D-Lib Magazine 2004年6月号 10巻6号 ISSN 1082-9873 同一ジャーナルに掲載されたオープンアクセス論文と非オープンアクセス論文のインパクトを比較する (原文: Comparing the Impact of Open Access(OA)vs. Non-OA Articles in the Same Journals, D-Lib Magazine, v. 10, no. 6(June 2004)) Stevan Harnad Chaire de Recherche du Canada Centre de Neuroscience de la Cognition Université du Québec à Montréal Montréal, Québec, Canada H3C 3P8 <harnad@uqam.ca> <http://www.ecs.
何らかの研究をしているひとが大学に属すことのメリットのひとつとして,その大学図書館の資料やサービスをフルに利用できるということがあります. 例えば学外からの資料の取り寄せ(Interlibrary Loan:ILL)サービス.研究において,必要な資料がひとつの図書館だけでまかなえるとは限りません.そのような場合には,そのひとの代わりに図書館が全国各地から資料を取り寄せてくれるILLサービスを利用できると,資料収集の手間やコストがかなり減らせるでしょう. 一方で,大学図書館のILLサービスが利用できない立場にあるひとは,自分で直接現地まで行って資料を入手するか,あるいは最寄りの公共図書館を通じて資料の所蔵館に対してILLを申し込むという方法を取ることになります.あるいは国立国会図書館の遠隔複写サービスなどを利用するという手段もあるのですが,洋書を中心として,大学図書館にしかない資料というのも
本日開催された大図研京都ワンディセミナー 「若手研究者の文献利用環境を巡る問題と図書館へのニーズ」 に参加してきました。 Togetterはこちら 私自身も、『在野の何をしているのかいまいち(いま100くらいかもしれない)わかない人間』なので今後の参考に伺いました。 まず、就職の難しい若手研究者の研究支援に図書館がどのように関われるか、若手研究者の窮状(経済的困窮、研究資源の入手の難しさ、人的疎外)と、図書館に期待することが語られ、その後質疑応答がありました。 聴いていて、根本的な問題なのは、社会がどれだけ『知的インフラ』を整えようとしているのかの問題、つまり日本の情報政策上の問題のように思いました。 知的インフラを整え、誰でも情報源にアクセスし、入手しやすい環境を作るという問題なら大学図書館だけではなく、公共図書館にも研究支援に耐えうる環境整備が必要になるでしょう。 逆に、知的特権階級を
中原淳(東京大学准教授)のブログです。経営学習論、人的資源開発論。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 中原研究室も開設5年。ようやく、研究室所属の大学院生も業績がそろい、ここ1年以内に博士論文を執筆できそうな人が、ボチボチ、でてくるようになりました。 そうなれば、誠にめでたいことであり、指導教員として、気が引き締まることであります。 博士論文というのは、指導学生と教員がタッグを組みながら、各種の段階の審査を通過していく「通過儀礼」のようなものです。「これから1年間は、忙しくなるべな」と思いながら、パンツのゴムをきつくしめなおしております。鬱血しない程度にさ。 ▼ (下記は、あくまで中原の専門分野、状況による記述とお考え下さい。博士論文のあり方は学問分野によってもことなりますし、その作法は千差万別でしょう。下記は、あ
先日の所内領域会議でも話題に出たことだが,来たるべき(と思うけど)独法再編にともなって,農水省系の独法研究所がどういうふうになるのかの具体的なプランは「何もない」のが現状らしい.「上」の方でミーティングはやっているようだが.シミュレーションなしの夢物語だけ.過去に繰り返された組織改編でも似たような状況だったので,下々は誰もが「ああ,またか……」という諦観の空気がすでに流れている.下の方でいろいろ意見を出したり,案を作ったりしても,天上から降ってくる鶴の一声ですべてが決まるということ.この件に関してはあまり深くコミットしてもしかたがないという智慧を誰もが身に着けてしまった. ただ,身の回りの研究環境の着実な変化(研究資金・物的資源・マンパワーの劣化)を考えたとき,かなり切実に研究者コミュニティーの「限界集落化」をひしひしと感じ始めている.国立大学もそうだろうが,独法研究所も研究員の平均年齢は
2. 文献を調べる きのこの詳しいことが書いてあるのは図鑑だ けじゃない 何がどこまでわかっているかを調べる 誰が何を調べて書いているかわからないイン ターネット上の普通の記事に比べ、論文に なったものは査読などを通して信頼性が高い 3. 菌類の文献が乗っている 学会誌ジャーナル 日本菌学会会報(Transactions Mycological Society Japan) 日本語または英語 CiNiiに収録なし学会が会員に2010年まで の論文全てが収録されたDVD を8000円で販売している。 日本きのこ学会(応用きのこ学会) 培養・薬効の話が主。CiNiiで読める 植物分類・地理 古いものはCiNiiで読める 日本生態学会 菌類少ないCiNiiで読める 日本林学会会報 最新のものを除いてCiNiiで読める 植物学雑誌(Botanical magaz
2011年10月03日10:08 カテゴリ研究のタネ 和文論文のすすめ 時々思うのだけれど、理系大学院生とか若手ポスドクの皆さんの中で和文論文の位置はかなり低いのだろうか。 インパクトファクターがない・D論にカウントされない、などメリットがないから書かないほうがいいとまで言う向きもないではないが、ここではあえて書いたほうがいいよという利点をあげてみよう。 和文といっても学会和文誌から商業誌、小さな会報までいろいろあってその中では専門用語の飛び交い方も論文調なのか読み物調なのか、いろいろあるけど、まぁそのへんはざくっと。 ・他分野の人向けの名刺として ポストは同分野の研究者がたくさんいる場所ばかりではない。私立大学などで理系スタッフの少ない場合には分野外の人、例えば理系の教官にも文系の選定委員が入る場合もあるだろう。専門誌の英文論文はやはり分野外の人には評価しづらく、IFだよりの評価になった
自然の恵みを後世に残すためには、その生態と環境を深く、よく知ることが基本です。 海岸の浅瀬、干潟や砂浜は資源生物のゆりかごです。 しかし、それにおかまいなしに埋立てや海岸構造物の建設、水質汚染も加わって、日本中の水辺、海辺の環境は撹乱され、破壊されてしまいました。その結果、ハマグリなど干潟の動植物の多くが絶滅危惧種となっています。 このブログでは、主に砂浜環境の保全を念頭において、日本各地の山、川、海の姿を調べて見てまわったこと、 そして2006年5月に移住した日向市の海辺と里山の様子や生き物などを紹介します。 このブログにリンクを張ることはご自由にどうぞ。 - 自己紹介 - 大学院博士課程修了後7年間の海外での研究と28年余り大学教員をしていました。 海の無脊椎動物(貝、ヒトデ、サンゴ、クラゲなど)が専門、自称の学位は Doctor of Underwater Marine Biolog
100冊読む時間があったら論文を100本「解剖」した方が良い 読書猿Classic: between / beyond readers の続きというか、補遺。 大学等に所属してる人は、そこの図書館と契約してる有料データベースを駆使されたし(使い方はガイダンスがあったりするし、図書館のレファレンスでも教えてくれるだろう)。っていうか、言うまでもないだろ、そんなことは。 ここではフリー(市井)の人が使える手を考える。手はたくさんあるが、いっぱいあっても混乱するだろうから、少しだけ。必要なら追記していく。 とりあえず3つのケースに分けてみた。 1.読みたい論文が決まっている、タイトルも分かっている 2.読みたい分野、知りたいジャンルくらいは決まってる 3.何からはじめればいいのか、さっぱりわからん 番外.論文なんて本屋で買えるぜ 1.読みたい論文が決まっている、タイトルも分かっている A.まずは
追記(2010/3/16) Twitter上にハッシュタグ作りました。質問や相談などにどうぞ。 Twitter:#rmap Twitter:#researchmap 追記(2011年10月23日):訂正 あと、コミュニティを作ってもらいました。 大学院生友の会 追記(2011年10月23日):全然盛り上げられていません。すみません。 まとめ 大学院生は以下の理由でみんなResearchmapに登録しよう 自分が何かトラブルに直面したときに相談するためのチャンネルをもう一本確保する。 自分の業績ややっていることをアピールするための履歴書ページを用意する。 他の大学院生の履歴書ページを見て刺激を受ける。 大学を離れた後でも「研究者としての自分」につながるチャンネルを一本用意する。 大学院生や研究者の力を集める必要があるときの基盤としてResearchmapを使いたい なぜ、大学院生はResea
法律の条項を見ないで私の理解を申し上げます。 1.図書館は書籍などを閲覧者の要求に応じてコピーする権利があります。この時 著作権料を個別に払うことはありません。 1.1.費用はA4一ページ10円とか20円ですね。(経験では) 2.電子ジャーナルも同じだと思います。 3.お目当ての電子ジャーナルはどこの図書館にあるか分かっていますか。先ずそれを発行元に問い合わせましょう。 4.変な話ですが、学会誌、研究論文などはどこの大学も学外のものはあまり置いてありません。大学が多すぎて、世界の大学から送られてくるものを全部受け入れていたら、置き場がないのです。(ですから電子ジャーナルがよいのかも知れませんが。)大学のみならず、学会(日本数学会、日本電気学会など)も事情は似ています。 5.東京の場合、国会図書館、都立図書館も充実していますが、ここのジャーナルについて保存されているかどうか、インターネットで
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