米国遠隔医療学会(ATA:American Telemedicine Association)の年次学術大会「ATA 2012」では、専門家によるパネルディスカッションが行われ、遠隔医療プロジェクトを推進する技術やワークフローについて活発な意見交換がなされた。 遠隔医療の実装を計画する際には、数年にわたるアップグレードに耐え得る機器を購入することが重要になるが、同様にそうした機器を使うユーザーを考慮することも必要だ。会場を埋め尽くした聴衆は、カナダのUniversity Health Network(UHN)で遠隔医療マネジャーを務める正看護師のブレンダン・パーディ氏の他、米MaineHealth VitalNetworkのオペレーションディレクターであるスーザン・ゴラン氏、IntelとGEの合弁事業である米Care Innovationsで臨床開発担当ディレクターを務める正看護師のジュリ