不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 以前、「とっても科学に偏ったおすすめの18冊」と題して、このブログで紹介した本のまとめエントリーを書きました。 またそこから3ヶ月ほど時間が経ったので、その後に読んだ本のまとめをしてみようと思います。こうしてまとめてみると、今回は前回ほどは「科学に偏った」わけではなかったようですね。 進化論1.人体 失敗の進化史/遠藤秀紀 獣医学博士で獣医師である著者が、解剖学的視点で動物のデザインを考察することで、ヒトの進化の歴史を探った1冊。他の動物の「形」とヒトの「形」を比較した事実に基づく考察は派手さはないものの、とっても納得感のあるもの。なかでも「なぜ月経があるのか」という考察はとても興味深かったですね。(書評投稿日:2006年07月16日) 2.セックスはなぜ楽しいか/ジャレド