PLAアニール収縮率の測定サンプル 測定方法 測定はマイクロメータ(最小読み取り0.001mm)を使い、アニール前後においてX,Y,Z各面の寸法を測定しました。特にアニール後にねじれて変形し、測定箇所によって値がばらつくことも考えられるため、測定回数は各5回としました。 マイクロメータ(最小読み取り0.001mm)にてアニール前後の寸法測定 アニールの様子 今回のアニール条件は110℃ x 20分としました。110℃がPLAの結晶化が最も進むと言われている温度です。Nature3Dでは収縮変形を少し抑えるために通常は100℃でのアニールを行っていますが、今回は最も収縮が大きくなる条件 = 最もキツイと予想される条件でテストを行いました。 PLAアニール投入の様子 (サンプルをトレイに乗せて投入。家庭用オーブンレンジにて) PLAアニール中の様子 (オーブンモードにて。110℃ x 20分加