人工の「流れ星」が夜空を駆けるーーそんな未来が近くまで来ているかもしれない。今回取材したのが、世界初『人工流れ星』の実現を目指す「ALE」COO藤田智明さん(29)。ボストン・コンサルティング・グループを経て、2018年に同社へ。そこには「ビジネスで宇宙研究に貢献したい」という強い想いがあったーー。 人工流れ星事業『Sky Canvas』 「人工衛星を使って、流れ星をつくりだす」世界初の人工流れ星事業。軌道上の人工衛星から、特殊な素材の粒を放出し、大気圏に突入させることで、流れ星を人工的に再現する。流れ星の色や明るさ、光る時間の調整など、人工ならではのエンターテインメント性の開発も進めている。流れ星は最大で半径100kmという範囲で観測可能。たとえば関東地方では、3000万人が同時に、夜空に人工流れ星を見ることができる。スポーツイベントやシティプロモーションといった大型イベントでの活用など
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