ビジネスパーソンなら、「仕事を速くしたい」「効率よく仕事をこなしたい」と思っている方が大半だと思います。私もその気持ちはとてもよくわかります。 「仕事を楽しく、効率よくこなすことができるのであれば、ぼくは何百万円でも払う!」と、心の底から思っていました。 このようなある意味まっすぐな気持ちを持っている、まじめで責任感が強い人は、過去の筆者のようにしばしば間違った解決策を選んでしまいます。 そう、「自分は要領が悪く効率を上げることはできないから、とにかく長い時間一生懸命働いて結果を出そう」というものです。 いくら労働時間を増やしても追いつくことは不可能 長く働けば、もちろんその分少し成果は増えます。1時間当たり1の成果を出し、毎日8時間働いているとしたら、その人の1日当たりの成果は8となります。これを12時間に増やすことができれば、成果は12となります。 しかし、職種にもよりますが、生産性の