去年11月に2人以上の世帯が消費に使った金額は、前の年の同じ月を1.1%上回り、2か月連続で増加しました。新型コロナウイルスの影響で食材や光熱費などいわゆる「巣ごもり需要」に関連する支出が増えるなどしたためです。 総務省の家計調査によりますと、去年11月に2人以上の世帯が消費に使った金額は、1世帯当たり27万8718円でした。 物価の変動を除いた実質で、前の年の同じ月を1.1%上回り、2か月連続の増加となりました。 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、 ▽外食費や ▽鉄道運賃などが大きく減少した一方、 ▽肉や野菜といった食材のほか、 ▽電気代や水道料金などいわゆる「巣ごもり需要」に関係する支出が増え、全体として前の年の同じ月を上回りました。 今後の見通しについて総務省は「緊急事態宣言によって、外食を中心に一定程度の影響が出てくることは避けられない。ネットショッピングなどによる消費でどこま