はじめに YARDというRuby用のドキュメンテーションツールがあります。この記事ではCで書かれたRubyのライブラリにYARD用のドキュメントを書く方法を紹介します。 YARDはソースコード中にドキュメントを埋め込むタイプのドキュメンテーションツールです。ドキュメントはコメントとして書きます。ドキュメントに@タグ名という記法でメタデータを書けることが特徴1です。YARDに添付されているyardocというコマンドを使うことで、ソースコード中に書いたドキュメントからHTMLのリファレンスマニュアルを作成することができます。 Ruby2はライブラリをRubyでもCでも書けます3。Cでライブラリを書くと、処理を高速化したり、既存のC/C++で書かれたライブラリをRubyから使えるようにできます。例えば、rroonga4はC/C++で書かれた全文検索エンジンライブラリgroongaをRubyから使
![Rubyの拡張ライブラリにYARD用のドキュメントを書く方法 - 2012-10-02 - ククログ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/06bdd2cfba37af959427276749418d8c86b5e4b3/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.clear-code.com%2Fimages%2Ficon.png)