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ブックマーク / toshokannowakimichi.blogspot.com (14)

  • 図書館のクラウドファンディングネタとは

    さて、最近は日図書館予算が厳しい事情もあってか、 ファンドレイジングが注目を集める時代になり、 「運営資金に余裕がないなんて言ってないで自力で確保しよう!」 というたくましい図書館もあったりなかったりするようです。 個人的には、その中でもソーシャルな集め方である 「クラウドファンディング」という手法がとても気になっていたりします。 (※ピンポイント攻撃でも絨毯爆撃でもなくターゲットがぼんやりした不思議なアプローチなので、 どのようにすれば効率が良くなるか・成功できるのか、成功要因部分にとても興味をひかれる。) 図書館のファンドレイジング・クラウドファンディングの基的なことについては 今年行われた図書館総合展のフォーラム 「専門図書館のファンドレイジング 日米の資金調達の事例報告と今後の課題」 のスライド(http://www.slideshare.net/masakimatsubay

  • 北米あたりにある、図書館にからむ会社のリストを見つけた

    困ったことにすっかり更新頻度が下がり続けておりますが、 面白いものを見つけたのでメモ。 先日営業の同行中に同級生が働く職場へちょっとした提案をしに行った際、 「高校生向けな学校図書館のディスプレイってどうしたらいいんだろう」という相談をいただきまして。 社内の資料室担当の方に何かいいものがないかと相談してみたところ、 紹介されたのがこちらの。 まだ詳しく内容を読んでいないのですが、 巻末にVender Listという面白げな資料を見つけてしまい、 このブログとしては書きたくなってしまったわけです。 以下のような10業種(約200社)が掲載されていました。 Design Services(デザインサービス) Furniture(家具) Fabric(ファブリック) Shelving(棚、展示ケース) Flooring and Ceilings(床、天井) Miscellaneous Dec

  • 「メタデータとは何か」を説明するための小道具

    16科目分のシラバスを書きあげ、 早速ひと仕事終えた清々しい顔をした僕です。 新年あけましておめでとうございます。 今年一発目は、先日ゼミの忘年会で伝え聞いた小ネタです。 タイトルにある「メタデータ」とは、 "データについてのデータ"などと説明されることが多いのですが、 個人的には、 図書における「著者名、タイトル、出版社、…」とか 動画における「再生時間、ファイル形式、…」とか 検索する際の手がかり(キー)として使える情報とか、 「特定の対象」を識別・判別する際の基準として使える情報とか、 管理上忘れてはいけないから記載しておかなければいけない情報とか、 そういったものを指している用語だと認識しています。 正確ではないですが。 で、このメタデータの重要性をインパクトのある形で伝えるために 用意するのはごく普通の"ペットボトル飲料"です。 流れとしては、 1.ペットボトルを受講者に見せる

  • 図書館総合展で気になった商品とか企業さんとか。

    先日行われた図書館総合展に1日だけ遊びに行きました(初日の11月9日のみ)。 司書資格の取得を目指す学生に 図書館がどんな企業や技術に支えられているのか見てほしかったし、 僕は僕で面白い商品や見学先の候補を探して、今後の授業に役立てようと思いまして。 後者の方が当の目的で学生を連れ回しただなんてそんなまさか。 授業のためどころか、最悪の場合ブログのためにしかならない可能性もあるとかそんなまさか。 そんなわけで、気になった商品や見学のお願いをしたところなどをメモしておきます。 あと、下の方におまけを書きました。よかったらそちらもどうぞ。 ___________ 文生書院さんの、「の小口に傾斜ができると見える絵」をデザインする技術がなかなか面白かった。 イマイチうまく説明できていないけれど、参考までに同社のブログ内を"小口絵"で検索した結果をリンクとして貼っておきます→(こちら) 山口県あ

  • コピペレポートとの戦い

    先日99%コピペで作られたレポートと遭遇しましてね。 (語尾だけいじってあったので100%ではない) 普段はその可能性を考慮して、レポートによる採点そのものを避けているんですが、 通信課程の科目だったから避けようがありませんで…。 最終的にはコピー元のURLをコメント欄に記載し返却したんですが、 1.どこで疑いを持ったか 2.どうやってコピー元を探したか 3.URLを付けて返した理由 などについてインターネットの片隅に書いておくことで 愚痴を書きつつ、釈明もしつつ、 誰かのために役立つことを期待する、というのが今記事の趣旨です。 1.どこで疑いを持ったか 今回のケースでは、文章の流れにはふさわしくない主語が疑問のきっかけでした。 具体的には、 「図書館は○○すべきである。」という主旨で書かれた文が続く中に 「学校図書館は△△である。」と書かれたくだりがありました。 「図書館は」と表現する場

  • 宮内庁書陵部見学

    宮内庁の書陵部についての概要はこちら(※パンフレットのPDF版)をどうぞ。 今回の見学は、僕にとっての恩師(学生時代の指導教官)が、 現在宮内庁所属の方(数年前、同時期に大学で教鞭をとっていた)へ 連絡をとって実現したという流れです。 そこまでしなくても閲覧はできるし、 今年は皇室の文庫 書陵部の名品という特別展が行われていたのですが、 解説を頂いて初めてわかることもあるのでとても有難い話でございます。 写真撮影はNGで、見たものをおすそ分けとはいかないけれど メモを残しておきたいと思います。 当日15人くらいで訪問したところ、展示室のような所へ通されました。 どうも臨時的な展示室を作ってくださった様子だったけれど、 そこには ・古今和歌集(カタカナ) ・伊勢物語 下(奈良絵) ・信長朱印状 ・解体新書 (安永3年版) ・木戸孝允宛書状(坂龍馬記) などなどの貴重な史料が展示ケースに

  • D・O・I! D・O・I!

    引用の記述形式について網羅的にまとめておきたいといろいろ調べているうちに、 ふとDOI(Digital Object Identifier/ディジタルオブジェクト識別子)に目が行った。 考えてみれば他人の論文の冒頭で触れられているのを見る程度で 大雑把にしか知らないし、 これを機にと思いDOI.orgを見ながら少し自分で調べてみたわけです。 ざっと気になった所だけ読んだ限りでは、 システムに組み込むとかでなければ、 内田 尚子. “ディジタル・オブジェクト識別子(DOI)”. 情報管理. Vol. 42, No. 1, (1999), 32-46 .を読むだけで満足できる、という結論に達しました。 なんという徒労… この目の疲れからくる悔しさをどこにぶつければ… 規格だから当たり前かもしれないが 10年前からそんなに変わってないじゃないか… ということで、その悔しさはこのブログにぶつけるこ

    D・O・I! D・O・I!
  • Google Booksは、表示させないだけで全文持ってるんだと…

    Google Booksは図書をスキャンして 全文テキストを持っていると思っていたんだけど、 自動で引用ネットワークを構築したりはしていないような…? ドキュメント間の引用ネットワーク(引用する・されるという関係を表したもの)が あれば便利なのは学術、webの世界をみても明らかだし、 ボーンデジタルか否かに関わらず アナログ資料のデジタル化も進んでいるんだから 一つの図書をチェックする ↓ 図書内で言及されている 「図書」(Google Books内、OCLC等へのリンク) 「論文」(Google Scholar、学術コンテンツへのリンク) 「ウェブページ」(URLによるリンク) 等へのリンクが自動で表示される機能くらいあっても良さそうなんだけどな…? 別に書誌記述が著作権にひっかかることもないんだし。 うーん、でも現状でサービスが展開されてないってことは 「自然言語中に書かれた引用・参考

  • 【図書館史14】【情報サービス概論14】

    図書館史14】 テーマ:現代と今後の図書館 図書館の協力体制や資料電子化の話。 ファーミントンプランとか全米集書目録計画(NPAC)とか、 IIB→IID→FIDという謎の記号とか、 IFLAのコアアクティビティの話とか。 もちろんそんなに詳しい話はしないけども。 あとはデジタルデバイドが心配な学生たちに ・プロジェクトグーテンベルク ・青空文庫Google booksあたりを紹介しておいた。 図書館が今後変わっていきそうだ、 資料なくなるんじゃね? という感覚を持ってくれればそれでいいかなと思います。 【情報サービス概論14】 テーマ:情報サービス環境の変化 メールやチャットやTwitterによるレファレンスや レファレンス協同データベース、 Googleのサービス一覧に書かれる機能、RSSamazonはてなブックマーク、次世代OPAC、なんかの話。 図書館員がwebサイトの

    xiaodong
    xiaodong 2010/07/20
    「「amazon+google+はてなブックマーク+メタサーチエンジン」に図書館世界のFRBR理論を足したもの」
  • 没研究『所属大学の紀要の分析』を弔うコーナー

    自分の所属する大学が発行する紀要について 昨年、一昨年となぜか編集委員を任命され いろいろ思うところがあり その評価・分析をして学内のいろんな方に 現実を見せて差し上げようと考えたのが発端です。 一応卒論、修論は計量書誌(引用分析)の畑だったし お茶を濁す程度のことはできるだろうと 考えていたんですが…、 苦労の割にリスクしかないのでここで弔う運びとなりました。 でも似たような分析をやりたがる、 まっとうな大学におられる 図書館実務者や紀要委員の方もいるかもしれないし 小ネタとしてここに書いておくことにしました。 やりたかったのは以下のようなことです。 1.「掲載論文とそれが持つ参考・引用文献リスト」と 「掲載論文を引用した論文」を集める。 引用関係を見るといったら Web of ScienceかScopusあたりが定石ですが しょんぼり大学ではそのような貴重なデータベースはなく、 仮にあ

  • 図書館のわき道: ネタ企画原案:図書館人材中継所

    授業期間が終わってテストが片付く 8月中旬まではフットワークが重いので しばらくは妄想ばかりになりそうです。残念です。 で、今回思いついた企画名は「図書館人材中継所」。 まーたアホなこと言いだしたよこの人、と言われるかもしれないけど 将来何かの役に立つかもしれないので メモだけしておこうと思いました。 企画としては単純で、 「図書館に就職したい人(特に学生)にUstreamとかで 生中継アピールしてもらう。 それを各図書館の人事採用担当とかが見ていて スカウトできたらwin-winですよね。 それを大学内に作り、学生用に作ったら 就職率も上がるかもしれないよね。」というもの。 1人で語るのが恥ずかしいなら この私目がトークで就職希望者の魅力を引き出してやろうじゃないか ということも企画段階としては付け加えておきたいところ。 (企画が実現するとしたら、やらない方がいいと思われる) いや、まあ

  • NDL国会分館見学レポート

    多くの方に貴重なお時間を頂き 国立国会図書館の国会分館を見学させていただきました。 休館日に丁寧な案内を頂いたこと、 およびこのような形での公開を許可していただいたこと 改めてお礼申し上げます。 実は同時に参議院院内、参議院議長公邸も見学し、 撮影と公開の許可を頂いたのですが まとめるのに時間がかかりそうなのでまた別の機会に。 (かなり貴重な資料になる予感) さて、今回お邪魔した国立国会図書館国会分館ですが、 国会議事堂の4階と5階にあり(5階は書庫)、 組織としては国立国会図書館の「調査及び立法考査局」に属しています。 調査及び立法考査局の"国会向けアンテナショップ"としての位置づけであると伺いました。 国会分館長以下12人の職員で動いているそうです。 館内レイアウトを見て頂けると、 衆参両議院の間に(またがる形で)図書館が存在することが想像できるでしょうか。 席は全部で74席。 国会議

    NDL国会分館見学レポート
    xiaodong
    xiaodong 2010/06/08
    貴重なレポート
  • ネタ企画・図書館員遠隔操作実験構想

    Ustreamとか流行ってるみたいだし これを使ってどう遊ぼうか考えた結果、 無理やり1つだけ案を思いつきました。 名付けて図書館員遠隔操作実験。 1.図書館員らしき人の頭にカメラをつける。 カメラの映像を配信する。 ↓ 2.利用者を想定した人一人が音声かTwiiterなどで うまいこと指示を出して図書館員らしき人を動かす。 ↓ 3.利用者らしき人が図書館に行ったつもりになって 自由にが選べて楽しい。 要は実際にそんなサービスがあったら ネタとしてなかなかおもしろいかなと。 「図書館に行ったつもりになる」というほどの VR,ARを運用した電子図書館が実現してたら 確実に要らないサービスなんですが。 図書館員遠隔操作に関しては ざっと考えただけでも以下のような問題点があり 実験段階でさえ実現できない気がするところが 無責任発言を抜けられないポイントでしょうか。 a.人件費が高くつく割に効果

  • 図書館のわき道っぽい資格

    様々な館種の図書館への就職を目指す上で、 持ってて得する可能性があるかもしれない、 でも就職してからでも遅くないような気がする、 むしろかすってるだけでは?、 費用対効果、時間対効果を信じきれないけど気になる、 そんな資格を集めてみました。 司書だの司書教諭だの社会教育主事だのは書いてるうちに 嫌になってきたので他の方にお任せします。 番号.主催団体:資格試験名1,2,3,…の形式です。 1.情報科学技術協会:情報検索基礎能力試験,情報検索応用能力試験2級,同1級 http://www.infosta.or.jp/ 通称サーチャー試験。 公共(公立)図書館の場合は「基礎」でも足りると思います。 2級がどんな感じかはこちら。 特に専門図書館に行きたい人は2級までとって損はなさそう。 2.日画像マネジメント協会:文書情報管理士2級,同1級,上級 http://www.jiima.or.jp/

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