アスカはこれまでシンジや綾波に対し、しばしば嫌悪感をあらわにしてきていた。この回では、それが実は同族嫌悪的なものだったことが判明する。 今回はテレビシリーズ屈指のギスギスした空気の回で、もしかしたら一番好きなエピソードかもしれない。テレビ放送版のほうが展開は粗いが、アスカのテンパッて行く感じが印象に残る。対してビデオフォーマット版には大量の修正・追加シーンがあり、見え方が随分違う。 今回は時間の都合上ビデオフォーマット版しか見返していない。ビデオフォーマットにしか無いシーンがどこなのかは具体的には思い出せないのだが、結果的に今回の感想では追加シーンに関する言及が多くなっている気がする。いずれテレビ放送版を見返すことがあったらその辺少し追記するかもしれない(※脚注に追記済み/2021年1月16日)。 第22話、「せめて、人間らしく」 ■演じられた自分への違和感 ・加持に迫るアスカ。回想と深層
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