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ブックマーク / www.astroarts.co.jp (2)

  • ガニメデ内部に多段重ねの海の層?

    【2014年5月7日 NASA】 宵の西の空に輝く木星には、地下に海があるとされる大型衛星が3つある。そのうちのひとつ、ガニメデの内部が、氷と水の層の多段重ねとなっている可能性がシミュレーション研究で示された。 木星の衛星ガニメデは、火星の4分の3ほどの直径を持つ太陽系最大の衛星だ。おなじく木星の衛星カリストとエウロパ、また土星の衛星タイタンやエンケラドスとともに、地下に海をたたえているとされる天体のひとつである。 ガニメデの場合は従来、2つの氷の層に液体の水の層がはさまれていると考えられてきた。だが今回、硫酸マグネシウムの塩の存在を考慮したシミュレーション研究から、さらに複雑なモデルが導き出された(画像)。 Steve Vanceさん(NASAジェット推進研究所)らの新しいモデルは、岩石のコアと、最大で3つの氷の層にはさまれた水の層から成る。圧力で水よりも高密度になった氷が沈んで天体深部

    ガニメデ内部に多段重ねの海の層?
  • 暗闇の中で光るタイタン

    【2012年11月5日 NASA】 土星の衛星タイタンの大気で、太陽光が全く届かない場所から微弱な発光現象が見られた。現段階では明確な原因がわからないという。 「カッシーニ」がとらえた土星の影の中のタイタン。生画像に近い左の画像では、土星からの反射光が当たっている下半分だけが明るく見える。しかし、土星の反射光を取り除いて画像処理をした右の画像をみると、全く光が当たらない上半分も光っていることがわかる。クリックで拡大(提供:NASA/JPL-Caltech/SSI) NASAの探査機「カッシーニ」の撮影画像から、土星の衛星タイタンの大気の深いところから濃いもやを通り抜けて微弱な光が出ていることがわかった。数百万分の1W程度という非常に微弱な光だが、長期間露出の撮影により、この光をとらえることができた。 「非常に微弱ですが、タイタンが暗闇の中で光っていることがわかりました。これは、ネオンサイン

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