東京国際映画祭が始まった。四半世紀を超える歴史を持ちながら、国内外の注目度はいま一つ。後発の韓国・釜山国際映画祭にも水をあけられた。27回目の今年は秋元康さんを総合プロデューサーに迎え、アニメーションなど「クールジャパン」を前面に押し出す。独自色アピールに懸命だ。映画祭は31日まで六本木を中心に開かれる。 映画祭のトップになって2年目の椎名保ディレクター・ジェネラル(DG)は「アニメへの注力がかなり実現出来た」と話す。 目玉企画「庵野秀明の世界」は、「エヴァンゲリオン」シリーズの庵野監督がかかわった約50作品を上映する。協力したスタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーは「自国作を売り出すのが国際映画祭の大きな役割」と話す。「庵野作品は海外展開がうまくいっていなかった。これを機会に海外の人にも広く知ってほしい」 23日の開会式ではディズニー… こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続き
今やアメリカの不妊治療は数千億円規模の巨大産業に成長している。そこでもっとも盛んに取引されているものは何か?――人間の卵子だ。 大学構内の掲示板やソーシャル・メディア、オンラインの求人広告では、若い女性たちが数十万円から数百万円、ときには一千万円にも達する額を提示されている。そして誰かの夢を叶えるために「人助けをしましょう」と甘い言葉で誘われるのだ。 巷ではそれらの求人広告はもちろん、映画やテレビドラマまでもが卵子提供に好意的だ。卵子提供は、女性たちの助け合い、自己犠牲、科学技術の華麗なる成果として描かれる。しかしそこに卵子提供の実態は表れていない。彼女たちが提供を決めた経緯はもちろん、どのように薬を使用し、手術を受けているのか、そして提供後、彼女たちがどうなっているのかは美辞麗句の裏に隠されたままだ。 本映画の原題は『Eggsploitation』。「eggs」(卵子)と「expl
ミア・ワシコウスカの初監督作品、短編『ロング、クリア・ヴュー』がすごくいい!ティム・バートン、ガス・ヴァン・サント、ジム・ジャームッシュの撮影の方法を直に経験してきた”若いながらも歴史あり”なミア・ワシコウスカが、とても見晴らしのいいクリアな視点で撮りあげた珠玉の短編だ。脚本の構成、及び、撮影の構成を、主題以外のことには目もくれずに周到に突き詰め、且つ、主題と戯れる「若さ」にさえ成功している。視点を少しズラすだけで物の見え方はまるで変わるよ、といういたってシンプルな発想の元、実験映画で試行するような枠組みを何の気取りもなく成し遂げている。よく考えられた末に至ったシンプルさというべきか、映画自体は物凄く真っ直ぐなんだ。ファーストショットとラストショットのややアクロバティックな撮影による少年の反射。この反射をこちら側に差異として認識させるために脚本と撮影の構成が組まれている。たとえば自分の手を
『自由と壁とヒップホップ』――今は行き場のない世界でも、魂の叫びは壁を越えていく ジャッキー・リーム・サッローム×山本薫 国際 #DAM#自由と壁とヒップホップ#Slingshot Hip Hop パレスチナのラップ・ミュージシャンたちの活動と交流を描いたドキュメンタリー映画『自由と壁とヒップホップ』(原題:Slingshot Hip Hop)が、渋谷イメージフォーラムで公開中だ。イスラエルの支配によってばらばらに分断されたパレスチナ各地の若者たちが、音楽と詞の力で苛酷な現状に立ち向かい、互いの絆を深めていく姿が胸に響く。12月14日の映画公開を前に来日した、パレスチナにルーツを持つアラブ系アメリカ人のジャッキー・リーム・サッローム監督に話を聞いた。 山本 『自由と壁とヒップホップ』はすごくパワフルな映画ですね。「パレスチナ」と「ヒップホップ」という組み合わせも新鮮ですし、登場人物がすごく
真魚八重子(映画文筆業。「映画秘宝」「キネマ旬報」「TRASH UP」ほかで執筆多数) 第3回のメンヘル系女子でとりあげた映画『17歳のカルテ』で、境界性人格障害と診断されたウィノナ・ライダーは、症状として「淫乱性」をあげられていた。前回ふれた映画では、それぞれのキャラでやけっぱちな性衝動が目立っていたが、実際のところ、そんな画一的ではなくて、誰しもが当てはまるわけではない。メンヘルでも、リスカする人もいればしない人もいる。同様に、性衝動で同じ傾向が出るものではない。 世間には「性嫌悪症」が激しい人も多い。もちろんセックスへの恐怖が心の病気という意味ではなく、あまりにこじらせて病に発展してしまう場合があるということで、特に映画表現は過剰になるから、レアケースを描くことになる。性嫌悪症自体も色々原因があり、不潔感を覚えるという根源的な感覚だったり、親の潔癖なしつけや、小さい頃不快な経験があっ
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ヒーロー「ビマ」誕生 日イ合作の仮面ライダー 来月末から放映開始 2013/05/08 (2013/05/09 18:54:46更新) インドネシアに新しいスーパーヒーロー「ビマ」が誕生する。民間テレビ局RCTIは6月30日から毎週日曜夜、日イ合作の子ども向けテレビ番組「ビマ・サトリア・ガルーダ」の放映を開始する。仮面ライダーシリーズを手掛けてきた石森プロ、インドネシア最大のメディアグループ「MNC(メディア・ヌサンタラ・チトラ)」が共同で制作する。玩具などの関連商品をバンダイが販売、伊藤忠商事インドネシアがライセンスを管理し、海外で総合的にコンテンツを開発する新しいビジネスモデルに取り組む。 ビマの発案者は、自身も仮面ライダーを見て育ったというMNC役員のレイノ・バラック氏。伊藤忠インドネシアの後藤雅行氏と2人で構想を練り上げ、伊藤忠が出資する石森プロと共同で新番組を制作する。 レイノ氏
作品紹介 1991年、ビルマ(ミャンマー)軍事政権の弾圧を逃れ、妻を祖国に残し日本に渡ったビルマ人青年チョウチョウソー(チョウ)。生きるためにレストランで働きながら、祖国で封じられた民主化運動を続ける日々。その後、妻ヌエヌエチョウとの再会がやっと叶い、ビルマ料理店を経営しながら、日本での2人の亡命生活が始まる。第三国でやっと実現した14年ぶりの老父との再会。しかしその父の死の報にもチョウは帰国できなかった。日本滞在はすでに20年以上になり、暮らしも安定した。しかしそこはチョウにとって将来の保障もなく、祖国に貢献する役割も担えない“異国”であり、“自分の居場所”ではない。「家族に会いたい」「祖国で暮らしたい」という願いと、“祖国の民主化運動”のためにその望郷の想いを捨てなければならないという思い。その狭間で揺れ、迷ってきたチョウは、今の祖国の「民主化」をどう捉え、その中でどう生きようとするの
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