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こんにちは。グレブナー基底大好きbotです。 第1回では、環を定義し、その簡単な具体例として、整数環や多項式環を挙げました。 実は、これらは両方とも"可換環"と呼ばれる特殊な環になっています。 第2回では、可換環と非可換環について取り上げたいと思います。 復習 「環」とは、"足し算"と"掛け算"の演算ができて、次の8つの条件を満たす集合のことでした。 定義1 $R$ を集合とし,2つの演算 "$+$" と "$*$" が入っているとする.この時,$R$ が次の8つの条件を満たすならば,$R$ は環であると呼ばれる. 任意の $R$ の元 $a,b,c$ に対し,$(a+b)+c=a+(b+c)$. (和の結合律) $R$ の元 $0$ が存在して,任意の $R$ の元 $a$ に対し,$a+0=a$. (0の存在) 任意の $R$ の元 $a$ に対し,ある $R$ の元 $b$ が存在し
はじめに どうも初めまして、グレブナー基底大好きbot (Twitter:@groebner_basis) です。 最近、プログラマ向けの数学のセミナーや勉強会*1が開催されるなど、コンピュータを専門にする人が純粋数学に興味を持つ機会が増えてきました。 そこで、この記事では、計算科学とも関わりの深い「可換環論」について、プログラミングの側面から解説していきたいと思います。 可換環論とは 可換環論は、代数学に含まれる分野で、140年以上の歴史があります。名前の通り、「可換環」と呼ばれる数学的対象を研究する分野です。この可換環については、後々詳しく説明したいと思います。 かつての数学者は、計算といえば紙に書く「手計算」が主な手法でした。しかし、近年では、コンピュータの発達に伴い、可換環論の色々な計算が数式処理システム(Computer Algebra System) で実現できるようになりまし
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