スパム対策組織がオランダのホスティング業者を遮断したことが発端となって、大規模な報復攻撃が発生し、インターネットが一時的につながりにくくなるなど世界に影響が及んだ。 スパム対策組織とWebホスティング業者の争いが発端となって過去最大級のサイバー攻撃が発生し、インターネットが一時的につながりにくくなるなど世界のネットインフラに影響が及ぶ事態に発展した。各国のメディアが3月27日に伝えた。 英BBCや米紙New York Timesの報道によると、発端はスパム対策組織のSpamhausが、オランダのWebホスティング業者Cyberbunkerを遮断リストに加えたことだった。 これに対してSpamhausのDNSサーバを狙った大規模な分散型サービス妨害(DDoS)攻撃が発生。SpamhausはBBCに対し、攻撃の規模はピーク時で300Gbpsに達したと話している。 New York Timesは