Appleは今年の初めにリリースしたiOS 10.3アップデートで、正式にAppleオリジナルのファイルシステム、”APFS(Apple File System)”を導入しました。 APFSは、従来のHFS+に代わって20年ぶりにAppleが導入した全く新しいファイルシステムです。従来のHFS+は1998年に導入されたファイルシステムですが、HFS+は1985年のHFSの改良版のようなものなので、実際は30年以上前のとても古い技術ということになります。当時はフロッピーディスクやハードディスク、しかも今考えると絶望的なほど容量が少ない記憶媒体を使っていて(98年はハードディスク1GBとかが普通でした)、HFS+はそれに合ったものだったのですが、現在は速度が圧倒的に速いSSDが主流で、しかも大容量化しています。 APFSは正にSSDに最適化されたファイルシステムなのです。そしてアクセス速度から
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