評論家の山本七平氏は、1977年刊行のベストセラー『「空気」の研究』で「日本社会は空気に支配されている」と説いた。ライター・編集者の中川淳一郎さんは「その支配力はますます強くなっている。『空気』に翻弄される生き方を続ける日本人が、幸せにはなれるはずはない」という──。 日本社会を支配する「空気」に目を向ける 日本では法律や条例ではなく「空気」こそが重要視される。新型コロナ騒動において、「マスクは任意」「マスクは屋外では不要」であっても常時着用の「空気」が存在したため、新型コロナ騒動開始から4年目の2023年1月の今も、人々は他人の目を気にしてマスクを着用し続けている。 他国は「罰則」「義務化」「ルール」により人々を統制するが、日本は法律でもなんでもない「空気」が人々を統制する。そしてタチが悪いのが、「政府も自治体も強制していないというのに、『空気』を読んだ末端の施設や組織が、マスク着用を『
中国便り06号 ANN中国総局長 冨坂範明 2023年1月 2022年12月にゼロコロナ政策を撤回した中国で、1〜2カ月の間に起きた新型コロナのすさまじい感染爆発。感染した人の数は、14億人の総人口のうち、9億人とも11億人とも言われている。 2023年1月25日までの全世界の累計感染者数が6億6000万人強であることを考えると、3年間の全感染者数を優に超える人たちが、一気に感染したことになる。 懸念されるのが、変異株の発生で、当然各国は水際対策の強化に乗り出したが、中国当局は「差別的だ」と猛反発。 そこで起きたのが、日本と中国の、ビザをめぐる「せめぎ合い」だ。 だが、実はそれは、勘違いから始まり、日本側の“あるメッセージ”がきっかけで、何もなかったかのように修正されたと思われるのだ。 ■口火を切ったのは日本 駐在の日本人に影響も 最初に口火を切ったのは日本だった。12月30日から、中国か
NHKによると、中国からの旅客に対する水際措置の緩和、撤廃について、日本政府が検討を始めました。 中国は昨年12月初頭にゼロコロナ対策を撤回しました。その後1カ月で全国民の80%、約11億人が感染したと推定される、大流行が起きています。日本政府は12月30日より中国からの入国者に対するPCR検査の実施などの水際対策を実施してきました。 対策導入の第一週(12月30日~1月5日)は中国からの旅客の8.3%が陽性と判定されましたが、その後、感染者数、陽性率ともに急激に低下しています。また、中国で新たな変異株が出現する可能性も取り沙汰されていましたが、こちらも現時点では検出されていません。 厚生労働省の資料をもとに筆者作成。 ゼロコロナ対策撤回から1カ月あまりで感染ピークを越えた。にわかには信じがたい話のように思われましたが、日本側で行っている検査の数値には説得力があります。 陽性率がここまで低
育休、産休を巡る発言で批判を浴びている岸田文雄首相(65)。 1月27日に国会で、「育児中など様々な状況にあっても、主体的に学び直しに取り組む方々をしっかりと後押しして参ります」と発言し、産休・育休中にリスキリング=学び直しをするという取り組みを支援する考えを示した岸田首相。この発言に、ネット上で《育休中に勉強している時間なんてない》《育児をしていない人の発言》と批判が殺到したのだ。 その後30日に行われた2023年度当初予算案の実質審議内で、自身の発言についての批判に対して質問を受けた岸田首相は、次のように反論している。 「私自身、3人の子供を持つ親であり、まず子育て自体が経済的にも精神的にも、また時間的にも大きな負担があるということは経験しておりますし目の当たりにしているところです」 決して育児を軽視した発言ではないと強調した上で、リスキリングについては「ライフステージのあらゆる場面に
今回は、YouTubeで登録者数126万人を誇る、 イギリス人VTuberのVox Akumaさんの生配信映像からで、 来日して痛感した食事事情について語られており、 あくまでも個人の意見ではありますが、 全体を通して日本食を絶賛する一方で、 母国の料理にはかなり辛口な発言をしています。 ・私は日本に行った事で覚醒した。 イギリス料理は酷い。今ならそれが分かる。 別世界の料理を体験してしまったから。 家族とビデオ通話で日本旅行に関する話をした際、 まず放った一言は「英国料理は酷すぎる」だった。 ・日本料理は母国の物に比べ、数光年先にある。 それを知った上で料理のまずい国に戻らなくてはいけないのだから、 落ち込んだ。本っ当に落ち込んだ。 ・日本の焼肉屋では衝撃を受けた。 イギリスのお店でも「和牛」を提供しているお店はあるが、 彼らは100%嘘をついている。 本物ではなく、偽物の和牛を提供して
中国の社会も歴史も、「南」から見なければわからない――。 『越境の中国史 南からみた衝突と融合の三〇〇年』(講談社選書メチエ)で、歴史学者の菊池秀明氏は、福建・広東・広西などの華南地方こそが中国世界のフロンティアであり、ここに生きる人々の「越境のエネルギー」こそが中国近代史と経済発展の原動力だった、という。 日本人には見えていない、「もうひとつの中国」とは? 言語・民族から歴史まで、「南の中国」を知るルポライター・安田峰俊氏が、その現状と台湾・香港問題の背景を解説する。 中国の”標準語”を音声入力する難しさ 近年、私と中華圏の友人との連絡はもっぱらメッセンジャーアプリを使っている。中国大陸の人は微信(WeChat)、白紙運動に加わるなどした反体制系の中国人はTelegram、在米華人はWhatsAPP、香港人や台湾人はFacebook MessengerかLINE……と、プラットフォームは
児童手当の所得制限撤廃を自民党幹事長の茂木敏充が言い出した件で、過去に故安倍晋三や丸川珠代らが行ったトンデモ発言が槍玉に挙がっているが、安倍は『WiLL』2010年7月号に掲載された座談会で「民主党の子ども手当はポル・ポトやスターリンの政策だ」との発言をしており、安倍のスカウトで参院議員になった丸川は国会で下品な野次を飛ばしていた。この件に関する議論の基礎とするために、資料をいくつか挙げておく。 まず茂木発言に関する読売新聞の記事。 www.yomiuri.co.jp 以下引用する。 茂木氏「児童手当の所得制限撤廃を」発言、議場どよめく…実現へのアドバルーンか 2023/01/28 09:22 自民党の茂木幹事長が児童手当の所得制限撤廃を求めた25日の衆院代表質問が波紋を呼んでいる。自民党内の結論が出ていない中、突然、撤廃を訴えたためだ。「異次元の少子化対策」を掲げる岸田首相は撤廃を明言し
まだまだ寒い日が続いていて、水道管の凍結にも注意が必要です。水道管の凍結を防ぐため水道を出したままにする人もいますが、仙台市では水道を出したままにするのは基本的にはやめてほしいと呼び掛けています。 先週から居座る強烈な寒波。仙台市でも、最低気温が氷点下となる日が続き、26日には水道管の凍結に関する相談が水道局に411件も寄せられました。 仙台市民「外の蛇口にタオルを巻きました。凍結すると言われてたので安心できてよかった。まず水が出てよかったです」 水道管の凍結防止策の一つとして、冷え込む夜には蛇口から水をだしたままにする人もいます。しかし、仙台市水道局ではこの方法はできるだけ行わないでほしいと呼びかけます。 仙台市水道局配水管理課相澤正徳課長「水抜き栓が付いているときは、水抜き栓をご使用いただくといいのかなと思っております」 その理由は、多くの人が水を出したままにすると配水量が増え、最悪の
はてなーが作ったゲームが最近出てゲームメディアにも載ってるんだけど皆もブクマしてあげようぜ 『不思議の国のアリス』の世界を舞台にしたキュートなゲーム『アリス・エスケイプト!』発売。「東方Project」アレンジで高い人気を誇る「SOUND HOLIC」が音楽を担当 https://news.denfaminicogamer.jp/news/230130g 制作の中心はilluCalab.で代表はid:eiki_okuma さんだ。 本作のビジュアルはかなり気合が入ってるし、サイトを見れば分かるがゲーム制作実績も豊富だ。 はてなブログもやっている。 https://eiki.hatenablog.jp/ そして彼の書いた有名な記事がある メテオフォール型開発 https://eiki.hatenablog.jp/entry/meteo_fall https://b.hatena.ne.jp/
食べない方の入店お断り――。あるラーメン店がSNSに投稿した訴えが注目を集めている。2人連れの客が来店し、うち1人は注文せず、1杯のラーメンをシェアしたという。安価が売りの店側は「商売にならない」と音を上げ、「食べない方は外のベンチでお待ち頂きます」と訴えた。こうした客側の行動背景や、飲食店が被る損害について、グルメジャーナリストの東龍さんに話を聞いた。 「また起きてしまったかという印象です」 長年、飲食業界を見つめてきた東龍さんは話す。「飲食店の経営や、店の空間価値などといった視点が、まだまだ利用者に伝わっていないのではないかと感じました」 窮状を訴えたのは、茨城県水戸市のラーメン店。1杯400円~と安価で提供しており、「シェアして客単価200円では商売にならないため、当店はシェアをお断りします」とSNSに書き込んだ。子ども連れや、身体的理由など特別な事情がある場合はその限りではないとい
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く