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読書と性に関するwuzukiのブックマーク (9)

  • 「非モテ」は「モテないからつらい」、ではない?(読書メモ:『「非モテ」からはじめる男性学』) - 道徳的動物日記

    非モテ」からはじめる男性学 (集英社新書) 作者:西井開 集英社 Amazon 第一章で提示される、書のねらいは以下の通り。 ……登場してから二〇年以上もの間、「非モテ」論は主にネットを中心として議論と考察が繰り返されてきた。その蓄積に敬意を払うと同時に、私は「非モテ」論が限界に立たされているとも感じている。それは、これまで見てきた「非モテ」論の多くが「モテない」こと、つまり恋人がいないことや女性から好意を向けられないことが問題の核心であるという前提に立っているという点にある。 (…中略…) 果たして当に「非モテ」男性はモテないから苦しいのだろうか。時に暴力にまで走ってしまうほどの苦悩の説明を「モテない」という状況にだけ求めてしまっていいのだろうか。書で問おうとするのはここである。 ところで杉田[俊介]は『非モテの品格』の中で、性愛的挫折がトラウマのように残り続ける原因として、非正

    「非モテ」は「モテないからつらい」、ではない?(読書メモ:『「非モテ」からはじめる男性学』) - 道徳的動物日記
    wuzuki
    wuzuki 2022/02/04
    「からかわれる」ではなく「欲求が満たされない」で苦しいのはわかるけど、後者は社会への要望にはできないから前者の問題にされがちなのかも。代替品や電気信号や投薬、カウンセリングで解消できれば良いのだけど。
  • 「濃厚接触でなければ救われない」人たちは、どうすればいいのか | 本がすき。

    『セックス依存症』幻冬舎 斉藤章佳/著 「セックス依存症」という言葉を聞いて、あなたはどんな状況や人物を思い浮かべるだろうか。何度注意されても浮気不倫をやめられない状態や、性的なスキャンダルを起こしてしまい、フラッシュを浴びながら謝罪会見を開く著名人の姿が思い浮かぶかもしれない。 多くの人にとって、「セックス依存症」という言葉から連想するのは、「セックスが好きで好きでやめられない」状況や人物であることは間違いないだろう。 そうした「セックスが好きで好きでやめられない」人たちの集う世界として考えられている領域の一つが、性風俗の世界である。女性も男性も、「セックスが好きで好きでやめられない」からこそ、その世界に吸い寄せられるのだろう、というイメージを抱いている人も少なくないはずだ。 一方で、性風俗の世界には、「セックスが嫌いで嫌いで仕方がない女性たち」=男性との性的な行為を内心嫌悪しているに

    wuzuki
    wuzuki 2021/01/15
    「濃厚接触がなければ生きられない、濃厚接触でなければ救われない者同士で、どのように支え合って生きていけばいいのか」。この問いがとても良いな。この本も読んでみたい。
  • クリスマスの夜に、哲学者、AV監督、現代美術家が2020年の炎上、欲望、社会の変化を振り返るオンラインイベント開催! - ニュース | Rooftop

    トップニュースクリスマスの夜に、哲学者、AV監督、現代美術家が2020年の炎上、欲望、社会の変化を振り返るオンラインイベント開催! 株式会社KADOKAWAはオンラインイベント「帰ってきた 「欲望会議」! 2020年、〈人類の移行期〉の欲望論」を2020年12月25日(金)19時~22時に実施。 哲学者の千葉雅也、AV監督の二村ヒトシ、現代美術家の柴田英里が、「欲望」をテーマに、エロ、暴力、心の傷、ゾーニング、炎上、#MeTooなどについて語り尽くし話題を呼んだ書籍『欲望会議 「超」ポリコレ宣言』。この刊行から丸2年が経ち、鼎談での議論がよりリアルに感じられる世の中になった。今読めば未来の予言に感じられる一冊『欲望会議』。哲学者、AV監督、現代美術家の三人が2020年のクリスマスに再び集まる。 『欲望会議』の検証と、コロナ禍が我々にもたらしたもの、新自由主義とアイデンティティポリティクスの

    クリスマスの夜に、哲学者、AV監督、現代美術家が2020年の炎上、欲望、社会の変化を振り返るオンラインイベント開催! - ニュース | Rooftop
    wuzuki
    wuzuki 2020/12/18
    参加費や定員、なんか中途半端な数だな。とはいえこの本はとても面白かったのでおすすめ。
  • 生理用品の“革命”は、女性の生きづらさをどのように更新したのか【読書日記31冊目】 | ダ・ヴィンチWeb

    2020年5月某日 こんなにも負担を感じていたのか。 誰かの不在で、その存在の大きさを知るように、当たり前のように傍らにあった苦痛の大きさと堆積の厚みに愕然とさせられる。 数年前からお仕事をご一緒させていただいている友人の会社が、経血を吸収するショーツを発売した。はくだけの生理用品、と銘打たれた商品を見てもピンと来ず、最初は不安で外側からナプキンを貼ったり、ショーツを2枚重ねてはいたりしてみたけれど、漏れない。当にナプキンいらずでいいんだと安心して喜びを感じた刹那、今までの苦労や苦痛はなんだったのだろうと、しばし呆然としてしまったのだ。 私自身は、生理痛やPMSがそう重いほうではないと思う。 生理に関して困ったことがあったとすれば、小学5年生で初潮を迎えて月に1度のペースで生理が来ていたにもかかわらず、中学校入学と同時に丸3年もの間、生理が止まってしまったこと。それ以降、2~3カ月に1度

    生理用品の“革命”は、女性の生きづらさをどのように更新したのか【読書日記31冊目】 | ダ・ヴィンチWeb
    wuzuki
    wuzuki 2020/11/24
    この本、面白そう。技術開発とジェンダーについて絡めて語られたものってこれまであまりなかったかも? 紹介されているショーツも気になる。
  • 「食べちゃいたいくらい可愛い」性と食と暴力をめぐる欲望の根源にあるもの【読書日記32冊目】 | ダ・ヴィンチWeb

    2020年11月某日 好きな人を殺してべたい。 そんな欲望を胸に秘めて生きてきた。 どうしてそう思うのかと聞かれても、わからない。 怖がられたり気味悪がられたりすることは承知している。 しかし、芥川龍之介とて、後にとなる女性にあてて、「ボクは文ちゃんがお菓子なら頭からべてしまひたい位可愛い気がします」と書いていたではないか。あるいは、折口信夫の唯一の女弟子である穂積生萩が、折口の死後に骨をべたエピソードも『執深くあれ』(小学館)に記されている。 殺して、という響きがグロテスクさを帯びたとしても、好きな人をべる(すなわち殺すことにもなる)という行為自体にはどこか甘美さが漂っている気がしてやまない。 * 恋の予感も、いつも「おいしそう」から始まってきた。 べたい、触れたい、交わりたい。 欲を言うなら、境界を溶かしてひとつになりたい。 そんな話をすると、きまって「好きな人をべたらい

    「食べちゃいたいくらい可愛い」性と食と暴力をめぐる欲望の根源にあるもの【読書日記32冊目】 | ダ・ヴィンチWeb
    wuzuki
    wuzuki 2020/11/24
    子どもの頃に読んだ本を思い出す。幽霊の少年に恋をする少女の物語で、最終巻では「二人は二度と会えないけれど、二度と離れることはない」という展開になる。「一体になること」という意味で食と性は近いのかも。
  • 『モテないけど生きてます』 ―現代メンズリブの実践をマクロかつミクロに紹介する良書― - あなたとあなたの話がしたい

    モテないけど生きてます 苦悩する男たちの当事者研究 作者:ぼくらの非モテ研究会青弓社Amazon メンズリブ実践の仲間で交流のある西井開さんがを出版したので、どういった魅力のあるなのか紹介したい。 現代メンズリブの実践を包括的に学べる良書 『モテないけど生きてます』はおそらくマーケティングを意識したタイトルで、中身は西井さんの主催する「ぼくらの非モテ研究会(非モテ研)」の活動の詳細と、非モテ研の実践のベースにあるメンズリブ(メンズリブ研究会)や当事者研究(べてるの家)、薬物依存者支援(三重ダルク)やDV加害者支援(メンズサポートルーム大阪)の様々な実践や手法を専門的な観点で紹介する手堅い作りになっている。実のところ非モテ研はいわゆる「非モテ」についての団体というよりは標準的なメンズリブ団体としての側面が強いので、現代メンズリブの実践に関心のある読者にとって興味深いになっていると思う。

    『モテないけど生きてます』 ―現代メンズリブの実践をマクロかつミクロに紹介する良書― - あなたとあなたの話がしたい
    wuzuki
    wuzuki 2020/09/29
    西井さん、大学的には後輩にあたるので応援してる。
  • 巨乳の炎上に見る進化と文化のミスマッチ - 本しゃぶり

    『ひとりの成人は乳を見た』 『もうひとりの成人は、言動を通して心をみていた』 あなたはどちらだろうか? 燃える巨乳 また巨乳キャラが話題になっている。 巨乳キャラでも堂々としていればいいとは何だったのか。まあ、キズナアイの件*1を考えると、胸のサイズや表情というのは重要ではないのだろう。 この手の展示物が話題になるたびに、「逆の立場になって考えろ」という意見が出る。男性だって性的に消費されるような展示物が公共の場にあったら不快になるだろう、と。 しかし、女性向けに作成された展示物が「男性を性的に消費している」と問題になったことはほとんど無い。おそらく探せば一つくらいはあるのだろうが、俺はパッと思いつかない。定量的に語るのは難しいが、男性向けに比べたら炎上の頻度は少ないだろう。 Togetterで「ジェンダー」タグのまとめについたタグからも予想できる この実感が正しいのならば、なぜ炎上するの

    巨乳の炎上に見る進化と文化のミスマッチ - 本しゃぶり
    wuzuki
    wuzuki 2019/10/23
    目新しい話は少なかったので、驚く人が多いことが意外。男性に性欲を感じる点、ゲイと女性での違いは面白かった。/ 心が通じる有能なイケメンは、男からしても仕事仲間として重宝されやすい、というのは大きいかも。
  • 偏見と差別について理解したい時に読む本5冊+α|ハヤカワ五味

    最近のマイブームは、脳の癖…つまり偏見やバイアスみたいなものによっていかに差別が起きるのか、そして歴史的に女性がどのような時代を歩んでいたのかを知ることです。 私は周りに詳しい人(主に荻上チキさんとminaちゃん)がいたのでいろいろとをおすすめしてもらえましたが、そうでもないとなかなかどれから読んで良いのかわからないと思うので最近読んだ中でよかったものをまとめます。 ▶︎フェミニズム先進国 韓国小説

    偏見と差別について理解したい時に読む本5冊+α|ハヤカワ五味
    wuzuki
    wuzuki 2019/02/02
    荻上チキさんもハヤカワ五味さんも好きなので、この選書は信頼が置けそう。どれも、気になってはいたものの未読のものばかり。
  • askさんのツイート: "その「慣れ」こそを是正したいっつってんのわかんないかな。萌えとエロがセットになりつつある昨今、それがデフォルトになることを懸念してるんだわ。 環境型セクハラが、女性の裸のポスターカレンダー→萌え絵になってきてるって話なんだわ。… "

    その「慣れ」こそを是正したいっつってんのわかんないかな。萌えとエロがセットになりつつある昨今、それがデフォルトになることを懸念してるんだわ。 環境型セクハラが、女性の裸のポスターカレンダー→萌え絵になってきてるって話なんだわ。 https://t.co/60tpIQnPkO

    askさんのツイート: "その「慣れ」こそを是正したいっつってんのわかんないかな。萌えとエロがセットになりつつある昨今、それがデフォルトになることを懸念してるんだわ。 環境型セクハラが、女性の裸のポスターカレンダー→萌え絵になってきてるって話なんだわ。… "
    wuzuki
    wuzuki 2018/10/08
    ズッコケ三人組シリーズも、マンガ家の挿絵ということで批判されてたな。/ 近年の児童書の挿絵を「萌え絵」と思ったことはないな。アニメ塗りの絵。つばさ文庫は30年前の児童書を今風の絵で復刊させてるのが多いよ。
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