ヤマハ様から新しいAI歌声合成技術VX-βを活かす芸術的な歌曲を創造して欲しいと依頼を受けた作曲家・田廻弘志(tamachang)は、歌詞に「いろはうた」を選び、日本語で書きうる森羅万象・喜怒哀楽の象徴として管弦楽と6声合唱で表現しました。古都奈良から発信する墨アーティスト:イマタニタカコが、この世界を成立させている木火土金水の素材、そして光と風にいろは文字を書く様子を、映像ディレクター:加納真が丁寧にカメラに収め、りんご湯がCGを担当しました。冒頭のワンシーンを稗田阿礼を祀る奈良県大和郡山市の賣太(めた)神社で撮影しました。日本には「言霊」という言葉があります。日本語の言葉は、それ自体に魂が宿るのです。命なきプログラムが歌う言葉にも、ひょっとして?たぶん。おそらく。▼使用音源 : VOCALOID β-STUDIO VX-β の multiβ-Nより6声▼制作環境:Logic Pro X