シリコンバレーのトップ企業たちにとって、VirnetXという企業名は非常になじみ深いものだろう。もちろんその”なじみ”は同社が人々の尊敬を集めているからではなく、まるで吸血鬼のように人のお金を吸い取っていることによる。そして事実、VirnetXはこれまで幾度となく法廷上での争いで、シリコンバレーのトップの大企業を複数打ち負かしてきた。 特許ゴロのVirnetX、マイクロソフト等から賠償金をせしめる、Appleもその矛先に 例えば、VirnetXはとある特許においてマイクロソフト(Microsoft)を起訴して敗訴させ、2億ドル(約200億円)もの賠償金を手に入れている。そして同じ特許についてVirnetXはAppleをも訴え、そしてAppleは裁判所によって確かにその権利を侵害しているとの判決を下されてしまっていたのだ。 VirnetXの4つの特許がUSTPOによって無効判定、逆転裁判か