていこう! 主なスペック 製品名 MacBook Pro Retinaディスプレイモデル:2.3GHz MacBook Pro Retinaディスプレイモデル:2.6GHz 直販価格

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    wssws 2012/06/20
  • 漫画家の敵はウイルスではなく、ウイルスチェックだ!? (1/4)

    「マカフィー オール アクセス 2012があれば、PC負荷も少なく、セキュリティもバッチリ!」と木野陽さんの作業場に登場するも、ただの怪人以外のなにものでもないホカムラ部長 マカフィー オール アクセス 2012を漫画家さんにエレガントクールに布教してきた 飯田橋・ASCII.jp編集部内私設セキュリティ組織「まかふぃーぶ」。 後編はこちら! 長きに渡り、あちこち手近なところでマカフィー製品をオススメしまくり、セキュリティに警鐘を鳴らしまくってきたが、今回は出張版。ASCII.jp「よく分かる、電子書籍端末最新事情」「ひとり暮らしの男子の家に**がやってきた」などのイラストを担当している、漫画家/イラストレーター・木野陽さんの作業場に押しかけて力強くオススメをしてきた。 そして連載初の趣向として、漫画を掲載するらしいのだが……。ところでこの連載もそろそろ「マカフィー・ワールド」だとか「マカ

    漫画家の敵はウイルスではなく、ウイルスチェックだ!? (1/4)
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    wssws 2012/06/13
  • ニコニコ動画「Nsen」にあって、au「LISMO unlimited」にないもの (1/4)

    ニコニコ動画がリニューアルし、プレミアム会員向けに提供が始まったZEROプレイヤーの評判が散々な中で、新しいサービス「Nsen」はまだまだ地味ながらも好評のようだ。 Nsenは、ユーザーからのリクエストを受けてニコニコ動画内のコンテンツをストリーミングするサービスで、いわゆるインタラクティブ型のネットラジオのようなもの。自分の選んだ曲を皆に聴かせ、その選曲がリスナーから評価されるという意味では、turntable.fmに端を発するWeb DJシステムにも近い。

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  • ニコニコ動画Zeroは軽かった! マギカ調べも見てきた…よ… (1/4)

    ドワンゴが26日、六木ニコファーレでニコニコ動画“Zero”発表会を開催。28~29日開催の巨大フェス「ニコニコ超会議」に先駆けて、5月以降の新サービスについて詳細を明かした。 5月1日からいよいよ始まるニコニコ動画新バージョン“Zero”。現バージョン(原宿)との切替制になり、プレミアム会員から切替ボタンの表示をスタートする。 これまでニコニコ動画は10回のバージョンアップをくりかえし、そのたびすぐさま新バージョンに移行していた(そしてそのたび文句も言われていた)。そんなユーザーをグイッと引っ張っていく強引さがニコニコ動画の良いところでもあったのだが、会員数は現在2752万人(うちプレミアム会員162万人)までふくらんでいる。月8億円、年100億円をいただいているお客様をおろそかにしてはイカンという意味もあるのだろう。 文句と言えばサーバーの増強について。ニコニコ動画(ドワンゴ)は、今

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  • 日本生まれの初音ミク、アメリカ育ちのヒップホップ【後編】 (1/5)

    文化系のためのヒップホップ入門」の著者インタビューの後編(前編)。前回のテーマをざっとまとめると、インターネット以前にインターネット的な場を持っていたヒップホップと、インターネット後に生まれてヒップホップ的な場を形成していった初音ミク、という対比だった。 ではインターネットを得たことで独自の文化として拡張しつつあるヒップホップの今はどうなのか、というのが後編のテーマ。その展開を追うことでインターネットと音楽の関係がどうなるかを占う参考になるのではないか。 ではインタビューの続きをどうぞ。 ■Amazon.co.jpで購入 アルバムをiTunesで配信して、いきなりフリーダウンロード ―― 日のネット界隈の音楽は、著作権も何もないカオスのような状態から始まって、メジャーの世界と折り合いを付けながらボーカロイド周辺が残った感じなんですが、ヒップホップはどうなんでしょう? 長谷川 今はヒップ

    日本生まれの初音ミク、アメリカ育ちのヒップホップ【後編】 (1/5)
  • 「まどマギ」「タイバニ」テレビ局から見たヒットの背景【前編】 (1/6)

    10年に一度とも言われる大ヒットアニメ「魔法少女まどか☆マギカ」、かなりターゲットが限られそうな内容にも関わらず見事に大当たりした「TIGER & BUNNY」。去年話題になった2のアニメは、毎日放送(MBS)プロデューサーにしてヒットメーカーの丸山博雄氏が関わっている作品だった。 2はどちらも漫画小説などの原作がなく、テレビのために作られたオリジナルアニメ。人気が出るかどうかが判断しづらく、“企画が通りづらい”ジャンルだ。あえてそこに挑み、そして成功した背景には何があったのか? 今回のヒットはテレビ局側にはどう映っていたのか、そして現在日テレビという媒体の中で“アニメ”はどんな役割を担っているのか? 丸山氏に詳しくお話を伺った。 毎日放送 プロデューサー 丸山博雄氏とは―― 1977年生まれ、大阪府出身。1999年毎日放送に入社、営業部門を経て2002年東京支社テレビ編成部に。

    「まどマギ」「タイバニ」テレビ局から見たヒットの背景【前編】 (1/6)
  • 日本生まれの初音ミク、アメリカ育ちのヒップホップ【前編】 (1/6)

    去年の秋、アルテスパブリッシングから出版された「文化系のためのヒップホップ入門」というがやたらと面白かった。音楽ライターの長谷川町蔵さんと、慶応大准教授の大和田俊之さんによる対談形式ので、平易な表現で読みやすく、ディスクガイドも充実。当然ながらよく売れていて、評判も高い。 しかし、入門する気がなくても面白い。というのも結果的にヒップホップの切り口から、それ以前の音楽を批評した内容になっているからだ。長谷川さんが冒頭に宣言するのは次のようなテーゼだ。 「ヒップホップはロックと同じ音楽だと思うから面白さがわからないのであって、ヒップホップは音楽ではない」「ヒップホップは一定のルールのもとで参加者たちが優劣を競い合うゲームであり、コンペティションです」 あれーっ、そうだったの? という感じだが、このの企画は音楽史研究者であるにも関わらず「ヒップホップの壁を超えられなかった」大和田さんが、自

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  • 作品データが売れる「Gumroad」、プロ作家から見たらどうなんだ (1/5)

    「turntable.fm」や「Pinterest」を手がけた、弱冠19歳のSahil Lavingia(サヒール・ラヴィンギア)が立ち上げた「Gumroad」が注目を集めている。有力ベンチャーキャピタリストから110万ドルを集めて2月13日にサービス開始。このニュースが流れるやいなや、日国内のネットユーザーの間にあっという間に広まった。 Gumroadは、ソーシャルメディアを利用したマイクロペイメントの仕組みだ。FacebookやTwitterのアカウントでユーザー登録し、画像や音楽のデータをアップロード、あるいはURLを指定して価格を設定すれば、販売決済用のURLが発行される。そのURLをFacebookやTwitterに貼り付けるだけでデジタルデータの販売が可能という、恐ろしくシンプルなものだ。買う側はクレジットカードで支払い、売る側にはPayPalを通じて入金される。

  • なぜ学研が楽器屋でシンセを売るのか? (1/5)

    学研と言えば「科学」と「学習」。もちろん真っ先に連想するのは、あの付録の数々だ。 「学習」は2009年冬号、「科学」は2010年3月号で休刊となったが、その編集スタッフがそのまま作っているのが「学研 大人の科学マガジン」である。実験キットや摩訶不思議なオモチャを、の付録という体裁で書店を中心に展開。中には10万、20万という部数が出る人気の号もある。 大人の科学マガジンには「別冊」もあり、アナログシンセサイザーSX-150が付録の「シンセサイザークロニクル」などがある。大人の科学には「製品版」もあり「スターリングエンジン」や「メカモシリーズ」など、こちらは大型量販店や玩具店中心の展開だ。 その大人の科学のラインナップに「サウンドガジェットシリーズ」が新たに加わった。大人の科学としては初めて楽器店中心に展開するシリーズで、その第一号がアナログシンセサイザーの「SX-150 markII」。

    なぜ学研が楽器屋でシンセを売るのか? (1/5)
  • 人は必ずブレるもの 「UN-GO」脚本・會川昇氏が語る【前編】 (1/4)

    近代文学の巨星・坂口安吾。「堕落論」「戦争と一人の女」などの代表作では、戦後という時代にあっても、世間の道徳感に縛られることなく自由に生きている人間を讃え、今なお熱狂的なファンを集めている。 そんな安吾の推理小説、「明治開化 安吾捕物帖」をアニメならではの切り口で大胆に翻案したのが「UN-GO」だ。 深夜に放映されるや、たちまちファンの心をつかんだこのアニメ。テレビシリーズ放送中、スピンアウト作品「UN-GO episode:0 因果論」を上映したことも話題になっている。制作は監督・水島精二氏、脚・會川昇氏、制作会社がボンズという「鋼の錬金術師」スタッフが顔を揃え、キャラクターデザインは高河ゆんさん&pakoさんという豪華な布陣だ。 それにしても“ハガレン”スタッフがなぜ坂口安吾を、戦後文学を選んだのか? 彼らはこのストーリーを通して、いまアニメを見ている若者たちに何を伝えたかったのだろ

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  • ニコ動の“ボカロ廃”が本気を出したポータルサイトが登場 (1/4)

    今や音楽シーンにはなくてはならない要素となった「VOCALOID」(ボーカロイド)。初音ミクが発売され、大ブレイクを果たしたのはもう4年前の話になる。初音ミクの曲はCDとして発売されればオリコンにランクイン、カラオケに入れば上位曲を独占。CGのバーチャルライブは数千枚のチケットが即完売と、瞬く間にスターダムを駆け上がっていった。 その背景にいるのは、作曲家である“ボーカロイドプロデューサー”たち(「初音ミクをプロデュースしている」という意味での俗称)、そして、アマプロ不問の投稿(ポスト)ムーブメントを支え、ボカロ文化を育んできたニコニコ動画だ。 今年7月、そんなニコニコ動画の一角に「ボカロ音楽」というボーカロイド専門のページが登場した。このページの裏にはどんなねらいがあったのか。ドワンゴ ユーザー文化推進部 “あべちゃん”さんと、企画開発セクション マネージャーの坂将樹さんに話を聞いた。

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  • やったぜ! 新ポメラ  ワラジ形コンピュータへの愛と親指シフトについて (1/2)

    ポメラに「DM100」という新製品が登場した(万が一ポメラ知らない人は調べてくださいね、関連記事)。見た目は、私がふだん持ち歩いている「VAIO P」によく似ている。いわば「ワラジ形コンピュータ」である。要するに、キーボードの大きさがそのままフットプリント(体をテーブル上に置いたときの投影面積)になっている。 この大きさというのは、キーボードで文字を入力することに特化していることをそのまま形で表現しているという点において、とてもカッコいいと思う。 ワラジ形コンピュータの元祖は、1989年に米PoqetPC社が発売した製品名も「PoqetPC」だろう(中身はIBM PC互換機だった)。その後、富士通がこの会社を買収して、それまで同社も積極的に取り組んできたモバイル技術と融合して1991年に「OASYS Pocket」を発売する。たぶん日のモバイルの歴史の初期の金字塔的マシンといえば、次の

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  • 動画の勢い、“静画”にも――ニコニコ静画(電子書籍)の狙い (1/4)

    角川グループとドワンゴの包括的業務提携のニュースが報じられ、約1年が過ぎた。当時電子書籍をテーマに取材を続けていた筆者も、BOOK☆WALKERを運営する角川コンテンツゲート(KCG)の安洋一常務取締役に取材しており、今年にはビューアーが登場するというコメントを得ていた。 そしてついにドワンゴから電子書籍サービス「ニコニコ静画(電子書籍)」が満を持して登場し、iPhoneiPad版アプリも同時にリリースされた。このサービス、時間をかけた背景や、ニコニコ動画として電子書籍にかける意気込みや狙いなどを、ドワンゴ 企画開発部 部長の伴 龍一郎氏に聞いた。 「角川ニコニコエース」は出版と配信の“相乗効果” まず、今回の目玉はなんといっても「角川ニコニコエース」という、ニコニコ静画(電子書籍)限定の電子書籍だ。伴氏は開発中のiPad版をめくりながら説明してくれた。 「角川ニコニコエースは、角川書

    動画の勢い、“静画”にも――ニコニコ静画(電子書籍)の狙い (1/4)
  • ひとり暮らしの男子の家に**がやってきた (1/2)

    【これまでの話】 時は電子書籍二年、世界はデジタルデータによる新たな読書に向かっていたが、いまだ道のりは遠かった。人々に広く電子書籍を知らしめるため、大地に電子の妖精が降り立った。彼女らは果て無きシェア争いに身を投じる、電子書籍端末の化身である──。 このストーリーは、よく分かる、電子書籍端末最新事情でも登場した、電子書籍少女たちが繰り広げる「もしかしたらあるかもしれない空想小説」です。 未来の棚は“トラブルメーカー” 「ふんふーん、ふふふーん……」 「ねーねー、どうしてそんなににやにや笑いながら掃除してるのかな、お兄さん?」 僕が久しぶりに気分を良くしていたところ、後ろから冷ややかな声を掛けられた。 「かなりキモいのです。少しばかり落ち着くのです」 「ほっといてくれ。というか君たちなんでまだうちにいるんだよ」 「長居して申し訳ありませんが、まだ勝負の決着が付いていないからよ。勝敗が決す

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  • アンサイクロペディア“中の人”が語る、ユーモアの難しさ (1/5)

    人物や出来事について調べるとき、その周囲で語られる皮肉やユーモアが、辞典に載っていない真実の側面を教えてくれるときもある。ネットのメジャーな情報源としてウィキペディアの知名度が十分に広がっているいま、そのパロディサイトとして作られた「アンサイクロペディア」もたびたび脚光を浴びるようになってきた。 日語版でも「栄村大震災」や「竹槍」のように、ジョークを織り交ぜながらも情報密度の高い記事から、「盥回し(たらいまわし)」や「ニヒリズム」のような別角度のネタ記事まで、“秀逸な”話題作は少なくない。 アンサイクロペディアは、ウィキペディアと同じように匿名を含む不特定多数のユーザーが参加できる集合知サイトのひとつだ。ネットを通して誰でも記事が執筆編集できるWikiシステムを使っており、多くの人が思い思いに記事を作り上げることで、総体として巨大なコンテンツが作り上げられていく。そして、ユーザー間のトラ

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