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ブックマーク / xtech.nikkei.com (351)

  • 次期Xenの姿が明らかに,Xen用Linuxカーネルが不要になる

    米Xen Source社のCHIEF SCIENCE OFFICERで,「Xen project」のLeader and chief architectも務めるIan Pratt氏(写真)に,仮想化技術の展望と次期Xenについて聞いた。同氏は2007年7月20日に東京都内で開催された「Xen Conference Japan 2007」に合わせて来日したもの。(聞き手は日経Linux編集 畑 陽一郎) 仮想化の将来像についてどのように考えているのか。 写真1 米Xen Source社のCHIEF SCIENCE OFFICERで,「Xen project」のLeader and chief architectも務めるIan Pratt氏 [画像のクリックで拡大表示] 工場出荷時点ですべてのコンピュータに仮想化機能が実装された世界が来ると考えている。現在はサーバー・マシンが仮想化の対象だが,

    次期Xenの姿が明らかに,Xen用Linuxカーネルが不要になる
  • 「SI業界の悪習,人月と訣別する」---スターロジックが1タスク8万円の“明朗会計”システム構築を開始

    「1タスクあたり8万円の明瞭な価格体系でシステムを構築する。そして要件はユーザーが決める」(スターロジック 代表取締役兼CEO羽生章洋氏)---システムインテグレータのスターロジックは7月19日に開催した同社初の単独イベント「Starlogic Conference 2007」で新しいSIメニューを発表した。同社が考案した要件定義ツール「マジカ!」やアプリケーション自動生成ツールを組み合わせることで,定額かつ低額のシステム構築を実現するという。「人月はSI業界の問題の根源。もう二度と人月商売はしない」(羽生氏)。 エンドユーザーが自分で要件を書けるようにするツール 「マジカ!」は同社が考案し公開している,エンドユーザーが業務プロセスを自分で書き出せるカード型のツールである(関連記事「仕事の流れをマンガ風にまとめよう」,スターロジックが業務分析ツールの新版「マジカ!」をお披露目)。人物が仕事

    「SI業界の悪習,人月と訣別する」---スターロジックが1タスク8万円の“明朗会計”システム構築を開始
  • 読者10人と考えた「Excelレガシー」再生への道

    6月25日に公開したコラム「記者のつぶやき」の中で,“Excelレガシー”に関するご意見を募ったところ,ITpro読者10人の皆様から頂くことができた。この場を借りてお礼を申し上げる。“Excelレガシー”は,企業の業務部門が表計算ソフトExcelとその関数やマクロを使って自ら開発し,利用を続けてきた業務アプリケーションである。先のコラムにおいて,日経コンピュータ誌は「Excelレガシーが継続利用できない状況にある」という問題を提起した。以下では,読者から寄せられた意見をもとに,Excelレガシーが直面する問題について一緒に考えてみたい。 その前にお知らせが二点ある。ITpro読者からご意見を頂きつつ,日経コンピュータ7月9日号に「“Excelレガシー”再生計画」と題した特集記事を掲載した。Excelと上手に付き合っているユーザー企業やExcelの利活用に詳しい識者を取材し,Excelレガ

    読者10人と考えた「Excelレガシー」再生への道
  • 第2回 「小成功病」が経営者を蝕む

    ■中小ソフトハウスの経営者・経営陣の皆様に伸びる会社の絶対条件をお話する第2回目は、経営者の成長マインドの問題です。どんな経営者も成長したいという欲はあるのですが、ここに落とし穴が潜んでいます。 「社長、気で御社を成長させたいと考えていますか?」 これは私が無料経営相談の際、必ず経営者に聞く質問です。 この段階で、「いや~少し迷っています」という方は論外です(たまにいらっしゃいますが)。しかし、「当然です!」と返事をされる方の中にも、実は硬い決意も無く、何となくそんな気持ちだからという経営者が結構いらっしゃるのです。 そもそも、こんな当り前の質問を大真面目でお聞きするには理由があります。前回、会社の成長には業種・業態を問わず壁が存在すると述べました。例えば、ソフト業界でも年商10億円を超える企業は、全体のわずか14%弱です。多くの会社がそれ以下の規模で止まってしまうのが現状です。 「中小

    第2回 「小成功病」が経営者を蝕む
    wwolf
    wwolf 2007/07/18
  • システム開発に“第3の存在”,デザイナが登場

    エンジニアの方々の中には,デザインに対して苦手意識を持っている人が少なからず居るのではないかと思う。例えば,業務アプリケーションのユーザー・インタフェース(UI)。これらはクライアント(発注者)の意見を聞きながら,最終的にはエンジニアが作成することが多い。ディスプレイに表示されたウィンドウ内には確かに,テキスト,入力欄,ボタンなどユーザーの目的を達成するのに必要なものはそろっている。しかし,ユーザーの立場から見て,画面の色,テキストのサイズや形状,ボタンや入力欄などの配置などに,デザイン性を感じることは多くないのではないだろうか。 「アプリケーションのユーザーが目的を達成できれば十分ではないか」という意見はもっともだ。ただ,そうした風潮が最近変わりつつあるように感じる。あるデザイナによると,“Vistaショック”によって,UIのデザインに関心を持つエンジニアが増えつつあるようだと言うのだ。

    システム開発に“第3の存在”,デザイナが登場
    wwolf
    wwolf 2007/07/17
    全部バッチかCUIに戻れば万事おk
  • 紙は死んでいない

    情報の記録・伝達の手段としてデジタル・メディアがここまで入り込んだ今でも,紙のメリットにはまだ目を見張るものがある。あらためて言うのは,そんな感想を再度紡ぎたくなる話を相次いで耳にしたからだ。 クレジット・カードの支払い明細表に,そのカード利用者が反応するであろう内容の広告を載せる。その明細表と広告は無味乾燥な単色ではなく,近年急速に低価格化・高品質化したフルカラー印刷機器を駆使したものである。その広告には,「あなた様専用に作った特別なWebサイトを用意しました」といったキャッチとともに,URLを書き込む。そのWebサイトには,その顧客向けにカスタマイズしたメッセージを盛り込む。ここから,新たな購買行動へと誘導する。 「こうしたアプローチで,それまで2,3%程度にとどまっていたダイレクト・メールの広告反応率が,5%にまで高まったという例がある」。ITリサーチ会社ガートナーのピート・バジリア

    紙は死んでいない
  • 第1回 まずは基本のXHTMLを作ることから

    古いけれども今も使える『無料の』技術で, Webプログラミングの面白さを,再発見してみましょう! ぜひ,リストを追いながら,初心にかえって,入力してみてください。プログラミングの楽しさを実感できることでしょう。 便利すぎる今こそ,頭と手を鍛えよう! えっ!?いまさら手入力だなんて!?と思うかもしれません。効率や生産性に逆行しているように思えるかもしれません。最近の開発環境はコスト・パフォーマンスに優れ,優れた無償のツールもあります。ところが,こんなご時世だからこそ,手入力が有効なのです。 便利さに依存していたのでは,基を理解できません。プログラムが動いた時の感動も薄く,応用が利きません。 稿で取り上げるプログラムは,さしずめ,シンプルな「おむすび」の作り方のようなものです。炊飯器(パソコン)とお米(ブラウザ)と塩(テキスト・エディタ)さえあれば簡単に学べます。シンプルな塩むすびだって,

    第1回 まずは基本のXHTMLを作ることから
    wwolf
    wwolf 2007/07/05
    あとで
  • 「重箱?」と思いきや、パソコンです

    「SA800」は体とふたの間に3台まで拡張ユニットを積み重ねられる。黒い外観といい、まるで重箱のよう ミニピーシードットジェーピーは2007年6月29日、省スペースパソコン「SA800」を発表した。7月上旬から同社の直販サイトで販売する。ハードディスクや光学ドライブを重箱のように積み重ねて拡張できる。価格は6万2800円から。 「SA800」の体にはCPU、2.5インチハードディスク、メモリーなどを内蔵している。これだけでもパソコンとして使用できるが、別売の拡張ユニットを購入し、体とふたの間に重箱のように積み上げていくことで、機器の拡張が可能。拡張ユニットには別途購入した3.5インチハードディスクや光学ドライブなどを収納できる。 SA800の体は搭載するCPUの異なる3モデルを用意した。「SA843-M10H40」はCPUがCeleron M430(1.73GHz)で直販価格は6万

    「重箱?」と思いきや、パソコンです
    wwolf
    wwolf 2007/06/30
  • Part1 オープンソース/C言語に学ぶ「ソースコードの読み方」:ITpro

    「Code Reading―オープンソースから学ぶソフトウェア開発技法」(毎日コミュニケーションズ発行,写真1)というがあります。私はこのの監訳者ですから,やや自画自賛になってしまいますが,ソースコードの読み方を主題にしたはほかにはあまりありません。技法からツール,データ構造,アーキテクチャ,さらには実際にコードを読んで利用する実例まで紹介している網羅的で良いだと思います。 このの「はじめに」で「達人プログラマー」として知られるDave Thomas氏は以下のように書いています。 他人の作品を読まなかった偉大な作家,他人の筆づかいを研究しなかった偉大な画家,同僚の肩越しに技を盗まなかった腕のよい外科医,副操縦席で実地の経験を積まなかった767機長――果たして,そんな人たちが当にいるのでしょうか? たしかにその通りです。ソフトウエア以外の領域では修行することとはすなわち,他の人の

    Part1 オープンソース/C言語に学ぶ「ソースコードの読み方」:ITpro
  • 次世代の超小型不揮発性メモリに利用可能な原子スイッチの基本原理を産総研が確認

    産業技術総合研究所(産総研)は,ナノ・スケールの空隙間(ギャップ)を金属電極間に設け電圧を印加すると,抵抗スイッチ効果が発現することを見出した(発表資料)。金属原子の物質移動によりギャップ幅が狭まることから,トンネル抵抗が変化するためと見ている。硫化銀(AgS)や硫化銅(CuS)を用いて,原子の物質移動により電極間の接続・非接続を制御することでスイッチ効果を得るいわゆる“原子スイッチ”の研究開発成果はこれまでにも報告されているが,今回は「純金属によるギャップ構造でスイッチになる」(産総研 ナノテクノロジー研究部門 分子ナノ物性グループ 内藤泰久氏)ことを発見したという。産総研ではこれを「NanoGapSwitch(ナノギャップスイッチ)」として商標登録した。既存の原子スイッチに比べ,材料選択性が広く,製造面でも既存の半導体製造技術を応用できる可能性があるとしている。 原子スイッチはチャージ

    次世代の超小型不揮発性メモリに利用可能な原子スイッチの基本原理を産総研が確認
  • 御意見募集、“Excelレガシー”への対処法

    風変わりな言葉を勝手に作るのはいかがなものかと思いつつ、“Excelレガシー”という言葉を、日経コンピュータの若手記者と議論して作ってみた。企業の業務部門が表計算ソフトExcelとその関数やマクロを使って自ら開発し、利用を続けてきた業務アプリケーションのことである。 レガシーとは遺産のことだが、IT(情報技術)の世界ではあまりいい意味で使われない。通常はメインフレーム上に残っている古いアプリケーション資産を指す。Excelレガシーはメインフレームではなく、パソコン上に残っているアプリケーションだが、悪い状況であるという点はまったく同じである。 すなわち、年々改良を重ねたため、アプリケーションが肥大化・老朽化している。その上、開発を担当した業務担当者が異動や退職でいなくなってしまい、アプリケーションがブラックボックスとなり、保守ができない。メインフレームにおける、以上の問題をひっくるめて、筆

    御意見募集、“Excelレガシー”への対処法
    wwolf
    wwolf 2007/06/25
  • まつもとゆきひろ×結城浩,Rubyを語る - 特別対談:ITpro

    結城浩 (ゆうき ひろし) JavaPerlなどの書籍でおなじみの著者。 最新刊は「数学ガール」。 このイラストは結城浩さん書き下ろしのもの。 http://www.hyuki.com/ 日経ソフトウエア2007年8月号,特集のテーマはプログラミング言語のRubyです。「Ruby大作戦」と題した特集の中で,Ruby作者のまつもとゆきひろ氏と,JavaPerlの書籍や誌連載の執筆,Web上での活動で著名な結城浩氏の対談を設けました。以下は,日経ソフトウエア2007年8月号に掲載した対談の全内容です。ぜひお楽しみください。なお,この対談では,お二人のファンで日経ソフトウエア特集「Ruby大作戦」のPart5にも寄稿いただいた松岡浩平氏にも同席していただきました。この対談でRubyに興味を持たれた方は,ぜひ日経ソフトウエア2007年8月号をお読みください。 はじめてのRuby ――結城さ

    まつもとゆきひろ×結城浩,Rubyを語る - 特別対談:ITpro
  • 失われたPC関連テクノロジに思いをはせる

    筆者は先日のメモリアル・デー(米国の祝日)の週末に,あることを思い立った。この祝日が持つ来の意味に敬意を表して,現れては消えていった,幾多のPC関連テクノロジに光を当てて,すべてが今よりもシンプルだった時代を振り返ってみようと思ったのだ。 メモリアル・デー(戦没将兵追悼記念日,今年は5月27日)は,南北戦争の終結後に「デコレーション・デー」として始まった。当初は,両軍の戦死者と奴隷解放の記念を目的に制定されたのである。だが時の経過と共に,メモリアル・デーが持つ意味合いは劇的に変化した。第2次世界大戦後,メモリアル・デーは米国の戦争で死亡した全ての死者を記念するための祝日に変更された。そして現在,米国は戦争状態にあるにもかかわらず,近年のメモリアル・デーはバーベキューやビーチ,自動車のセールといった意味合いが強くなっているようだ。 だが筆者は,この祝日が持つ来の意味に敬意を表したいと思う

    失われたPC関連テクノロジに思いをはせる
  • セメントが超電導に!? ―― 東工大と理化研が発見 - ナノテク・新素材 - Tech-On!

    東京工業大学 フロンティア創造共同研究センター 教授 細野秀雄氏,理化学研究所 河野低温物理研究室 主任研究員 河野公俊氏らの研究グループは,石灰とアルミナで構成される化合物12CaO・7Al2O3(C12A7)が超電導を示すことを発見した(発表資料)。 石灰(CaO)とアルミナ(酸化アルミニウム:Al2O3)は絶縁体として知られる。これらの複合酸化物であるC12A7も絶縁体であり,アルミナ・セメントの構成成分として使用されている。その一方で,同研究グループはこれまでに,C12A7の結晶を用いて室温・大気中で安定なエレクトライド(電子が負イオンとして振舞う化合物)を実現していた。C12A7結晶は,直径0.5nmの籠(結晶格子間の空隙間)の中に酸素イオン(O2-)を包接(化学結合に依らず空隙間に閉じ込める付加的化合)するナノ・ポーラス構造になっている。このイオンを電子で置き換えることにより,

    セメントが超電導に!? ―― 東工大と理化研が発見 - ナノテク・新素材 - Tech-On!
  • 第2回 シン・クライアント vs 次世代PC

    シン・クライアントとvProテクノロジーをはじめとする技術を実装した次世代PC。企業は,クライアントのリプレースに際して必ず選択を迫られる。それぞれの特徴を比較してみよう。 シン・クライアントの専用機が今注目されている最大の理由は,ハード・ディスクを持たない点である。顧客情報などをダウンロードしようにも保存先がないため,漏えいリスクを下げられると見るユーザーが多い。 シン・クライアントには大別して2種類がある。画面転送型と,ネットワーク・ブート型だ(図1)。画面転送型はサーバー・ベース型とも呼ばれ,アプリケーションをサーバー側で稼働させ,各ユーザーが共有する。ソフトのインストール,バージョンアップ,パッチ適用といった作業は,すべてサーバー側で一括実行でき,端末1台1台を管理する手間を省ける。 図1●シン・クライアントの形態 OSとアプリケーションをすべてサーバー側で動作させ,画面情報だけを

    第2回 シン・クライアント vs 次世代PC
  • 「さよなら,マイクロソフト」を始めよう:ITpro

    5月24日,日新聞協会主催のセミナーで講演するため大阪に向かった。京都駅の手前で渡る鴨川には,もう川床(かわどこ)が設けられていた。川床は河畔の料亭が川の上まで張り出した桟敷で,川風にあたりながら料理を楽しむことが出来る。初夏のさわやかな風に吹かれるのは気持ちがいいことだろう。帰りに立ち寄りたくなった。 日新聞協会は新聞倫理綱領を制定し実践する自主組織として,全国の新聞,通信,放送各社が1946年に創立した社団法人で,約140社から構成されている。活動の一環として各種のセミナーや研修を行っている。今回のセミナーはIT部門の方が対象で,全国から100人あまりの方が参加していた。筆者の講演テーマは「Web2.0/NGN時代の企業ネットワーク」。副題が面白い。“「さよなら,マイクロソフト」が始まった”だ。今回はこの講演のエッセンスを紹介したい。 “ワクワク感”がなければ始まらない 筆者はこの

    「さよなら,マイクロソフト」を始めよう:ITpro
    wwolf
    wwolf 2007/05/28
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  • 「無理なソフト開発」は常態技術者が生き残る鍵は交渉力

    デスマーチは、納期や予算、開発規模といった諸条件が極度に厳しいソフトウエア開発プロジェクトを指す。ヨードン氏は「デスマーチは常態」とし、ソフト技術者が生き残るためには、交渉やコミュニケーションの力が重要と説く。ソフト工学の草分けであるヨードン氏にソフト開発の現状と将来について尋ねた。(聞き手は桔梗原 富夫) ソフトウエア開発プロジェクトの混乱をテーマにした『デスマーチ』(死の行進)を興味深く読みました。このを書くきっかけは何でしたか。 第一版を書いたのは1996年です(出版は97年、邦訳は98年)。当時、期間が短い上に、技術者も足りない開発プロジェクトが増えている様子を目の当たりにしたので書きました。いわゆる“ドットコムブーム”が始まり、シリコンバレーでデスマーチ・プロジェクトが増えていた時期でした。Y2K(西暦 2000年問題)対策が始まった頃でもありました。 ところが、そうした状況下

    「無理なソフト開発」は常態技術者が生き残る鍵は交渉力
  • 要求開発アンチパターン(2)

    システム開発では,「デスマーチ」(死の行進)と言う,SEやプログラマが長時間残業・休日出勤を強いられる過酷なプロジェクトが数多く見られます。そのため,最近はソフトウエア産業が「新3K」(きつい・厳しい・帰れない)と呼ばれています。 筆者の経験では,システム開発段階において問題が噴出する原因として,システム化構想や計画の不備がとても多いと感じています。来,要求開発段階でしっかりと構想や計画を作り,要求を明確にしておけば,こうした「新3K」プロジェクトを減らせることができると常々思っていますが,皆さんの周囲ではどうでしょうか。 今回は,要求開発プロジェクトが陥りがちな罠を,アンチパターンとして紹介します。いずれも工夫次第で改善できるものですので,参考になれば幸いです。 症状: 要求開発によって,システム要求が作成されたが,システム開発段階において大きな見直しが発生する 例: ・要求開発の段階

    要求開発アンチパターン(2)
  • 第1回 開発案件の大半が最初から失敗

    記事は日経コンピュータの連載をほぼそのまま再掲したものです。初出から数年が経過しており現在とは状況が異なりますが、この記事で焦点を当てたITマネジメントの質は今でも変わりません。 システム開発プロジェクトの成否はその企業の命運を左右する。しかし,多くのユーザーやインテグレータにおいて,プロジェクトの失敗が絶えない。この状況を打破するには,プロジェクトの進め方を抜的に革新する必要がある。まず,過去のプロジェクトを洗い直し,問題の所在を調べるべきだ。複数のインテグレータで実態を調査した結果,失敗原因の多くはプロジェクトの開始段階にあることが分かった。 林 衛(はやし まもる) アイ・ティ・イノベーション 代表取締役 「このプロジェクトの目的は結局,何だったのですか」。 「うーん,改まって聞かれると,ひと言で説明しにくいですね」。 「プロジェクトが始まったのはいつですか」。 「実際のソフト

    第1回 開発案件の大半が最初から失敗
  • 要求開発アンチパターン(1)

    言うまでもなく,ビジネス環境の厳しい変化と,ITの急速な技術革新の中にあって,ビジネス価値を高めるシステム構築を実施することは,決して簡単なことではありません。皆さんの周囲には,要求が明確でないまま,コストと時間ばかりかけている「要求不在」のシステム構築プロジェクトはありませんか? 「要求開発アライアンス」は,要求開発方法論(Openthology)を検討・公開することによって,ビジネス価値を高めるシステム構築の実現を支え,「要求不在」のシステム構築プロジェクトを撲滅(?)しようと努力しています。しかし,プロジェクトの現場ではいろいろな問題があるようです。 今回と次回の2回にわたって,要求開発がうまくできていないプロジェクトのありがちな症状を,アンチパターンとして紹介します。 症状: 既存システムに縛られるあまり,新しい発想や要求が発生しない 例: ・長年にわたって既存システムを使っている

    要求開発アンチパターン(1)
    wwolf
    wwolf 2007/04/26
    次回に期待