ブックマーク / synodos.jp (18)

  • いかがわしくあってはいけない障害者の性――“差別撤廃”か“部分的権利保障”か/要友紀子 - SYNODOS

    昨年、障害学会でシンポジウム「障害、介助、セックスワーク」(2017年10月28日、於神戸学院大学)が行われました。シンポジウムでは、障害者の性の問題をめぐって、障害当事者だけでなく、セックスワーカーの社会的な位置づけを踏まえて議論されるべきであるという問題提起がされました。 そこで、ホワイトハンズという団体が行っている「身体障害者を対象にした射精介助」に対して、障害当事者、障害学研究者、福祉関係者から批判が出されました。(※1)記事では、射精介助をめぐる問題やこれまでの障害者の性に関する論点を解説しながら、ホワイトハンズのような活動の何が問題とされているのかについて説明したいと思います。 障害者の性のノーマライゼーションの運動、議論、実践、支援の歴史は、他のさまざまな課題についての障害者運動、ノーマライゼーションの歴史と同じくらい長いと言えます。これまで障害当事者たちは性に関して、差別

    いかがわしくあってはいけない障害者の性――“差別撤廃”か“部分的権利保障”か/要友紀子 - SYNODOS
  • いまとここを説明する「歴史」――西ティモールの橋と首と兄弟/森田良成 - SYNODOS

    私は、インドネシアの西ティモールで文化人類学の調査をしている。貧しい農村から町へ出稼ぎに来ている人々の仕事と生活を追い、彼らが異なる正しさをもつふたつの経済(売買の経済と贈与の経済)を行き来することで、「市場経済からの自由」を維持しながら生活するさまを明らかにしようとしてきた。 調査の過程で、彼らの村の歴史について情報を整理しようと思い、「あの人ならばすべての歴史を知っている」と友人に紹介された老人たちの元を訪ねたことがあった。彼らが幼いころには村で洋服を着る者がごく限られており、10代の子どもでも裸がふつうだったこと、現在ならば1時間ほどで行くことができる最も近い町に数日がかりで歩いて行ったこと、自動車が通行可能な道路が整備されて、町に出稼ぎに出る者が増えていったことなどを聞くことができた。 だがこうした機会には史実に照合しようのない神話めいた物語が語られて、しばしば戸惑うことがあった。

    いまとここを説明する「歴史」――西ティモールの橋と首と兄弟/森田良成 - SYNODOS
  • 学校・病院で必ず役立つ『LGBTサポートブック』/はた ちさこ、藤井ひろみ、桂木祥子、原ミナ汰、藥師実芳 - SYNODOS

    学校・病院で必ず役立つ『LGBTサポートブック』 はた ちさこ、藤井ひろみ、桂木祥子、原ミナ汰、藥師実芳 社会 #LGBTサポートブック さまざまな生きづらさを抱えているLGBT当事者、ことに青少年期の当事者が適切なサポートやケアを受けられるよう、学校教育関係者と医療従事者にとって欠かせない情報を凝縮した『LGBTサポートブック』(保育社)が出版された。適切に対応することの必要性は認識していても、きちんとした知識をどこから得たらいいのかがわからないという人のために、看護・医療・教育の専門家、研究者、当事者、理解者・支援者たちが共同執筆した書より、いくつかのQ&Aを転載し内容を紹介する。(シノドス編集部) Q LGBTとはどういう意味ですか? A レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーの頭文字を取ってLGBTといいます。性の多様性を表す言葉です。(桂木祥子) レズビアンは女

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  • 「パリ同時テロ」をめぐる誤解――「テロ」「移民」「極右」の連鎖を打ち切るために/吉田徹 - SYNODOS

    悲しいことに2015年は、1月のパリのテロに始まり11月のパリのテロで終わろうとしている。もっとも、その間には紛争地以外だけでも、アメリカ、タイ、チュニジア、レバノン、デンマーク、イギリス、中国、インド等々で、イスラム過激主義が関連したとみられる数々のテロが起きている(例えば2014年まで、こうしたテロはアメリカ国務省の報告書で確認できる)。また今年は、フランスやイギリスだけでも、10件前後のテロ事件が未然に防止されているとされている。ただ、テロをいくら防いでも1件でも成功すればその目的は達せられるのだから、その成否がもつ意義においてテロ行為は非対称性を特徴としている。 国際政治学者の中村研一は、テロリズムの質は「みせる効果の暴力」だと定義している。つまり、テロとは「テロを行う者」、「テロの被害にあうもの」、そして「テロを見せられるもの」という、3者の間の関係を質にしているのだという(

    「パリ同時テロ」をめぐる誤解――「テロ」「移民」「極右」の連鎖を打ち切るために/吉田徹 - SYNODOS
  • 性別違和を有する方々が挑む性別二元論からの脱出――出生時とは異なる性別で生きる/西野明樹 - SYNODOS

    性別違和を有する方々が挑む性別二元論からの脱出――出生時とは異なる性別で生きる 西野明樹 臨床心理士、心理学博士 社会 #いのち リスペクト。ホワイトリボン・キャンペーン#性同一性障害#性別違和感 ―――あなたの「性別」は? この問いの答えに窮したことはあるでしょうか。 大抵の人は、“男性”あるいは“女性”と即答できると思います。ですが、さまざまな理由によって、この問いを前に立ち尽くすことになる方々がいます。産まれたときに“男性”か“女性”のどちらかに指定された「性別(gender)」(以下、身体的性別とします)と自らの性別に対する認識(以下、性自認とします)とが合致していない方たちも、その一例です。 精神医学の分野では、こうした性別に関する不一致が人にもたらす不快感を「性別違和感」と呼び、その精神的苦痛によって健康な生活機能が障害されている場合には、「性同一性障害(gender iden

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  • 日本にあるもう1つの言語 ――日本手話とろう文化/金澤貴之 - SYNODOS

    手話は、耳が聞こえない人たち(すなわち、「ろう者」)の間で使われる、主として手を用いてお互いの意思を伝え合う手段である。手話は、今やテレビ番組にもしばしば登場するし、街中で見かけることも珍しくはない。専門外の人たちにとっても、「手話」という言葉を知らない人は少ないだろう。 ただ、その手話なるものが、音声言語の代替手段にすぎない、身振りに毛の生えたものだと考えていないだろうか。手話は、日語、英語、他の音声言語と比べて遜色なく機能する、日語とは異なる統語構造によって成り立っている1つの完成された言語である。 手話が1つの言語として成り立っていることについては、もう少し言葉を足して説明をしなければなるまい。ここで言うところの「手話」とは、主として耳が聞こえる者(ろう者に対して、こちらを「聴者」という)が、音声を発しながら手話単語を併用して表出するものを指すのではない。ろう者同士の間で用いられ

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    xijiao
    xijiao 2015/02/25
  • 高等教育の量的拡大はどのように行われるべきか?/畠山勝太 - SYNODOS

    民主党の「大学改革ワーキングチーム」で大学や短大などの修了者を同学年人口の95%にまで増やす計画を含んだ、高等教育の量的拡大を柱とした大学改革の報告書がまとめられ、この計画に4兆円を投入する方針が次期総選挙のマニフェストに盛り込まれる予定である事が7月に公開され、ニュースを賑わした。「大学生は多過ぎるのか、大学に行く価値はないのか?」の記事(https://synodos.jp/education/1336)の中で、大学に行く価値があるのかどうかの議論の方法論を提示し、全体の平均で見ると大学に行くベネフィットが大学に行くコストを上回っているため、大学に行く価値はあるし、大学生は多すぎる事もないと議論した。95%という数字の妥当性はさておき、現状からの高等教育の量的拡大それ自体は必要な事であり、この報告書の方向性は評価されるべきものだと考える。 しかし、「大学生は多過ぎるのか、大学に行く価値

    高等教育の量的拡大はどのように行われるべきか?/畠山勝太 - SYNODOS
  • 「アラブの春」を契機に拡大した女性の公的領域と日常化する暴力/辻上奈美江 - SYNODOS

    「アラブの春」が起きて3年が経過した。短かったムスリム同胞団政権がエジプトとチュニジアで終わりを告げ、中東地域は元の鞘に収まったという議論も出はじめた。では「アラブの春」以前からたびたび問題となってきた、中東地域でのジェンダーをめぐる問題はどのような変化が起きたのだろうか。 稿では、「アラブの春」以降、新たな戦略性を帯びた「ヴェール」を中心に、「アラブの春」が諸問題に与えたインパクトについて見ていく。そこでは、「アラブの春」をきっかけに多くの女性たちが公的領域に参加するようになった一方で、常態化する暴力によってよりいっそう女性の身体が危険にさらされているという事実を垣間見ることができる。 2012年12月、イギリスのテレビ局「チャンネル4」にて放送されたドキュメンタリー映像「セックス、民衆、革命」は、「革命」時とその後のエジプトにおいて、いかにレイプやその他の性暴力が常態化しているかを、

    「アラブの春」を契機に拡大した女性の公的領域と日常化する暴力/辻上奈美江 - SYNODOS
  • 越境する海洋民――東南アジアの海域世界から国家と国境を問い直す/床呂郁哉 - SYNODOS

    近年、東アジア周辺において竹島や尖閣諸島などをめぐり国境に絡んだ問題が外交・政治上の大きなトピックとして取り上げられることが少なくない。現在の文脈においては国境をめぐるこうした利害の衝突や、それに伴う各地での排外主義的ナショナリズムの高まりは、ある意味では近代的な政治システム、とりわけ国民国家の制度がもたらす、いわば避けられない副産物としてみなされがちである。 しかしながら、東南アジアの海の民の世界(いわゆる島嶼部東南アジアの海域世界。以下、東南アジア海域世界と記す)の歴史に目を転じれば、現在のような近代的な国境概念や、それに基づいた近代的国民国家の制度それ自体が、むしろ何がしか新奇で異質な存在であることに気づかされる。 このエッセイでは、東南アジアの海域世界の事例に即して、彼らの国家や国境への態度を手掛かりに、現在ともすれば当たり前と思われがちな近代的国民国家や国境概念を問い直すための手

    越境する海洋民――東南アジアの海域世界から国家と国境を問い直す/床呂郁哉 - SYNODOS
  • 『自由と壁とヒップホップ』――今は行き場のない世界でも、魂の叫びは壁を越えていく/ジャッキー・リーム・サッローム×山本薫 - SYNODOS

    『自由と壁とヒップホップ』――今は行き場のない世界でも、魂の叫びは壁を越えていく ジャッキー・リーム・サッローム×山薫 国際 #DAM#自由と壁とヒップホップ#Slingshot Hip Hop パレスチナのラップ・ミュージシャンたちの活動と交流を描いたドキュメンタリー映画『自由と壁とヒップホップ』(原題:Slingshot Hip Hop)が、渋谷イメージフォーラムで公開中だ。イスラエルの支配によってばらばらに分断されたパレスチナ各地の若者たちが、音楽と詞の力で苛酷な現状に立ち向かい、互いの絆を深めていく姿が胸に響く。12月14日の映画公開を前に来日した、パレスチナにルーツを持つアラブ系アメリカ人のジャッキー・リーム・サッローム監督に話を聞いた。 山 『自由と壁とヒップホップ』はすごくパワフルな映画ですね。「パレスチナ」と「ヒップホップ」という組み合わせも新鮮ですし、登場人物がすごく

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  • イスラエル・パレスチナ問題Q&A  SYNODOS -シノドス 臼杵陽 / 現代中東政治

    的には東地中海地域に位置するパレスチナと呼ばれる同じ土地の領有をめぐるユダヤ人とアラブ人の争いです。 1948年5月にイスラエルというユダヤ人国家が建設され、その結果、それまでパレスチナに住んでいたアラブ人(のちにパレスチナ人と呼ばれるようになります)の多くが難民となってしまいました。難民となったパレスチナ人たちが、自分たちの国家をユダヤ人に奪われたパレスチナの地に建設するためにパレスチナ解放運動を開始し、その解放運動がPLO(パレスチナ解放機構)という政治組織(将来のパレスチナ国家に相当します)を中心に展開されました。したがって、イスラエル国家とPLOとの争いがイスラエル・パレスチナ問題となっていったのです。 この問題はしばしば「二千年来のユダヤ人とアラブ人の対立」だとか、あるいは「ユダヤ教とイスラームの宗教的対立」だから解決が難しいといったようにマスメディアなどで説明されることがあ

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  • 文学破壊者と語る夜/ウラジーミル・ソローキン×柳下毅一郎×松下隆志 - SYNODOS

    『親衛隊士の日』(河出書房新社)刊行とウラジーミル・ソローキン氏来日を記念して、ウラジーミル・ソローキン氏、翻訳家であり映画評論家の柳下毅一郎氏、そしてソローキン氏の小説『青い脂』『親衛隊士の日』を翻訳された松下隆志氏によるトークイベント「文学破壊者と語る夜」が開かれた。独特で強烈なソローキン氏の小説はいかにして書かれているのか。貴重なトークイベントをここに記録する。(通訳/北川和美、構成/金子昂) 柳下 日はロシアの作家であり、昨年に『青い脂』(河出書房新社)、今年に『親衛隊士の日』(河出書房新社)が日で翻訳出版された<文学破壊者>のウラジーミル・ソローキンさんをお迎えしました。進行を務めさせていただきます翻訳家の柳下毅一郎です。 松下 北海道大学院生の松下隆志です。縁があって尊敬する作家であるソローキンさんの『青い脂』と『親衛隊士の日』を翻訳させていただきました。よろしくお願いしま

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  • アラブの怪談――ランプの魔人「ジーニー」とは何者か?/清水芳見 - SYNODOS

    で怪談といえば、多くの場合いわゆる幽霊が主人公ということになるであろうが、アラブ世界については、そもそも幽霊に関する報告自体が少ない。しかも、18、19世紀に同地を旅したヨーロッパ人の旅行記や探検記のなかの数少ない記述を見ると、「幽霊(ghost)は知られていない」とか「ふつうの幽霊の概念は存在しない」といったことが書かれていたりする。 ここで「幽霊」という日語を使ったが、この「幽霊」をどう定義するかはそう簡単ではない。ことにその類似の概念である「妖怪」、「化け物」、「オバケ」等とどこでどのように区別するかは、日でも柳田國男以来議論されてきた大きな問題である。その柳田は、「幽霊」とその他の「化け物」とを、主に出現する場所と時間によって区別した(『妖怪談義』、1956年刊)。それによると、前者は出現する場所が決まっておらず、これに狙われたらいくら遠くに逃げても追いかけられるが、後者は

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    xijiao
    xijiao 2013/10/11
  • 2013年度参院選を考える ―― 各党の経済政策から/片岡剛士 - SYNODOS

    第二次安倍内閣が昨年12月26日に成立して半年が経過した。昨年12月16日の衆院選前に1万円を下回っていた株価は1万4,000円台で推移し、83円台であったドル/円レートは100円近辺で推移している。5月23日以降株価は下落し円高が進んだ。だが第二次安倍内閣発足時と現在を比較すると株高・円安が進んだことは明らかである。 株価や為替レート以外の経済指標はどうか。昨年12月と直近時点(5月)の内閣府「景気動向指数」を構成する指標の動きを比較すると、株価の上昇や投資環境の改善、消費者マインドの改善、最終消費財の在庫率の低下といった動きが顕著であり、企業の営業利益は改善し、生産や出荷が増加し、所定外労働時間が増えている。消費も増えている。 2013年1-3月期の実質GDP成長率は前期比年率4.1%と1年ぶりの高成長だった。ESPフォーキャスト調査(2013年7月11日)によると、2013年4-6月

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  • マサキチトセ / 貧困をなくすためのクィアの会 - 生活保護とクィア | SYNODOS -シノドス-

    生活保護」とは、すべての人が「健康で文化的な生活の最低水準を維持する」という理念にもとづき、それを実現するためにつくられた制度です。 生活するために必要な服やべ物にかかるお金、光熱費、義務教育を受けるためのお金、家賃など住む場所にかかるお金、病院にかかるときにかかるお金、介護にかかるお金などなど、わたしたちは、いつもつねに自力で用意することができるとは限りません。近年の就職難で仕事を失うという経験は、誰にとっても身近なものとなりました。リストラにあったとき、契約を更新されなかったとき、派遣を解除されると同時に雇用関係も切られたとき、わたしたちが自分の「健康で文化的な生活の最低水準を維持する」ためのお金を自力で調達するのは非常に難しくなります。 ある程度の給料の仕事がすぐに見つかればいいでしょう。しかしそうなるとは限りません。また、病気になったりケガをしたとき、ストレスやメンタルヘルスの

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  • 「慰安婦問題」の基礎知識 Q&A /小菅信子 - SYNODOS

    橋下徹大阪市長の発言「慰安婦は必要だった」が引き金となって、あらためて、内外で、慰安婦問題に対する批判と憂慮が高まっています。各国メディアの日報道が橋下発言を辛辣に紹介・解説するいっぽう、国連の社会権規約委員会は5月21日、日政府に対して、慰安婦を「売春婦だ」と侮辱するヘイトスピーチ(憎悪表現)を繰り返す国内の排外主義的グループの行動に関して状況改善を求めました。 私も現下の状況を深く憂慮しています。なぜならば、橋下氏はいうまでもなく、石原慎太郎元都知事、一部の国会議員が、慰安婦と慰安婦問題についての日政府の公式見解を逸脱する発言をくりかえしており、そのことが人目をはばからない被害者への侮辱の素地のひとつになっているからです。 さまざまな歴史問題について、日政府の公式見解やこれまでの施策は、内外を問わず、一定の評価を受けるいっぽう強い批判も受けてきました。この論稿では、慰安婦問題の

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  • 橋下徹大阪市長「性風俗業と従軍慰安婦問題」についての発言【3】(2013年5月16日)/大阪市長・橋下徹氏登庁時ぶら下がり取材文字起こし - SYNODOS

    橋下徹大阪市長「性風俗業と従軍慰安婦問題」についての発言【3】(2013年5月16日) 大阪市長・橋下徹氏登庁時ぶら下がり取材文字起こし 政治 #橋下徹#風俗#従軍慰安婦 「橋下徹大阪市長「米軍の風俗業活用を」はいかなる文脈で発言されたのか(2013年5月13日)」掲載後、橋下徹氏の発言に対し、ふたたび賛否両論が巻き起こった。その後の橋下氏の発言を追う。(編集部註:一部文章を整えています) ●橋下徹大阪市長「米軍の風俗業活用を」はいかなる文脈で発言されたのか(2013年5月13日):https://synodos.jp/politics/3894 (冒頭音声なし) 橋下 ……まだきちんと説明していけば理解を得られるという思いで説明していきたいと思っています。 ―― ただ3月首長会の時点では非常に厳しい状況だということはわかっていたと思うのですが、交通の場合はこの間改正案を出されたりいろいろ

    橋下徹大阪市長「性風俗業と従軍慰安婦問題」についての発言【3】(2013年5月16日)/大阪市長・橋下徹氏登庁時ぶら下がり取材文字起こし - SYNODOS
    xijiao
    xijiao 2013/05/18
  • 貧困は連鎖する/安田菜津紀 - SYNODOS

    「豊かな日なのに、ホームレスの方がいて驚きました」。カンボジアから留学に来た友人の率直な感想だ。日貧困問題は「世界の貧困に比べれば、問題視するほどではない」と、あまり光を当てられずにきた。しかしアフリカや各国にはびこる飢餓のような「絶対的貧困」の問題としてではなく、日で考えなければならないのは、その社会のなかに身を置いたときに、生活上の望ましい状態を維持することができるかどうか、つまり「相対的貧困」だ。 わたしがこの日貧困問題について考え始めたのは、学生時代だった。もともと幼いころから母子家庭に育っていたため、生活が楽ではないことには慣れていた。けれどもそんななか、家庭を支えてくれていた母が癌を患った。手術後の経過は良好ではあったが、癌以外の病も患うこととなり、以前のように働ける状態ではなくなってしまった。 そこでわたしたちはまず市役所に行き、生活保護を申請することにした。する

    貧困は連鎖する/安田菜津紀 - SYNODOS
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