女子高生殺害、家宅捜索めど立たず 弁護人が特別抗告2008年11月27日20時52分印刷ソーシャルブックマーク 京都府舞鶴市で今年5月、同府立東舞鶴高校浮島分校1年の小杉美穂さん(当時15)が殺害された事件で、小杉さんと事件当夜に一緒にいた可能性があるとして、自宅の家宅捜索が予定されていた無職の男(60)の弁護人が26日、家宅捜索を認めた裁判所に対し、令状の取り消しを求める準抗告を申し立てた。裁判所側は27日夜、準抗告を棄却したが、弁護人は再度、特別抗告を申し立てた。府警舞鶴署捜査本部が同日から予定していた捜索着手の見通しは立たなくなった。 捜索着手前の不服申し立てという異例の手法を採ったことについて、弁護人は「男の自宅はすでに窃盗容疑で捜索を受けており、再度の家宅捜索には疑問がある」と話している。 男は市内の民家から女性の下着を盗み、神社のさい銭箱から現金約2千円を盗んだ疑いで今月15日