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ブックマーク / aniram-czech.hatenablog.com (6)

  • 好奇心の人、不安の人 - チェコ好きの日記

    人が生きる目的とは何か。それは、自分の遺伝子を次の世代に継承することだ。 ……と言うと、主に「人間」界から異論がわきおこりそうではある。子供を産むことがすべての人にとって重要なわけではない、とか。もちろん、私自身も子供がいない独身だし、「人間」界の話であるならば、これにはまったく同意だ。ただ、話を「生物」界にまで拡大するんであれば、人が、というかすべての生き物が生きる目的は、やっぱり自分の遺伝子を次の世代に継承することだ。それ以外の目的なんてないでしょ、と思う。 「自分の遺伝子を次の世代に継承する」とは、ようはゲームのクリア条件である。 えっと、世代を反映させて「赤」「緑」時代のポケモンの話をさせてもらうと、ポケモンは四天王を倒したあとにエンディングクレジットが流れる。もしも私たちの人生ポケモンであったなら、「自分の遺伝子を次の世代に継承する」ことに成功した時点で、エンディングクレジット

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    x-osk 2017/11/12
  • 美術史、ヤンキー絵画を語る『ラッセンとは何だったのか?』 - チェコ好きの日記

    イルカの絵、といえばだれでも真っ先に、クリスチャン・ラッセンの絵画を思い浮かべるのではないでしょうか。目に鮮やかなその作風は、一度見たら忘れられない鮮烈な印象を、私たちにあたえます。 ※ラッセンのジグソーパズル このクリスチャン・ラッセンという人の作品は、日では80年代後半〜90年代前半に、ブームの全盛期を迎えました。今では少々影が薄くなった気もしますが、一時期はおもちゃ屋さんのジグソーパズルコーナーへ行けば、ハワイのお土産屋さんに行けば、水族館へ行けば、カラオケに行けば、パチンコに行けばーー必ずラッセンの絵か、あるいは「ラッセン的なイメージ」が溢れていたような記憶が、確かにあります。 私は1987年の生まれなので、その全盛期の頃の「ラッセン」を、ぼや〜っとした印象でしか知りません。でも、ジグソーパズルとか水族館とか、自分を取り囲む環境のなかで「ラッセン」あるいは「ラッセン的なるもの」を

    美術史、ヤンキー絵画を語る『ラッセンとは何だったのか?』 - チェコ好きの日記
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    x-osk 2014/09/18
  • ビジネスやマスコミではなく、アートが新しい町を作る - チェコ好きの日記

    昨年の夏、私はロンドンに行ったのですが、最終日に訪れたせいか、テート・モダンは強く印象に残っています。 テート・モダンは、ロンドンのテムズ河を越えたところにある、現代アートを中心にコレクションしている美術館です。でも、上記の写真を見るとわかる通り、一見美術館には見えません。それもそのはず、テート・モダンはもともと「パンクサイド発電所」という建物だったものを、改築したものらしいのです。 テート・モダンは正面に立つとセント・ポール大聖堂が見えて、風通りも良くて気持ちのいいエリアなんですが、何でもこの辺りは長年、工場や倉庫が立ち並ぶロンドンの裏方的な存在だったといいます。治安もあまりよろしくなかったそうですが、テート・モダンの周辺は、以前に比べて改善されたと聞きます。 意味がわからなくても人を集める現代アート 日だと直島とかがそれにあたるのかもしれませんが、さびれた工場街や島などに美術作品を持

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    x-osk 2014/07/08
  • 『5年後、メディアは稼げるか?』の時代に求められる、教養とは。 - チェコ好きの日記

    教養」という言葉は、私はあまり好きではありません。 辞書には一応それらしき定義はのっているけれど、人によってその意味するところが若干異なったりするので、非常に使いにくい言葉であるというのが理由の1つです。あと、インテリ野郎がメガネをクイクイしながら嫌味ったらしく使う言葉に聞こえるというのも、2つ目の理由としてあげておきましょう。 いつの時代も決して(表面上は)軽視されることはなかった「教養」ですが、先日読んだ『5年後、メディアは稼げるか』というのなかに、これからの時代はますます「教養」というものが求められるようになるよ、という記述がありました。私はメディア関係の人間ではまったくありませんが、なかなか興味深かったので、今回は「教養」というものについて、考えをちょっとまとめてみようと思います。 5年後、メディアは稼げるか――Monetize or Die? 作者: 佐々木紀彦出版社/メーカ

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    x-osk 2014/01/04
  • スクールカースト撲滅は、日本を救う!?の巻 - チェコ好きの日記

    いきなりですが、「日を救う」は盛りすぎだったかもしれないことを、最初にお詫びしておきます。 (え…………) ところでみなさんは、「スクールカースト」という言葉を、ご存知でしょうか? 教室内(スクール)カースト (光文社新書) 作者: 鈴木翔,解説・田由紀出版社/メーカー: 光文社発売日: 2012/12/14メディア: 新書購入: 6人 クリック: 111回この商品を含むブログ (31件) を見る ご自分の中学校時代や、高校時代を、よーく思い返してみてください。 おそらく、あなたの学校には、クラスには、目には見えない、けれどだれが見ても明確な――奇妙な「序列」があったはずです。 それが、「スクールカースト」とよばれるものです。 カースト上位の子と、下位の子は、服装、髪型、容姿などの外見的要素のほか、異性との交流頻度、行事への積極度など、さまざまな局面において、明確な差が現れます。 たと

    スクールカースト撲滅は、日本を救う!?の巻 - チェコ好きの日記
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    x-osk 2013/10/22
  • アラサー♀が『おひとりさまの老後』を読んで考えてみた。 - チェコ好きの日記

    現在26歳の私ですが、上野千鶴子さんの『おひとりさまの老後』というを読んでみました。 おひとりさまの老後 (文春文庫) 作者: 上野千鶴子出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2011/12/06メディア: 文庫 クリック: 4回この商品を含むブログ (5件) を見る なぜこのを手に取ったのかというと、「働き方」とかについて考えすぎるあまり、先行して話が「老後」と「死」にまでいってしまったとでもいいましょうか、「終わり」から「今」を考えてみるのはどうだろうと思ったとでもいいましょうか……。 数年前に発売され、ベストセラーになった書。 発売当初から大学の先生に読むように勧められていたのですが(勧める先生もどうかと思うが)、当時私は学生だったため、目先の就活に必死で社会人になった後のことまで考えられなかったんですね。数年間社会人をしてみて、ようやく「そういえば、この先どうなるんだっけ?」

    アラサー♀が『おひとりさまの老後』を読んで考えてみた。 - チェコ好きの日記
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    x-osk 2013/10/20
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