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ブックマーク / gendai.media (337)

  • 家族が「贅沢品」になる時代……誰が“個人”を守るのか?(河野 真太郎)

    サッチャーが言及した「家族」の意味 「社会なんて存在しません」──これは、マーガレット・サッチャーの「新自由主義宣言」として有名な引用文だ。個人を守ってくれる社会なんか存在しない。個人は自由市場の中で選択と競争をして生きていかなければならない。それがサッチャーのメッセージだった。 1987年にサッチャーが三選を果たした際に、雑誌『ウーマンズ・オウン』に掲載された談話である。正確に引用すると次の通りである。 社会なんて存在しません。存在するのは個人としての男女、そして家族だけです。 新自由主義的な個人主義の宣言としてよく引用されるこの台詞だが、社会は存在しない、存在するのは個人だけだというのにとどまらず、サッチャーが続けて「家族」に触れていることの意味は、これまであまり考えられてこなかった。 イギリスの階級の諸側面を考え、それが現代日の私たちに何を教えてくれるかを考えてきた連載であるが、

    家族が「贅沢品」になる時代……誰が“個人”を守るのか?(河野 真太郎)
    xorzx
    xorzx 2019/12/15
    結婚出来ない問題。少子化の元凶だよね。家族を持つ、子供持つことを社会が支援しなければ社会の持続は不可能になりつつある。
  • 「負の性欲」はなぜバズったのか? そのヤバすぎる「本当の意味」(御田寺 圭) @gendai_biz

    もともと「負の性欲」とは、「リョーマ」と名乗る(アンチ・フェミニスト系の)アカウントが2019年7月に考案したワードである。「女性による、よりよい子孫を残すための男性に対する選別と、そうした選別によって『アウト』と判定した相手に対して(自己防御的に)発露する生理的嫌悪感」を指し示す語だった。 「リョーマ」氏のアカウントはツイッター規約に違反しているとされて凍結された。「負の性欲」が爆発的な流行を見せ、ミームとして急成長したのは、発案者がツイッターを去った後のことであった。 女性から男性に対する「キモい」ということばは、しばしば「『キモい』という感情を抱かされた私は被害者だ(そして加害者は、キモいアイツである)」といったニュアンスを帯びる。「キモい」「生理的に無理」といった拒否反応を、他人に向けることの加害性に無自覚な人びとに対する批判的説明として、「負の性欲」ということばには、大きな説得力

    「負の性欲」はなぜバズったのか? そのヤバすぎる「本当の意味」(御田寺 圭) @gendai_biz
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    xorzx 2019/12/09
    自由主義によって拒否されたモテない男には社会を維持するインセンティブがない。結果は少子化ですか?
  • 壮絶…日本で外国人の子供が「ギャング化」その厳しすぎる現実(石井 光太) @gendai_biz

    ギャング化する外国籍の子供たち 今年9月、文部科学省は、日に住む外国籍の子供のうち、15.8%に当たる約2万人が不就学になっている可能性があると発表した。不就学とは、不登校と異なり、学校に籍がない状態を示す。 日には、工場や建設業の仕事を求めて来日してくる外国人が年々増加しており、その中には子供を連れてくるケースも少なくない。 こうした子供たちは家庭環境や日語の壁にぶつかり、学校へ入学しないか、入学しても途中で辞めてしまうことがある。外国人は「義務教育」ではないので、学校を辞めて社会とのつながりが断ち切れるということが起きてしまうのだ。 彼らは学校へ行かなくなることで社会福祉や地域とつながりがなくなり、漂流していってしまうことが多い。児童労働に取り込まれたり、非行化してギャングとなって事件を起こしたりするケースもある。 日が労働力を外国人に頼らざるを得えない状況の中で、こうした子供

    壮絶…日本で外国人の子供が「ギャング化」その厳しすぎる現実(石井 光太) @gendai_biz
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    xorzx 2019/12/08
  • 炎上繰り返すポスター、CM…「性的な女性表象」の何が問題なのか(小宮 友根,ふくろ) @gendai_biz

    2019年も終わりが近づいてきていますが、1月早々の西武・そごうの広告から、記憶にあたらしい赤十字の献血ポスターに至るまで、今年も女性表象をめぐっていくつもの「炎上」がありました。こうした「炎上」はなぜ繰り返されるのでしょうか。言い換えれば、表象の作り手と批判者の間には表象に対するどんな理解の齟齬があるのでしょうか。 ここでは特に理解の齟齬が生じやすい性的な女性表象の問題点について、私が以前に書いた小論「表象はなぜフェミニズムの問題になるのか」(『世界』2019年5月号)をふまえて、少し突っ込んで考えてみたいと思います。あわせてお読みいただけると嬉しいですが、この記事単体でも読めるようになっています。 【文中のイラストは、ふくろ氏の作成】 ふくろ:兵庫県生まれ宮崎県育ち。東京外国語大学外国語学部卒業。編集職を経て現在は英日ゲーム翻訳者、字幕翻訳者。AAAタイトルを含め多数の作品の日語ロ

    炎上繰り返すポスター、CM…「性的な女性表象」の何が問題なのか(小宮 友根,ふくろ) @gendai_biz
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    xorzx 2019/12/08
    現代の大衆向け創作は客体化でありモノ化前提。その中で女性の性要素だけを特別扱いする事はイスラム女性の隠す文化と同じ宗教的な価値観だと思う。善悪では無いけど論理的でも無い。男女同権の考えとは違うのでは?
  • 日本で生活する「外国人障害児」の知られざる苦悩(石井 光太) @gendai_biz

    で暮らす外国人障害児たち 「日に来たばかりの外国籍の子供たちの中には、知的障害や発達障害がある人も大勢います。こうした子供たちの受け皿が日には十分ないため、親から『聞き分けの悪い子』として虐待を受けたり、学校でいじめにあったりするケースが少なからずあります。また、親が手に余り、何年も学校に行かせずに家に閉じ込めていることもあるのです」 日に暮らす外国籍の子供の取材をすると、時折耳にする話だ。 知的障害を持つ人は50人に1人、発達障害を持つ人は15人に1人と言われている。日ではこういう人たちは福祉制度に支えられて生きていくことになる。 だが、日にいる外国籍の子供は、言葉が不自由であるがゆえに、日人のように障害があると診断されず、福祉のセーフティーネットからこぼれ落ちてしまうことがかなりある。 年々増えている日に暮らす外国籍の子供たち。彼らがどのような現実に直面しているかを追

    日本で生活する「外国人障害児」の知られざる苦悩(石井 光太) @gendai_biz
    xorzx
    xorzx 2019/12/08
    日本語が前提の社会なので日本語を話せない人を受け入れるのが間違いなのか?外国人障害児と同じ言語を話せる専門家を育成する事は日本では難しい。
  • 女が男を差別? 恋愛対象ではない男性を排除する「負の性欲」の正体(トイアンナ) @gendai_biz

    女が男を差別? 恋愛対象ではない男性を排除する「負の性欲」の正体 まずは「自分の加害性」を認識すること 数日前、「負の性欲」という言葉がTwitterでトレンド入りした。発端は、ある男性が2018年に書いたブログである。 そのブログによると、性欲には「正の性欲」と「負の性欲」の2種類があるという。正の性欲は「望ましい相手に近づこう」とするプラスの力、そして負の性欲は「望ましくない相手を遠ざけよう」とするマイナスの力とされる。 ブログの筆者は、女性は正の性欲こそ少ないが、恋愛対象でない相手を遠ざける「負の性欲」が強いと述べた。「負の性欲」という新しい語感が話題となり、賛否両論入り乱れる議論が発生したのだ。 私たちが一般に認識する性欲は、好きな相手に近づこうとする「正の性欲」だろう。だが、確かに恋愛対象ではない相手を避けようとする「負の性欲」は存在している……どころか、負の性欲が理由で嫌な目に

    女が男を差別? 恋愛対象ではない男性を排除する「負の性欲」の正体(トイアンナ) @gendai_biz
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    xorzx 2019/12/06
  • 「桜を見る会」に「首相枠」で出席した私が抱く大きな違和感(伊藤 博敏) @gendai_biz

    「桜を見る会」と怪しき招待者 国会が、「桜を見る会」を巡る野党の追及一色となり、安倍晋三首相も菅義偉官房長官も、その対応に追われている。 11月8日、共産党の田村智子議員が、「首相が後援会関係者を多数、招待しているのではないか」と、質問して以来、国会は桜を見る会騒動に揺れている。 「各界において、功績、功労のあった方々を招いて慰労する」という公的な首相主催の催しが、首相の後援会を喜ばせる「政治ショー」になっているという批判は、5000円会費の前夜祭に対する疑惑に発展、刑事告発がなされるに至った。 内閣府は、共産党議員から「招待者名簿」の提出を求められたその日に、シュレッダーにかけて廃棄。「森友」や「加計」を思わせる公的文書の取り扱いは、官僚の忖度を疑わせ、野党の追及、マスコミの報道は過熱した。 加えて、怪しき招待者が問題化した。 入れ墨の入浴写真をSNSにアップしている人物が、「桜を見る会

    「桜を見る会」に「首相枠」で出席した私が抱く大きな違和感(伊藤 博敏) @gendai_biz
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    xorzx 2019/12/05
  • 松本人志の「薬物厳罰化」発言が何から何まで間違っている理由(原田 隆之) @gendai_biz

    相次ぐ芸能人の薬物問題とマスメディア このところ、芸能人の薬物問題が世間を賑わせ続けている。以前にも書いたが、決して芸能界に薬物が蔓延しているというわけではない。単に報道されやすく目立つからに過ぎない。芸能人の離婚はニュースになるが、一般人が離婚してもニュースにならないのと同じことだ。 しかし、世間の注目が集まっているこの機会に、薬物問題に対する理解を深めるのは良いことだ。その意味で、以前、前編・後編に分けて、薬物依存に関する基的な内容を紹介した。

    松本人志の「薬物厳罰化」発言が何から何まで間違っている理由(原田 隆之) @gendai_biz
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    xorzx 2019/12/03
    海外は一般人でも半分近くが1度は大麻をやってる。日本は1%ちょっと。全く違うので海外での対策が日本でも有用だとは思えない。
  • 『宇崎ちゃん』ポスターは「女性のモノ化」だったのか?(江口 聡) @gendai_biz

    『宇崎ちゃん』論争のその後 日赤十字社が献血を呼びかけるポスターをめぐってSNSで激しい議論が生じた。この「現代ビジネス」上でも、大阪大学教授の牟田和恵氏が論説を発表している。 赤十字社のコラボ相手となった丈(たけ)氏作『宇崎ちゃんは遊びたい!』は、累計で60万部以上を売り上げている人気マンガだ。 主人公の一人の桜井先輩は、高身長のイケメンだが奥手で堅物の男子大学生である。もう一人の主人公宇崎ちゃんは、女性的で豊満な身体つきだが、実は非常に活発でい意地がはった「ウザくてカワイイ」女子大学生である。 この作品は、二人がおりなす「くっつきそうでくっつかない」ほのぼのとした日常生活を描いたラブコメであり、部分的にエロチックな要素も含んではいるものの、一部の人々がポスターから連想したような「お色気」や「エロ」中心の物語ではない。 牟田氏は、「宇崎ちゃんのポスターが抱える問題点がわからない人々は

    『宇崎ちゃん』ポスターは「女性のモノ化」だったのか?(江口 聡) @gendai_biz
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    xorzx 2019/12/03
    銭湯で胸の谷間が卑猥なので隠せと言われるのが日本。足首を卑猥とされた戦前と何が違うのか?
  • 髙橋洋一「私をファシスト、レイシストと呼ぶ議員にお伝えしたいこと」(髙橋 洋一) @gendai_biz

    「消費税減税研究会」の経緯 筆者は11月28日、馬淵澄夫衆院議員とれいわ新選組代表の山太郎氏が共同代表をつとめる「消費税減税研究会」に講師として招かれ、国家の財政破綻について話した。馬淵代表は、先日交通事故に遭い入院中のために欠席だったが、山代表をはじめ出席者とは真剣な討論ができた。 まず、馬淵氏の交通事故について触れておこう。11月4日夕方、奈良県の山道で、馬淵氏のが運転する車が山肌に接触する自損事故を起こした。事故があと少し遅く日没でドクターヘリが飛べなければ、救急車で運んでも手遅れになったというくらいの重傷だった。 筆者は馬淵氏と事故直前に会っていたこともあり、事故後にすぐ電話をかけたが、内臓損傷、手足の骨折で命の危険もあると聞いて当に驚いた。幸い、氏は11月30日に退院したとのことで、リハビリに移っている。年明けには「I'll be back」となるだろう。筆者の勉強会の様

    髙橋洋一「私をファシスト、レイシストと呼ぶ議員にお伝えしたいこと」(髙橋 洋一) @gendai_biz
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    xorzx 2019/12/02
    ファシスト、レイシストは違うと思う。
  • ネットを支配する「シニシズム」「冷笑主義」という魔物の正体(津田 正太郎) @gendai_biz

    「提灯記事書いてくれと金積まれたんですか?」 現代ビジネスで記事を書かせていただくのは、これが2回目である。前回の「マスコミの『迷惑行為』が日社会でこんなに叩かれる理由」という記事は、幸いにして多くの方々に読んでいただいた。まあ、辛辣な批判が数多く寄せられたが…。 それらの批判には反論したいものもあるが、そのなかの一つに「どこからから(マスコミの:引用者)提灯記事書いてくれと金積まれたんですか?」というものがあった1。 そりゃ、原稿料ぐらいはいただくけれども、前回の記事の内容について誰かから頼まれたとか、そういうことは一切ないし、マスメディアの「提灯記事」を書こうという意図もない。この数年来、ずっと考えてきたことを改めて文字にしただけの話だ。 もちろん、この批判というか難癖自体は、どこかの誰かの思い込みにすぎず、世論を代表しているとか、そういう話ではまったくない。しかし、気にわない主張

    ネットを支配する「シニシズム」「冷笑主義」という魔物の正体(津田 正太郎) @gendai_biz
    xorzx
    xorzx 2019/12/01
    後半宇崎ちゃん問題に言及してて考えさせられた。
  • 「桜を見る会」問題でまた露呈…この国の深刻すぎる情報隠ぺい体質(三木 由希子) @gendai_biz

    「桜を見る会」の招待者名簿の廃棄が大きな問題になっている。廃棄は適切なのか? なぜ情報隠ぺいが続くのか? 情報公開や公文書管理の数少ない専門家である、NPO法人情報公開クリアリングハウス理事長・三木由希子氏がいくつもの問題点を指摘する。 招待者名簿が廃棄済み 桜を見る会の招待者名簿が、1年未満の保存期間で廃棄済みという。 国会審議でも、「招待者名簿が廃棄済みで詳細不明」との答弁が再三されている状態で、行政文書の廃棄によって説明を拒んでいる。この答弁を耳にするたびに、馬鹿にされているような気分になるのは筆者だけだろうか。 2年前の森友学園問題、自衛隊の南スーダンPKO日報問題を思い出す光景だ。この時は、1年未満という保存期間を理由に、交渉記録や日報を廃棄済みした情報隠ぺいだったことがわかっている。いずれも、政治問題化する中で文書の有無が争点になり、「適正な文書管理」が指示されて文書廃棄が行わ

    「桜を見る会」問題でまた露呈…この国の深刻すぎる情報隠ぺい体質(三木 由希子) @gendai_biz
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    xorzx 2019/11/29
  • 田嶋陽子が日本のフェミニズムにもたらした功罪、なんて書きたくない(山内 マリコ)

    のお茶の間に初めてフェミニズムの風を運んだのは紛れもなく、英文学者で女性学研究家の田嶋陽子だ。ただ、テレビで男性識者たちと激しい喧嘩を繰り広げる彼女を見て、フェミニスト=怒れる女性、というイメージを抱いてしまった人は少なくないだろう。 そんな彼女をいま、再評価する動きがある。“フェミマガジン”である『エトセトラ』の2号目の特集、その名も「We LOVE 田嶋陽子!」だ。責任編集を努めたのは、作家の山内マリコさんと柚木麻子さん。 同特集を発案した山内さんは、“田嶋フェミニズム”の功績をあるきっかけで再認識したという。そんな彼女が、「田嶋陽子の日フェミニズムにおける功罪」についてどう考えるのか聞いてみたかった。すると、こんな答えが返ってきた。 ――「田嶋陽子が日フェミニズムにもたらした功罪」なんて書きたくない。 ※以下、山内マリコさんによる寄稿 「男女平等教育」世代から見た田嶋陽子

    田嶋陽子が日本のフェミニズムにもたらした功罪、なんて書きたくない(山内 マリコ)
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    xorzx 2019/11/29
    田嶋先生でフェミニズムを知ったのでこうやって評価されているのを見ると嬉しくなる。
  • 芸大受験マンガ『ブルーピリオド』を男性性から読み解く(阿部 幸大) @gendai_biz

    ※編集部注:記事には『ブルーピリオド』の物語の展開や核心にふれる記述があります。同作の魅力をより深く味わいたい方には、ぜひコミック編と記事をあわせてお読みいただくことをお薦めします。 少年の「男らしさ」を問いなおす 『ブルーピリオド』は、2017年から講談社の月刊誌『アフタヌーン』にて連載中のマンガである。そのストーリーは、男子高校生が芸大合格を目指して奮闘するというもので、作者の山口つばさも芸大出身であるという。 2019年の「マンガ大賞」第3位、同年「このマンガがすごい」オトコ編4位と、すでに高い評価を得ている。最新コミックス第6巻で「受験編」が完結したところだ。 稿の目的は、『ブルーピリオド』の魅力を語ることのほかに、この作品を読みながら、現代の少年マンガにおける「男性性」のありかたについて考えることにある。論に入るまえに、すこし背景を説明しておこう。 男性学(men’s

    芸大受験マンガ『ブルーピリオド』を男性性から読み解く(阿部 幸大) @gendai_biz
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    xorzx 2019/11/27
    今のアフタヌーンで一番好きかも
  • 医学部入試で出た「他人のおにぎり問題」あなたはどう答えますか?(小林 公夫) @gendai_biz

    「他人が握ったおにぎり」をべられる? センター試験の後継テストとして、2021年から実施される「大学入学共通テスト」の影響もあるのだろうか。医学部一般入試、推薦入試の2次試験で問われる小論文試験や面接試験の内容が、大きく変容しつつある。 ひと言で言うと、従来のように定型的で1つのテーマに絞られた「1行問題」ではなく、実質的で具体的な出題が増えているのだ。いわば、日常で遭遇するさまざまな題材を引用し、考えさせる問題が増えていると言える。これは現在進んでいる大学入試改革の方向性とも合致している。 新たに実施される「大学入学共通テスト」は、その概要で「社会生活や日常生活の中から課題を発見し、解決方法を構想する」場面や「資料やデータなどをもとに考察する場面」などを重視するとしている。 今回は実際に医学部入試で出題された問題をもとに、試験がどう変化するかについて考えてみたい。 上に述べた傾向は、こ

    医学部入試で出た「他人のおにぎり問題」あなたはどう答えますか?(小林 公夫) @gendai_biz
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    xorzx 2019/11/24
  • 「女が生きやすい社会は、男も生きやすい」フランスの元大臣の教え(髙崎 順子) @gendai_biz

    男女平等の政策を力強く推進し、短期間のうちに「グローバルジェンダーギャップ指数」の世界ランキングを駆け上がったフランス。連載「フランスに探る男女連携社会の作り方」では、その推進力を支える政策や発想、人々の考え方などを紹介してきた。今回は「政治」をクローズアップ。大臣経験を持つ、フランスの女性政治家のインタビューをお届けする。 危機感の薄い、日政治家 「今年の春に日を訪れた際、女性問題や家族政策を担う日政治家たちに会いましたが、その多くが男性でした。私が『パリテ(政治参加の男女同数原則)実現には強制力のある法律が必要です』と伝えると、『いやいや、そこまでの法律は要りませんよ』と返された。 彼らは『その問題も、男がうまいことやるから』と考えている様子でしたが、それは違います。民主主義社会を動かすのは、国民の代表者です。ならば女性の権利を回復するには、女性を意思決定の代表に送るしかな

    「女が生きやすい社会は、男も生きやすい」フランスの元大臣の教え(髙崎 順子) @gendai_biz
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    xorzx 2019/11/23
    "フランスが短期間で男女格差の是正を進められたのには、政治面での改革の影響が大きい。たとえば、選挙時の党推薦候補者を男女同数に定めたパリテ法(2000年)や閣僚男女同数内閣の実現(2012年)”
  • 「桜を見る会」批判があまりに的外れな理由(髙橋 洋一) @gendai_biz

    「芸能人逮捕」との関係を言う人もいるが 野党は、今年4月に安倍総理が主催した「桜を見る会」について、税金の私物化だと追及する動きを強めている。と思っていたら、菅官房長官は13日の記者会見で、招待者の基準の明確化など全般的な見直しを検討するとして、来年の開催を中止することを発表した。野党が追及チームを立ち上げようとした矢先、安倍政権のリスク管理で機先を制する形になった。 それでも野党は、桜を見る会の前日に行われた「前夜祭」について、「会費5000円は安すぎる」「政治収支報告書に記載されていないのはおかしい」などと批判している。 どこまでも「疑惑あり」という野党の印象操作の感がある。15日の安倍首相による会見を聞くまでもなく、ホテルと交渉することを考えれば、5000円の会費は異常な廉価ともいえないし、ホテル代や交通費などで安倍事務所側の負担がないなら、収支報告書に記載する意味も乏しい。 ネット

    「桜を見る会」批判があまりに的外れな理由(髙橋 洋一) @gendai_biz
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    xorzx 2019/11/18
  • 中国人も「プライバシー軽視」にはNO!顔認証システム巡り議論沸騰(古畑 康雄) @gendai_biz

    「ベルリンの壁より厚い北京の壁」 「湾湾はネットの自由が好き、壁に登るのは好きじゃない」「ネットの自由がない、壁に登らないといけない所に、誰が帰ると思うの? 全く訳が分からない!」 中国政府が台湾に対する26項目の「優遇措置」を発表した11月4日、中国中央テレビの女性アナウンサーが妙に親しげな口調で「湾湾、回家吧」(湾湾、うちに帰っていらっしゃい)と呼び掛けた。「湾湾」とは中国土で使われる「台湾」の愛称とのことだが、この動画がネットで広がると、台湾ではたちまち違和感が広がった。 ある女性キャスターはネットで「湾湾は家に帰りません。香香(香港)は家庭内暴力に遭っているし、西西(西蔵、つまりチベット)と新新(新疆)は監視されている。湾湾は西西、新新、香香を見て、死ぬほど恐ろしくなった。だから帰りません」と語った後、「湾湾はネットの自由が好き」と言ったのだ。 確かに「中中」にはネットの自由がな

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    xorzx 2019/11/16
  • 皇室記者が現場で感じた、新天皇夫妻と上皇夫妻の「大きな違い」(大木 賢一) @gendai_biz

    天皇夫は日ごとにその安定性を増しているように思えます。皇后となってからの雅子さんが公務をほとんど完璧にこなしていることに驚きの声がありますが、私には予想どおりのことでした。 「当は雅子さんはもう、なんだってできますよ」。5年ほど前、夫に近い筋からそう聞いていました。前天皇夫に過剰な遠慮をする必要がなくなれば、雅子さんは必ず復活する。それは現役の担当記者をしていた十数年前から信じていたことでした。 「生前退位」が明らかにしたこと 私は2008年までの約2年間、宮内庁の常駐記者でした。70代半ばだった前天皇の公務軽減策が提案されていましたが、前天皇は簡単には首を縦に振りませんでした。 生真面目な性格を考えれば、思うとおりの活動ができなくなった時に「位を譲る」ことは、容易に予測できたようにも思えますが、当時は考えもしませんでした。昭和天皇の闘病の記憶があり、天皇とは最後まで天皇であるのが

    皇室記者が現場で感じた、新天皇夫妻と上皇夫妻の「大きな違い」(大木 賢一) @gendai_biz
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    xorzx 2019/11/11
  • 中国「教授拘束事件」の意味…内外の研究者に及ぶ管理・統制(川島 真) @gendai_biz

    国立大学教授拘束事件が落とす影 日の国立大学の教授が、2019年9月社会科学院近代史研究所の招聘を受けて訪中したあと、同研究所の手配したホテルで当局に拘束されたとの報道がなされ、中国政府もそれを認めた。 もし十分な証拠もなく拘束したならばそれは人権問題でもあるし、何かしらの政治的な意図に基づく行為であるのならば、それが中国の国際的な心象、あるいは日中関係などに落とす影は計り知れない。 この拘束されたとされる教授の容疑については、報道では反スパイ法に抵触したとされるが、外交部のスポークスマンはただ「中国の法律に違反した」としか言っていない。 日政府は、9月末の日中外相会談、10月の安倍総理と即位の礼儀式のために来日した王岐山副首相との会談、そして11月の東アジアサミットに際しての安倍総理と李克強首相との会談などにおいて日側から何度も問題の「解決」を求めているが、11月4日現在、拘束は継

    中国「教授拘束事件」の意味…内外の研究者に及ぶ管理・統制(川島 真) @gendai_biz
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    xorzx 2019/11/09