芦別に残る哀しい歴史の痕跡 丘の上に「慰安所」として使われた建物残る 住民たち「チマチョゴリを着た4~5人」 朝鮮人相手の売春に追いやられた現場 日帝強制動員された朝鮮人労働者 「地獄の労働」により逃走が続出すると 三井などの財閥企業が積極介入 日本全域各地に「慰安所」開設 植民統治の末端にいた被害女性たち どんな経路で来てどこへ行ったのか 記録もほとんど残っておらず歴史の闇に 11日、北海道の芦別市に産業慰安所の建物跡が残っている。ポストの後ろに見える建物が慰安所として使われた建物で、今は民家として使われている=芦別(北海道)/チョ・ギウォン特派員//ハンギョレ新聞社 「商店の後ろに小さな家が見えますね。そこが元は産業慰安所でした。今は元の面積の一部だけが残っています」 11日、北海道芦別市の郷土博物館である「星の降る里百年記念館」の長谷山隆博館長は、丘の上の小さな家を指さした。今は民家
1945年10月1日、米軍爆弾処理班によって爆破された日本軍戦車が燃えている。 写真 アメリカ ナショナルアーカイブス(国立文書記録管理庁)提供 東シナ海の入口に位置する済州島(チェジュド)は、19世紀末から戦略的要衝地としてされてきた。 日本はすでに1930年代初めから済州島の慕瑟浦(モスルポ)に飛行場を建設し、中日戦争時に中国爆撃の中間寄着地として活用した。 太平洋戦争が終結に向かっていた1944年9月になると、米軍は日本を海上封鎖するために東シナ海と日本の物資輸送拠点だった朝鮮半島周辺海域に対する封鎖に乗り出し、済州島周辺は米軍と日本軍の激戦場に変わっていった。 日本は1945年3月20日、本土守護のための「決号作戦」を立てた。「決1号作戦」から「決7号作戦」のうち、日本本土外を対象にした唯一の作戦計画である決7号作戦は、2~5師団規模の米軍が1945年8月以後に済州島や全羅北道(チ
1930~40年代、平安道の情景を「パチリ」 米国の神父らが撮った写真集発行 カトリック平壌教区90周年記念 子どもたち・結婚式・建物など150点 精巧な画質・生き生きとした現場性が際立つ 晴れた日、教師の引率で遠足に行く平壌の少年少女たち。明るく笑う彼らの顔の向こうに大同江岸と緩やかな丘陵、わらぶき家がおぼろげに見える。平壌郊外の西浦聖堂付近、1937年=カトリック平壌教区・図書出版ヌンピッ提供//ハンギョレ新聞社 どこまでも明るい顔だ。白い歯を見せてにっこり笑いながら縄跳びをするおかっぱの女の子。平壌付近の畑の小道を歩きながら、三々五々遠足に行く少年少女たちの春の花のような笑顔。彼らはその後、どのような暮らしを経ただろうか。今も生きているなら、南と北のどちらに定着しただろうか。 70~80年前に平壌と平安道一帯の聖堂付近で撮影された彼らの写真は、詩人の白石(ペクソク、1912~1996
国立科学捜査研究院、光州・錦南路にある全一ビルの弾痕を分析 「10階の壁と床に150の弾痕が扇状で広がっており 弾倉が20・30発のM16小銃ではない ヘリに備え付けられた機関銃射撃と推定」 市民を敵と規定した「無差別な暴力」 1980年5・18民主化運動(光州事件)を鎮圧した新軍部が、ヘリから機関銃で集中射撃(機銃掃射)を行ったものとみられる弾痕が発見された。ヘリからの機銃掃射の可能性を推定できる根拠が見つかったのは今回が初めてだ。ヘリから機関銃で連続で発射する機銃掃射は、戒厳軍が民主化を要求する光州(クァンジュ)市民を敵と規定し、無差別に暴力を行使していたことを示す重要な根拠だ。様々な障害物を利用し、銃弾を避けることができる地上射撃に比べ、空中で連続発射するヘリ機銃掃射は銃弾から身を隠すことが難しく、殺傷力がはるかに高いからだ。
今年は画家・李仲燮の生誕100年にあたる。日本のNHK・Eテレは「日曜美術館」という番組で李仲燮を特集し、私もコメンテーターとして出演した(2016年1月24日放映)。 私は2014年に『私の朝鮮美術巡礼』」を上梓したが、そこで李快大を論じた章に、つぎのように書いた。「日本留学から故郷に帰り、朝鮮戦争の際に北から南下して、避難生活の末に家族とも離別して狂死した李仲燮。解放後の南から日本に密航し、画家として社会的に認められ始めていた日本での生活を捨てて北に帰国し、消息不明となった曺良奎。朝鮮戦争の際に北の人民軍側に加担して釜山の捕虜収容所に拘束され、捕虜交換によって北へ行くことを選んだ李快大。かれら3人は、それぞれに秀でた才能をもつ画家だったが、それぞれの針路はこれほども極端に引き裂かれた。解放から70年近くたった現在もなお、李仲燮、曺良奎、李快大、3名の作品を一会場でまとめて展観することの
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