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ブックマーク / www.kobe-np.co.jp (34)

  • 手術中のドリル操作ミスで神経切断、障害負わせた疑い 執刀医ら書類送検 赤穂市民病院

    赤穂市民病院(兵庫県赤穂市中広)で2020年1月、腰の手術中に誤って患者の神経を切断し後遺障害を負わせたとして、兵庫県警捜査1課と赤穂署は22日、業務上過失傷害容疑で、当時脳神経外科に在籍していた40代の男性執刀医と、上司で50代の男性科長を書類送検した。捜査関係者への取材で分かった。 捜査関係者によると、執刀医の書類送検容疑は20年1月22日、70代女性患者の腰椎の一部を切除する手術で、出血が多く患部が確認できない状況でドリルを操作。誤って硬膜を傷つけ、神経を巻き込んで切断し両足に重度のまひが残る後遺障害を負わせた疑い。 科長については、上級医として手術の助手を務めていたが、ドリルの操作を中断させたり、十分な止血を指示したりすることを怠った疑いが持たれている。 赤穂市によると、執刀医は19年7月に着任。20年2月までの約8カ月間に携わった手術で、術後に患者が死亡した2件を含む計8件の医療

    手術中のドリル操作ミスで神経切断、障害負わせた疑い 執刀医ら書類送検 赤穂市民病院
  • 全国でも珍しいぴったりの謎 お隣さんの2中学校には「ワープゾーン」も 背景に人口急増 尼崎

    兵庫県尼崎市東七松町2にマンモス学舎があると思ったら、別々の中学校が隣り合わせに建っていた。市立の日新中と中央中だ。2校を隔てるのは緑色のフェンスのみ。全国でも珍しい2校の「隣設」には、1950年代以降の市内の急激な人口増加が背景にあった。(村上貴浩) 北側に日新中、南側に中央中の敷地が広がる。正門は共に西側にあり、その間隔は歩いて数十歩しかない。毎朝、異なる制服の生徒たちが一緒に現れてそれぞれの正門に吸い込まれていく。 日新中の敷地に入らせてもらうと、中央中との境界にはフェンスが張られ、両校にまたがる建物もある。プレートには「配膳室」の文字。今年から市内の中学校で給が始まり、材を搬入する場所だという。 「もともとは両校が堂として使っていた場所でした。扉の先は中央中。給は通路の都合上、中央中の敷地からしか運び込めません」と松村高志教頭。 東に進むと、フェンスの一角に両校を行き来でき

    全国でも珍しいぴったりの謎 お隣さんの2中学校には「ワープゾーン」も 背景に人口急増 尼崎
  • 京アニ事件の被害女性、生存率5%からの生還 熱傷専門医ら20回の手術で救う

    2人の重症熱傷患者の治療に追われた日々を振り返る松山重成さん。パソコン画面の赤丸は京アニ事件の被害女性の手術日、青丸は事件前から入院していた男性患者の手術日を表す=神戸市中央区脇浜海岸通1、兵庫県災害医療センター 1人の患者の死が、1人の患者を生かす。1人の患者の生が、別の患者の命を支える-。医療の現場ではしばしば人間の命が綾をなす。2019年7月18日、京都市伏見区で発生した京都アニメーション放火殺人事件では、全身の94%にやけど(熱傷)を負った30代女性が奇跡的に命をつないだ。生還の背景にはさまざまな偶然が重なり合っていた。(田中伸明) 兵庫県災害医療センター(HEMC)=神戸市中央区=に搬送されてきた女性は、胸と下腹部、足の裏を除き、全身に深いやけどを負っていた。推定救命率は5%以下。松山重成副センター長兼救急部長(58)は「その時点では被害の全体像が分からず、もし他に助かる可能性の

    京アニ事件の被害女性、生存率5%からの生還 熱傷専門医ら20回の手術で救う
  • 町工場が製作「ファンタジー武器」、渋谷で人気沸騰 アニメの主人公気分に 高砂の匠工芸

    渋谷進出で人気を博す「タクミアーマリー」。折井匠社長が単身上京し、ロングラン出店を乗り切った=9月4日、東京都渋谷区神南、「MAGNET by SHIBUYA109」(匠工芸提供) 高砂市の町工場が、東京・渋谷にある二つのファッションビルに相次ぎ期間限定出店し、話題を呼んでいる。プラスチック加工「匠工芸」(同市荒井町日之出町)で、アニメやゲームに登場するような剣などを製作し、「ファンタジー武器」として販売。今夏、渋谷駅前のファッションビルに出店すると、日のアニメファンや新型コロナウイルス禍明けで戻ったインバウンド(訪日客)の人気をさらった。現在は表参道のラフォーレ原宿で「武器屋」の看板を掲げる。(増井哲夫) 巨大なおのやカラフルな剣を手にポーズを決める若者ら、武器に合わせたコスプレ姿の女性もいる。匠工芸のファンタジー武器ブランド「タクミアーマリー」が6月16日、渋谷駅前の「MAGNET 

    町工場が製作「ファンタジー武器」、渋谷で人気沸騰 アニメの主人公気分に 高砂の匠工芸
  • JR三ノ宮駅前、全裸の男が路上で寝る 泥酔状態「私としても知らん」 | 事件・事故 | 神戸新聞NEXT

    兵庫県警葺合署は6日、公然わいせつの疑いで、神戸市中央区の自営業の男(54)を現行犯逮捕した。 逮捕容疑は同日午前3時5分ごろ、JR三ノ宮駅南側の路上で、全裸の状態で寝て下半身を露出した疑い。 同署によると、近くの工事現場のガードマンから110番があった。男の近くには脱ぎ捨てたとみられる服が落ちており、泥酔状態だったという。調べに対し男は「私としても知らん。酒を飲んで寝ていただけです」と話している。

    JR三ノ宮駅前、全裸の男が路上で寝る 泥酔状態「私としても知らん」 | 事件・事故 | 神戸新聞NEXT
  • 「半グレに監禁されている」うそをついた高2男子を逮捕 兵庫県警が50人以上で捜査→元カノの自宅で発見

    11日午後7時半過ぎ、兵庫県明石市の女性が「交際相手の男子高校生が大阪で半グレに捕まって帰れないと言っている」と明石駅前交番に届け出た。兵庫県警が逮捕監禁事件として捜査を始めたところ、翌12日、監禁されているはずの男子生徒(16)が、大阪市内で他の女性といるところを発見した。県警須磨署や捜査1課などは男子生徒が悪質なうそをついて警察業務を妨害したとして、偽計業務妨害容疑で逮捕した。 男子生徒は調べに対し、「両親と一緒にいるのが嫌で、自宅から離れたかった」などと話し、容疑を認めているという。 須磨署によると、逮捕されたのは神戸市須磨区に住む県立高校2年の男子生徒。逮捕容疑は11日午後6時35分ごろ、知人男性に「大阪で半グレに絡まれた。帰れない」などと携帯電話に虚偽のメッセージを送って警察官に捜索させ、業務を妨害した疑い。 男子生徒は11日午後5時ごろ、「明石の知人に会いに行く」と言って、母親

    「半グレに監禁されている」うそをついた高2男子を逮捕 兵庫県警が50人以上で捜査→元カノの自宅で発見
  • カテーテル手術後、複数の患者死亡 神戸徳洲会病院が調査委設置へ「院内から手術に疑義の声」

    神戸徳洲会病院(神戸市垂水区)で、特定の医師が1月以降に携わったカテーテル手術の後に複数の患者が死亡したなどとする告発があり、神戸市保健所が臨時立ち入り検査をした問題で、同病院が14日に調査委員会を設置することが7日、運営法人「徳洲会」(東京)への取材で分かった。 法人の医療安全担当者や理事も調査に加わるといい、適切な手術や治療が行われていたかを調べる。 同病院を巡っては、循環器内科の1人の男性医師が手がけたカテーテル手術で、処置後に少なくとも患者5人が死亡し、ほかにも複数人の容体が悪化したとして、病院関係者らが兵庫県や神戸市などに告発文を送っていた。 告発文は、必要のない患者へのカテーテル手術▽カルテの不備▽院内の医療安全担当者への未報告-なども指摘していた。神戸市によると、この医師は1カ月に約40件のカテーテル手術を実施していたという。市はカルテの内容や、病院の安全管理に問題がなかった

    カテーテル手術後、複数の患者死亡 神戸徳洲会病院が調査委設置へ「院内から手術に疑義の声」
    yachimon
    yachimon 2023/07/08
  • ゲイカップルが神社で結婚式 多くが断る中、尼崎の神社が受け入れ 宮司「多様な神様がいる」

    兵庫県尼崎市にある尼崎えびす神社で来月、ゲイカップルの神前結婚式が開かれる。古くから男女結婚を前提としてきた神道。複数の神社関係者によると、同性同士の挙式については古事記の神話など「信仰上の理由」を背景に断るケースが大半を占めているが、「伝統は変容するもの」と受け入れる神社も出てきている。 LGBTQなど性的マイノリティーへの対応を巡っては、2022年6月、神社庁を母体とする政治団体・神道政治連盟(神政連)が差別的な内容の文書を自民党員に配っていたことが問題化。神道としても向き合い方が問われている。 神社関係者によると、同性の神前結婚式を受け入れる神社はごく少数に限られているという。 神社庁に取材を申し込むと、期日までに回答はなかった。県内外の約10神社に可否を聞くと、大半が「受け入れていない」と答えた。 一方で「今後どうするかは、神社界全体の問題」とする神職もおり、東京都の明治神宮

    ゲイカップルが神社で結婚式 多くが断る中、尼崎の神社が受け入れ 宮司「多様な神様がいる」
  • 「次ミスしたら辞めさせられる」運転士の焦り、歯車が狂い始めた事故25分前 尼崎JR脱線、報告書で振り返る

    「変わった様子はなかった」。彼の家族や同僚はそう口をそろえた。事故前日、当日の朝についても。乗客106人が死亡し、493人が重軽傷を負った尼崎JR脱線事故で、死亡した男性運転士=当時(23)=は乗務中に何を思い、電車を暴走させたのか。25日で丸18年になるのを前に、国土交通省航空・鉄道事故調査委員会(事故調委)の報告書などから直前の経緯を改めて振り返る。 ■〈8時9分 京橋駅、50秒の遅れ〉 午前8時9分50秒ごろ、男性運転士は京橋駅から当時44歳の男性車掌を乗せ、7両編成の尼崎駅行き普通電車を出発させる。既に定刻より50秒ほど遅れていた。 その2時間前の午前6時8分、森ノ宮電車区放出(はなてん)派出所で点呼した係長は、男性運転士の様子について「特に異常は感じなかった」と証言する。京橋駅からの出発遅れは、直前の松井山手駅発京橋駅行きの区間快速で、混雑による遅れが徐々に拡大したためだった。

    「次ミスしたら辞めさせられる」運転士の焦り、歯車が狂い始めた事故25分前 尼崎JR脱線、報告書で振り返る
  • 変わり果てた実家の姿に本紙記者が突きつけられた「被災者になることの痛み」 静岡大雨被害

    台風15号による記録的大雨で、9月23日夜から24日朝にかけ静岡県が大きな被害を受けた。広範囲が浸水し、100棟超の住宅が損壊した。豪雨に襲われた同県中部の山間部、川根町は、私(34)が生まれ育った町だ。実家は大量の土砂が流れ込み、変わり果てた姿になった。被災者になることの痛みをあらためて思い知った。(杉山雅崇) ■電話をかけてもつながらず 小野支局(兵庫県小野市)にいた先月24日朝、スマホを見ると、実家の妹(31)からメッセージが届いていた。 「水害にあいました 家に水が入ってきた はなれはつぶれました 家族全員無事です」(24日午前2時38分) 電話をかけてもつながらない。浜松市に住む兄(35)と地元の役場に問い合わせ、全員の無事は確認できた。ただ、詳しい被害は分からない。道路状況などの情報収集をした後、救援物資を買い込み、26日に静岡に向かった。 ■唯一の車道は寸断、車を降りて 集

    変わり果てた実家の姿に本紙記者が突きつけられた「被災者になることの痛み」 静岡大雨被害
  • 「赤字だから切り捨てるのか」 ローカル線自治体の首長ら憤り JR西、収支初公表

    利用者が少ないとして、JR西日が収支を公表した加古川線。赤字解消の方向性を見いだせていない=11日午後、西脇市野村町、西脇市駅(撮影・伊田雄馬) 新型コロナウイルス禍による経営悪化の影響が、地域住民の足であるローカル線にも及んだ-。JR西日は11日、乗客が少ない路線の収支を初めて明らかにした。突き付けられたインフラ存続の危機に、対象となった兵庫県内の沿線自治体からは「赤字だからと切り捨てるのか」と維持を求める声が上がった。 「赤字区間だけを切り取るのは、運営の見直しありきのように思える」。播磨新宮-上月間の赤字額(2017年度から3年間の平均)が6億円だった姫新線の地元、兵庫県佐用町の庵逧典章町長はJR西の発表に首をかしげる。 町民の生活圏は、鉄路を通じて姫路を中心とした都市部とつながる。高齢化が進み、町外の学校へ通う高校生も増えている中で、「経営状況は理解できるが、生活の軸をなくされ

    「赤字だから切り捨てるのか」 ローカル線自治体の首長ら憤り JR西、収支初公表
  • トラック居眠り運転、若い命奪う 長い休憩取らず750キロ 県道交差点で玉突き、6人死傷事故

    少しの休憩を惜しんだ代償はあまりに大きかった-。兵庫県尼崎市内で7月、40代の男が大型トラックを運転中、乗用車など4台が絡む玉突き事故を起こし、男子大学生1人を死亡させ、男女5人に重軽傷を負わせた。原因は「居眠り運転」。神戸地裁尼崎支部は、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の罪で禁錮3年を言い渡した。公判から見えてきたのは、賃金のためにうその休憩を会社に報告してまでも運転を続けていたという実態だった。(村上貴浩) 7月30日午前7時ごろ、男は福岡市内で荷物を積んだ後、昼ごろに出発して尼崎市へ向かった。 高速道に乗っては降りてを繰り返し、極力一般道を走る。同日夜、中国自動車道で眠気を感じ、西宮市の「西宮名塩サービスエリア」で休憩しようと考えた。しかし、電光掲示板に「(駐車場)満車」の文字が見える。 「到着まであと少しだったので、着いてから休もうと思った」 31日午前0時50分ごろ、激しい眠気

    トラック居眠り運転、若い命奪う 長い休憩取らず750キロ 県道交差点で玉突き、6人死傷事故
  • 「批判されないことが第一に」五輪組織委職員、内幕明かす 閉会式は「いろいろ盛り込んで『残念』」

    コロナ禍で賛否が渦巻く中、1年の延期を経て開催された東京五輪が閉幕した。東京五輪・パラリンピック組織委員会の40代職員が神戸新聞の取材に応じ、相次ぐ方針転換に翻弄された現場の様子や、組織内から見た開閉会式の評価、膨れあがった開催費などについて明らかにした。 -開閉会式の周囲の評判は。 組織委内でも特に閉会式はひどすぎると話になった。演出は残念だった。多くの人に忖度しすぎた結果、子ども、若者、高齢者、被災地、医療従事者などいろいろ盛り込んでいったように感じた。 開会式もドローンがなかったら厳しいものになっていた。しかし、ひとつ気になったのは、リハでは流れていた曲の歌詞をドローンで夜空に描き出す演出のようだったが、番にはなぜかなかった。うまくいかなかったからやめたのか、失敗する可能性があったから安全策をとったのか。 -ネットでは担当者の相次ぐ辞任・解任を受け、大ヒットした「マツケンサンバ」待

    「批判されないことが第一に」五輪組織委職員、内幕明かす 閉会式は「いろいろ盛り込んで『残念』」
  • 唯一の出入り口なのに…住宅地の橋が突然封鎖 実は私有物「買い取るか、通行料を」

    約30戸が並ぶ神戸市北区の住宅地に、車で出入りできる唯一の橋が突然封鎖され、警察官が出動する事態がたびたび起きている。50年近く公共物という認識で使われてきたが、最近になって「私(し)橋(きょう)」であることが判明。所有者は老朽化のため「維持管理費がかかる」として住民に購入を求め、住民は市への移管を提案するが、主張は平行線をたどっている。(小谷千穂) 2019年12月末の午前10時ごろ、神戸市北区山田町小部。有馬街道(国道428号)に沿う天王谷川にかかる1の橋の上に突然、鉄パイプや土のう、ドラム缶が置かれた。進入禁止の標識の紙が添えられ、張り紙には所有者の名で「維持管理費等のご協力を得られない為、住民の皆さまの安全を確保する」と書かれていた。 橋の東側の住宅地の住民にとって、他に車で地域外に出る道はない。住民らは警察に通報し、所有者に申し入れた末、約1時間後に封鎖が解かれた。以降も、20

    唯一の出入り口なのに…住宅地の橋が突然封鎖 実は私有物「買い取るか、通行料を」
    yachimon
    yachimon 2021/03/22
  • 40代男性、コロナで相次ぎ死亡 重篤な基礎疾患なし

    神戸市は3日、新型コロナウイルスに感染した40代男性が死亡したと発表した。同市では昨年12月26日にも40代男性の死亡が明らかにされ、この時点で兵庫県内発表分の最年少だった。2人とも重篤な基礎疾患はなかったとみられている。 神戸市が3日に発表した死者は6人で、いずれも男性。昨年12月28日に40代と70代の2人、同29日に60代1人、70代2人、80代以上1人が亡くなったという。 同市は遺族の了解を得て亡くなった方の死亡日や年代、性別を原則公表しており、死亡日から発表までは数日かかるとしている。 【特集】目で見る兵庫県内の感染状況

    40代男性、コロナで相次ぎ死亡 重篤な基礎疾患なし
  • 真珠湾攻撃で戦死、「2階級特進」から漏れた6人の真実 史実追求の先にあったもの

    1941(昭和16)年12月8日のハワイ・真珠湾攻撃で戦死認定された航空兵55人には、冷徹なまでの「死後の選別」があった--。79年前のきょう、太平洋戦争の戦端を開いた戦果を受け、攻撃に加わって亡くなった彼らに対し、軍部は異例の「2階級特進」を適用した。だが、この処遇から6人だけが除かれ、1階級の進級にとどまっていたことが分かった。敵前逃亡など、あからさまな咎(とが)があったわけではない。同じ作戦に基づいて、同じ戦闘に、同じ航空部隊から参加して命を落とした兵士に、なぜ明確な格差が生じたのか。(小川 晶) 神戸新聞社の神戸社11階、文化部フロアの片隅に、年季の入った1台のコンピューターがある。1990年代のデスクトップパソコンのような、厚みのある外観。社内では「マイクロフィルム」の名で通る。過去の新聞記事が焼き付けられたフィルムを、コマ送りで見ることができる装置だ。 航空機事故を取材する新

  • 神戸新聞NEXT|総合|神戸市民4万人に感染歴か 試算の病院長「公表患者260人と隔たり。本当に大きな驚き」

    抗体検査の研究結果について語る神戸市立医療センター中央市民病院の木原康樹院長=3日午後、神戸市中央区港島南町2(撮影・斎藤雅志) 新型コロナウイルス感染症について、神戸市立医療センター中央市民病院(同市中央区)の研究チームが2日、外来患者千人の血液検査で、3・3%が抗体を持っていたと明らかにした。4月上旬までに、市民約4万1千人に感染歴があった計算になる。この結果を受け、同院の木原康樹院長が3日、神戸新聞社のインタビューに応じた。主なやり取りは次の通り。(霍見真一郎、井川朋宏) -なぜ新型コロナの抗体検査を実施したか。 「どのぐらいの人が新型コロナと接触し、免疫を獲得しているかは、現時点で日ではほとんどデータがない。それは、緊急事態宣言をどの地域で、どう解除するかと密接に関係しており、基礎的なデータになると考えた。結果の精度や、免疫を獲得したことと同じかどうかは議論が必要」 -企画した経

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  • 神戸新聞NEXT|総合|看護職に感染集中 33人陽性の神戸・中央市民病院「現状はぎりぎり」

    兵庫県が新型コロナ対応で3柱の一つに位置づける神戸市立医療センター中央市民病院(同市中央区)で、新型コロナウイルスの院内感染拡大が収まらない。4月9日以降、看護師や入院患者ら計33人に広がり、県内の病院では最大のクラスター(感染者集団)になった。感染症の指定病院を揺るがす事態に、同院の医師の一人は「なぜこうなったのか。皆非常にまずいと感じている」と明かし、不安を募らせる。 感染者は18病棟中半数の9病棟に広がる。コロナ感染対策などについて同院の職員らにはメールで通知されるが、看護師らがどの病棟でどう感染したかの連絡はなく、報道を通じて内容を知るという。ある医師は「一番の不満は院内感染の情報を詳しく知らされていないこと。自分がうつるかもしれないと危惧し、家族も心配している」と語る。 同院のクラスターの特徴は看護師らへの拡大だ。感染した職員26人のうち、看護師、看護助手が20人を占める。医師

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  • 神戸新聞NEXT|事件・事故|元アナの住職「よく分からない」 認知症が進行か

    近所の住宅敷地内の車に鍵で傷をつけたとして、器物損壊の疑いで、元フジテレビアナウンサーで善教寺(兵庫県姫路市西大寿台)住職結城思聞容疑者(73)が逮捕された事件で、結城容疑者が3年ほど前から認知症となり、最近は症状が進んでいたことが関係者への取材で分かった。 また、結城容疑者は接見した弁護士に「自分が何をやったかよく分からない」などと話したという。 逮捕容疑は11日午後0時55分ごろ、同寺近くの民家駐車場に駐車されていた乗用車のボンネットに、持っていた鍵を使って長さ約30センチの傷をつけた疑い。 結城容疑者は「松倉悦郎」の名で約34年間、フジテレビにアナウンサーとして勤務した後、の実家の同寺で住職を務めている。

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  • 神戸新聞NEXT|総合|婚活の核心突き大ヒット 結婚相談所の“直球”ブログ

    「君らの言う自然な出会いって、自分の好みのタイプが、降って湧いたように出てきて、その人が勝手に自分を好きになってプロポーズしてくる 的なやつやろ!」「30超えたら自然な出会いは 無い!!」-。畳みかけるような勢いと圧倒的な文章センスで婚活の核心を突くブログが今、爆発的に読まれている。新しい記事が投稿されるたびに、「面白すぎる」「ほんま好き」と熱い反響を巻き起こし続ける謎の書き手「仲人T」とは一体。(黒川裕生) ブログは、兵庫県高砂市の結婚相談所結婚物語。」が運営。7人いるスタッフのうち、「仲人T」のペンネームで執筆を担うのは、チーフアドバイザーの豊田わか菜さん(38)だ。 豊田さんがブログを任されたのは昨年夏。それまでは所長の苅谷昌浩さん(47)が婚活にまつわるノウハウなどを書いていたが、1日のページビュー(PV)は200程度と牧歌的なものだった。 苅谷さんの人柄と仕事ぶりに心酔している

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