JAの敷地に侵入して竹ぼうきに火を付けるなどしたとして、警視庁少年事件課と多摩中央署は、建造物侵入と器物損壊の疑いで、16歳と15歳の都立高校の男子生徒2人=いずれも東京都稲城市=を逮捕した。当時はバンクーバー冬季五輪の期間中で、2人は「うけを狙って聖火ランナーのまねをしようとしてほうきに火を付けた」「酒に酔って調子に乗ってしまった」と容疑を認めている。 同課は少年2人のほか、建造物侵入の疑いで一緒にいた都立高校2年の少女(16)を書類送検した。 同課の調べによると、少年らは2月15日午後10時から翌16日午前3時までに、稲城市内のJA東京南稲城支店の敷地内に侵入。竹ぼうき5本と肥料袋15袋にライターで火を付けたり、駐車中の軽自動車4台(損害額計約82万円)をけったりした疑いが持たれている。 少年ら3人は敷地内に侵入し、持ち寄った酒を飲んでいたという。敷地内に設置されていた防犯カメラの映像