米国の最高裁判事クラレンス・トーマスの妻ジニ・トーマスが率いる保守活動グループが、匿名の寄付者から60万ドル(約7800万円)近くを受け取っていたとワシントン・ポストが報じた。これは右翼活動家としてのトーマスが、夫の仕事と倫理的に矛盾する可能性があるとして直面している一連の論争の最新のものだ。 2019年に結成され、税務申告書では「保守派のリーダー、文化起業家、文化的影響力のある人々のネットワークのためのアイデアのための非公式の【略】インキュベーター」と説明されているCrowdsourcers for Culture and Liberty(クラウドソーサーズ・フォー・カルチャー・アンド・リバティ)が、2019年から2021年末までに59万6000ドル(約7800万円)を受け取っていたとワシントン・ポストは報じている。 ワシントン・ポストによると、この支払いは右派シンクタンクのキャピタル・