高島屋は30日、カタログ販売しているローストビーフで食品衛生法で認められていない「結着剤」が使用されていたと発表した。 問題の商品は、「くまもとあか牛 ローストビーフ」「お徳用ローストビーフ切り落とし」で、いずれも素材のブロック肉に結着剤が使われていたという。製造過程で食中毒菌が混入する恐れがあるため、ローストビーフなどの肉で結着剤を使用することは認められていない。 同社によると、商品は大阪府と北海道の業者が製造し、昨年から今年にかけて中元商品などとして、約2200点が販売された。これまで食中毒の被害は見つかっていないという。