月に1冊、未知なる本を読もうという試み(2024年1〜3月) はじめに 1月:【暇・退屈論】國分功一郎『暇と退屈の倫理学』 2月:【決済】ゴットフリート・レイブラント、ナターシャ・デ・テラン『教養としての決済』 3月:【自炊】土井善晴『一汁一菜で良いという提案』 総括 はじめに 社会人として過ごす年数も少なくはなくなっ…
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原作漫画をずっと読んでいて、倉田英之さんのファンでもある私が、今期のアニメ作品群の中でも特に楽しみにしていた「ささめきこと」。シナリオや演出は勿論のこと、音楽面でも本当に情緒豊かで美しいアニメ作品に仕上がっていて、毎週放送を楽しみにしています。 BGMにはかなりの数の楽曲が用意されているのか、劇中では常にかしましく音楽が流れており、繊細で、だけどどこかコミカルで…という「ささめきこと」の世界観を盛り上げると共に、音を使った心理描写なんかも効果的に行われていて、アニメ楽曲大好きな自分は、その辺りにも注目をして見ています。 そんな「ささめきこと」のささめかない音楽について、今回は徒然とエントリを書かせていただきます。 ■「ささめきこと」と「アカルイミライ」ピアノや弦楽器の音が美しくエモーショナルなメロディを奏でている「ささめきこと」のBGM。この音楽を担当されているのが、蓮実重臣さん。 蓮実さ
オトナアニメ Vol.14 (洋泉社MOOK)posted with amazlet at 09.10.28 洋泉社 売り上げランキング: 76 Amazon.co.jp で詳細を見る「オトナアニメ」に載っている、倉田英之さんの「ささめきこと」インタビューが面白いです。 「ささめきこと」が光っているのはどこだと思われます? 倉田『実はキャラクターの中身が男だというところですね。原作者のいけだ(たかし)さんも、菅沼(栄治)監督も男ですから、百合ものに見えるんだけどキャラクターの行動原理がぜんぶ男子。普通に学園ものじゃないの、みたいな。夜中の風呂上がりに、パンツ一丁でケツを掻きながらラフな気分で観られる。こういうこと言っていると、また怒られちゃうんですが。』 (中略) 『普通の子が普通に悩んで学園生活を送るという意味では、昔のアイドル映画や青春映画でやってたラインでいけるのかなと。』 (中略)
「ささめきこと」の第4話「4+1」を見ました。 純夏と汐が、朋絵とみやこのカップルと出会い、女の子が好きな女の子の為の部活「女子部」設立に向けて動き始めたことで、今後の物語の盛り上げを予感させるエピソードになっていたと思います。 劇中では、「女子部」という存在が登場したことで、より「女の子が好きな女の子」の存在にフォーカスが当てられた感じですが、そういった中で女子だけの空間を描く上手さ、そして朱宮以外の男子の存在感を物語からフェードアウトさせていく過程が非常に上手く描けていたなぁ〜と感じました。 今回は、ちょっとその辺りについて感想文を。 ■男子と女子を分け隔てるもの「4+1」は、先ず話のスタートからして、女子更衣室から始まります。 学校の中で男子が絶対に入れない場所、女子しか入ることができない場所。女子しか立ち入ることが許されないのは、純夏と汐が、朋絵とみやこといった「ささめきこと」の登
急いで書いたので、後で加筆・修正するかも。 視線を送ること、盗視すること アバン、村雨純夏と風間汐は、教室でキスをしている二人の女子生徒を思わず目撃してしまう。純夏と汐は咄嗟に扉の影に隠れる。そこで、汐の手が純夏の手に触れる。教室でキスをしている女子生徒達を見ている汐。その横で汐に視線を送る純夏をクロースアップで捉える。純夏は、汐を盗み見る、盗視する。この相手に知られることのない一方的に注がれる視線が第1話の主題となっていると思う。第1話では、一方的に送られる視線、盗視する行為が頻出する。Aパート、図書室で本の受付をしている汐と先輩。汐の瞳のクロースアップショットと受付をしている先輩が交互に映し出される(図1)。ここで汐は、隣にいる先輩を盗み見る・先輩に視線を送っている。そして、先輩と汐が会話している様子を盗視する純夏(図2)。この頻繁に描かれる盗み見る行為、これは何なのかと言うと、相手へ
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