先日こういうツイートがあった: Haskellとかの関数型言語を使用しているプログラマの皆様にお聞きしたいんですけど、「関数名 引数 引数 ...」みたいな関数呼び出し構文って見にくくは無いですか?「関数名(引数, 引数, ...)」に慣れたこちらからすると、丸括弧が無いからコード中のどこが関数呼び出しなのかパット見で把握しにくい。— sounisi5011/プログラム (@sounisi5011Prog) February 22, 2022 「見にくくは無いですか?」と聞かれると、個人的には「全然大丈夫です」と答えざるを得ないのだが、次のツイートに関しては考えさせられた: 数式でも函数には丸括弧を使ってるのに、どこのタイミングで丸括弧が消失したのかわからないし、その選択をした理由も思いつかない。— sounisi5011/プログラム (@sounisi5011Prog) February
Kernel/VM探検隊は、カーネルやVM、およびその他なんでもIT技術の話題ジャンルについて誰でも何でも発表してワイワイ盛り上がろうという会です。佐伯氏は、WSL2においてあまり知られていないバグと事実について発表しました。 自己紹介 佐伯学哉氏(以下、佐伯):Kernel/VM online part4ですが、「ここが変だよWSL2」という日本語タイトルで、スライドは英語になっていますが、WSL2(Windows Subsystem for Linux 2)に関するいろいろなことを話します。 アウトラインですが、基本的にはランダムトークで小ネタをたくさん話します。なので、WSLとは何かとか、技術的には興味深いけれど公式のドキュメントがきちんと説明してること、つまりWSLgですね。技術的にはおもしろいのですが、公式が全部説明しているので、ここでは一切触れません。このトークは、僕が個人的に
BIOSからUEFIへ BIOSはなぜ終わらなければならなかったのか:“PC”あるいは“Personal Computer”と呼ばれるもの、その変遷を辿る(1/4 ページ) 昔ながらのIBM PC、PC/AT互換機からDOS/Vマシン、さらにはArmベースのWindows PC、M1 Mac、そしてラズパイまでがPCと呼ばれている昨今。その源流からたどっていく連載。第16回はWindows 11で注目された、UEFIとその前身であるBIOSについて。 第1回:“PC”の定義は何か まずはIBM PC登場以前のお話から 第2回:「IBM PC」がやってきた エストリッジ、シュタゲ、そして互換機の台頭 第3回:PCから“IBM”が外れるまで 「IBM PC」からただの「PC」へ 第4回:EISAの出現とISAバスの確立 PC標準化への道 第5回:VL-Bus登場前夜 GUIの要求と高精細ビデオ
Linuxカーネルを拡張する「eBPF」のWindows対応を進めるマイクロソフト。eBPFの代表的なアプリ「Cilium」をWindowsへ移植 eBPF(Extended Berkeley Packet Filter)はクラウドネイティブ関連で最も注目されている技術の1つです。 CiliumやCalicoといったCNI(Container Network Interface)のためのプロジェクトでeBPFが採用され、昨年10月にはKubeCon+CloudNative Non NA 2021と同時に「Cloud Native eBPF Day North America」が開催されています。 eBPFとはLinuxカーネルを書き換えることなくその内部の機能をフックし、フック先でサンドボックス化されたプログラムを実行することにより、カーネルをプログラマブルに機能拡張できる機能です。これに
「開発プロセスにプロファイリングを組み込むのはどうだろう?」 ミーティングで、プロファイリングの重要性を発言するだけで、みんながあなたの深い知見、意識の高さに驚くことでしょう。もちろん、あなたは、プロファイリングのやり方を知っている必要はありません。開発の終盤に、性能目標が達成されず、解析が実施される頃には、誰もあなたの発言は覚えていません。しかし、万が一、あなたの意見が採用されても困らないように、この記事を参考にしてください。 Goは、CPU、メモリ、block、mutexなど、使いこなせないほどの種類をサポートするプロファイリングツールpprofを標準機能として提供します。一方、Rustは、そんな機能を提供しません。Rustへの愛が揺らぐかもしれませんが、Rustへの愛は、見返りを求めない純愛です。愛の見返りに何かが与えられると期待してはいけません。 Rustでもpprofあなたは、す
Telebit - Written in JS. Code. tunnel.pyjam.as - No custom client; uses WireGuard directly instead. Written in Python. source code SSH-J.com - Public SSH Jump & Port Forwarding server. No software, no registration, just an anonymous SSH server for forwarding. Users are encouraged to use it for SSH exposure only, to preserve end-to-end encryption. No public ports, only in-SSH connectivity. Run ssh
こんにちは。LegalForce Researchで研究員をしている神田 (@kampersanda) です。 LegalForce Researchでは現在、高速なパターンマッチングマシン Daachorse(ダークホース)を開発・運用しています。文字列処理の基礎である複数パターン検索を提供するRust製ライブラリです。以下のレポジトリで公開されています。 github.com 本記事はDaachorseの技術仕様を解説します。具体的には、 複数パターン検索に関係する基礎技術(トライ木・Aho–Corasick法・ダブル配列) Daachorseの実装の工夫と性能 を解説します。 以下のような方を読者として想定します。 文字列処理アルゴリズムやデータ構造に興味のある方 自然言語処理の要素技術に興味のある方 Rustライブラリに興味がある方 Daachorseについて 複数パターン検索の基
(... and solving some PostgreSQL wicked problems) OrioleDB is a new storage engine for PostgreSQL, bringing a modern approach to database capacity, capabilities and performance to the world's most-loved database platform. OrioleDB consists of an extension, building on the innovative table access method framework and other standard Postgres extension interfaces. By extending and enhancing the curre
Between 2016 and 2020 I wrote a series of blog posts called “How to speed up the Rust compiler”. These were mostly about my work on the Rust compiler, plus some updates on the progress on the Rust compiler’s speed in general. I am now back on the Rust bandwagon as a member of Futurewei’s Rust team, and it’s time to start up the blog series again. Successes In the past few months I have landed some
The Rust team has published a new version of Rust, 1.59.0. Rust is a programming language that is empowering everyone to build reliable and efficient software. Today's release falls on the day in which the world's attention is captured by the sudden invasion of Ukraine by Putin's forces. Before going into the details of the new Rust release, we'd like to state that we stand in solidarity with the
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