長年にわたってテレビの料理番組で活躍し人気を集めた料理研究家の小林カツ代さんが、今月23日、多臓器不全のため東京都内で亡くなりました。 76歳でした。 小林カツ代さんは大阪府の出身で、短期大学を卒業したあとテレビの出演をきっかけに料理研究家としての活動を始めました。 以来、長年にわたってNHKの番組「きょうの料理」をはじめテレビの料理番組で家庭料理を披露し、調理を手軽にしながら手抜きはしない料理は人気を集めました。 またエッセイストとしても活躍し、料理や食に関係する著書はおよそ200点になるほか、活動の幅は音楽にも広がり、チャリティーの演奏会を開いている神楽坂女声合唱団の結成も呼びかけました。 小林さんの息子のケンタロウさんも、料理研究家として知られています。 小林カツ代さんは9年前にくも膜下出血で倒れたあと、療養生活を送っていましたが、今月23日、多臓器不全のため東京都内で亡くなりました