ブックマーク / zenn.dev/ubie_dev (13)

  • Firebase Authから内製認証基盤に無停止移行して年間1000万円以上削減した

    症状検索エンジン「ユビー」 では、ローンチ当初から Firebase Auth (GCP Identity Platform) を使っていましたが、OIDCに準拠した内製の認証認可基盤に移行しました。 認証認可基盤そのものは m_mizutani と nerocrux と toshi0607(退職済) が作ってくれたため、僕は移行のみを担当しました。 結果として、強制ログアウトなし・無停止でビジネス影響を出さずに、年間1000万円以上のコスト削減に成功しました[1]。その移行プロセスについて紹介します。認証認可基盤そのものの紹介はあまりしません。 移行した理由 大量の匿名アカウント ユビーでは、アクセスした全ユーザーに対して自動的に匿名アカウントを発行しています。これにより、ユーザーがアカウント登録しているかどうかに関わらず、同じID体系で透過的に履歴情報等を扱うことができます。アカウント

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    yag_ays 2023/12/29
  • なめらかなデータ利活用体験へ。UbieがLightdashを導入したわけ

    こんにちは。UbieでアナリティクスエンジニアをやってますOKIYUKIです。自己紹介ページはこちらです。 最近UbieではLightdashをBIツールとして導入しました。Lightdashはちょうど最近dbt Sementic Layerとの統合が開始されるなど盛り上がってますね! つい先日、弊社データエンジニアのYuさんがUbieに導入したLightdashについて紹介してくれましたが、改めて自分のほうでもなぜUbieはLightdashを導入したのか?について詳しく紹介したいと思います。 Ubieのデータ利活用のこれまで 2023年10月時点で社員数が280人となり、さまざまな目的でのデータユーザが増えてきました。 「テクノロジーで人々を適切な医療に案内する」というミッションに向けて、生活者向け事業や医療機関事業などで複数のプロダクトや各種機能が続々とリリースされています。Ubie

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    yag_ays 2023/10/23
  • 臨床診断支援AIの歴史から症状チェッカーの今後を展望する―エキスパートシステムから大規模言語モデルまで

    Ubie Discovery で機械学習エンジニアをしている @hagino3000 です。医療用AI歴史および動向をキャッチアップするために調査した内容をまとめました。特に画像を入力として診断支援を行なうAIと比較して、自然言語で表現された自覚症状などを入力とするものを構築する上での課題に焦点をあてています。 Keywords: コンピューター支援診断システム(Computer Aided Diagnosis: CAD), Medical Diagnostic Systems, 症状チェッカー(Symptom Checker), 機械学習(ML), 自然言語処理(NLP) 背景 現在、医療用AIが最も成功を収めている領域は画像診断です。X線・内視鏡・皮膚腫瘍と様々な画像に適用されており、その診断性能が専門医を越えたとの報告もあります ([1], [2])。2018年にはAIが糖尿病網膜

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    yag_ays 2023/03/15
  • Dolt で Ubie のマスターデータを管理してみる

    Ubie Discovery のデータエンジニアの @yubessy です。この記事は Ubie Engineers & Designers Advent Calendar 2022 - Adventar の19日目です。 今回は Ubie 社内でのマスターデータの管理に Dolt (DoltDB, DoltHub) を使ってみる話を書きます。なお、この記事の執筆時点ではまだ Dolt を実運用しているわけではなく、他の選択肢も含めて検討している段階です。 ユースケース 我々のチームでは、「ユビーAI問診」と「症状検索エンジン『ユビー』」の内部で使われている、病気や症状などの医学データを提供するシステムを開発しています。チームには複数名の医師とエンジニアが在籍しており、医学データの整備は医師が担当し、それを提供するシステムの開発はエンジニアが担当します。そして医学データの整備に使う管理画面

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    yag_ays 2022/12/19
  • Ubie は Go と Node.js の会社になります

    Ubie では、創業当初から Server-Side Kotlin を推進してきましたが、全社的な技術選定を再度行い、これからは Go と Node.js を中心とすることにしました。 記事では、Go と Node.js を選定した理由や、それを普及させる取り組み、そして選定の流れを紹介します。 経緯 これまで Ubie では技術スタックを発散させてきていて、現在は KotlinGo、Node.js、RubyPython のバックエンドサービスが動いています。以前は新規開発が多く、それぞれに携わるメンバーが技術選定をすることにより、最大瞬間風速を出せるなどのメリットがありました。しかし、現在では弊害が目立ってきています。 まず、事業成長に伴って運用の重要性が増しています。人材が潤沢とは言えないスタートアップにおいて、様々な技術スタックを安定運用することはコストが高すぎると感じています

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    yag_ays 2022/12/14
  • Ubieのアプリ開発を支えるMagicPodを使った自動テスト

    Ubie Discovery でエンジニアをしている @guchey です。 症状検索エンジン「ユビー」はiOS/Androidアプリ版も提供しており、リグレッションテストにMagicPodを導入しています。 今回はMagicPod導入の経緯とUbieでの活用事例についてお話しします。 MagicPodとは MagicPodは、モバイルアプリテスト、ブラウザ(ウェブアプリ)テストの両方に対応したAIテスト自動化クラウドサービスです。 個人的には以下の特徴が気に入っています。 テスト実行回数が無制限である テストシナリオの作成が直感的で簡単 PoC的に導入したのですが、1日程度で自動テストをCIで実行できる状態に持って行けたのでそのまま継続利用しています。 Ubieのアプリ開発の課題 Ubieではcapacitorjsを使って、症状検索エンジン「ユビー」を開発しています。Web/iOS/An

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    yag_ays 2022/12/11
  • インシデントレスポンスを支えるincident.io

    Ubie DiscoveryでSREをしているitkqです。Ubie Discoveryでは、incident.ioを2021年10月頃から導入し、Slackを中心としたインシデントレスポンスを行っています。incident.ioの特徴と、Ubieでの導入から具体的な活用方法を説明します。 incident.ioとは イギリスのスタートアップが作っている、インシデントレスポンスを行うSaaSです。YouTubeのProduct walk-throughで動作イメージが掴めます。 特徴 ざっと挙げてみました。詳しくは公式サイトを見てください。 Slackに大きく依存している インシデント単位でWar roomとなるSlackチャンネルが立つ(e.g. #inc-YYYY-MM-DD-title) 基的にSlackコマンドから操作(サマリのアップデートやアクションの追加など)を行う。/inc

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    yag_ays 2022/12/08
  • 症状検索エンジン「ユビー」のUXライティングを改善している話

    Ubie Discoveryでプロダクト開発をしている@jimboです。 Ubieでは現在、デザイン生産基盤整備の一環として、プロダクト上のUXライティングを改善する取り組みを行っています。この記事では、これまでの活動内容について紹介します。 UXライティングとは ユーザーは、プロダクトやサービスを利用する際、あらゆる場面で「言葉」を目にします。タイトルや説明文、ボタンのラベル、通知、エラーメッセージなどなど。 UXライティングでは、これらの「言葉」に注目し、どのような言葉を使うのか、あるいはどのような言葉を使わないのかといった「言葉のデザイン」をUXデザインの一部として行います。 ユーザーによりよい体験を提供し、サービスに魅力を感じてもらえるような「言葉づかい」を考えることがUXライティングの目的です。 症状検索エンジン「ユビー」におけるUXライティングの課題 症状検索エンジン「ユビー」

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    yag_ays 2022/12/06
  • デザイントークンを自動補完するVS Code拡張機能を開発しました

    Ubie Discoveryでプロダクト開発をしている@jimboです。 Ubieでは、デザイン生産基盤の整備の一環としてデザイントークンを開発し、npmに公開しています。開発の経緯などは次の記事をごらんください。 今回、このデザイントークン用のVS Code拡張機能を開発したのでご紹介します。 リポジトリはこちら。 主な機能 CSSファイルおよびSCSSファイルの編集時に次のような機能が使えるようになります。 自動補完 color や marginなど、CSSプロパティのあとに -- を入力すると、デザイントークンのCSSカスタムプロパティが候補として表示されます。 ホバー時のツールチップ表示 入力済みのデザイントークン(CSSカスタムプロパティ)にカーソルを当てると、その値を確認できます。 拡張機能を開発した背景 現在、デザイントークンは症状検索エンジン「ユビー」やユビー病気のQ&Aと

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    yag_ays 2022/09/11
  • Firebase Auth の力を 120% 引き出すためのハック集

    Ubie Discovery の @yukukotani です。 症状検索エンジン「ユビー」では Firebase Auth (GCP Identity Platform) をヘビーに使っています。その中で一部 Firebase Auth の想定を超えた使い方をしていて、それを実現するための無理矢理なハックを紹介します。 Capacitor 上で OAuth を動かす Capacitor (=WebView) 上で Web ブラウザと同じように OAuth をやろうとすると、以下のような問題に直面します。 Google などの認証プロバイダは WebView 内でのアクセスを弾く (参考) 認証プロバイダからのコールバックが端末のデフォルトブラウザで開かれてしまい、ネイティブアプリに戻ってこれない Capacitor の類似技術である Cordova でも同様の問題がありますが、Fireb

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    yag_ays 2022/04/21
  • Ubie Design Tokensを公開しました

    こんにちは、Ubie株式会社でデザインエンジニアをやっているtakanoripです。 Ubieではデザインのクオリティと生産性向上のためデザイン生産基盤の整備に力を入れています。 今回その一環として開発したデザイントークンをnpmパッケージとして公開しました。(現在はColorのみ。) 開発経緯 Ubie Design Tokens開発以前からデザイントークンのようなものは存在しており、CSS Variablesとして実装されていました。しかしユースケースを想定せず作った変数があったり定義が細かすぎたりしたことで「どの変数をどういう場面で使用すれは良いかわからない」という問題が発生していました。 そこで変数の定義を見直し、より実際のデザインに即したデザイントークンを策定するとともに、プロダクトごとの実装差異をなくすためのライブラリの開発に着手しました。 Colorの定義 Ubie Desi

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    yag_ays 2022/03/30
  • UbieのこれまでのOSS支援と、これからの支援戦略

    Ubie Discovery ソフトウェアエンジニアのゆうく(@yukukotani)です。 Ubie として2021年5月から行っている OSS への支援を振り返り、得られた学びや今後の支援戦略をご紹介します。 これまでの支援内容 ほぼ全て Open Collective を通して寄付しています。 Babel JavaScript/TypeScriptトランスパイラです。2021年5月に500ドルを寄付しました。 webpack JavaScript/TypeScript のバンドラです。2021年7月に1000ドルを寄付しました。 mockk Kotlin のモッキングライブラリです。2021年8月に1000ドルを寄付しました。 Pact コンシューマ駆動テストツールです。2021年9月に1000ドルを寄付しました。 core-js JavaScriptPolyfill ライ

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    yag_ays 2022/02/10
  • GitHubの運用を「会社」にしていく話

    Ubie DiscoveryでSREなどをしている@itkqです。 UbieではGitホスティングにgithub.comを使っています。プロダクト開発に必要なprivateなコードベースはもちろん、OSSや就業規則といったドキュメントをpublicにホストしたりもしています。また、この記事を書いている時点で、メインのOrganizationのメンバーは121名です。 自分が入社したのは一年前(2021年1月)で、まだ情報システム専任の人がいませんでした。それから今に至るまで、GitHubの運用を「会社」にしていく話を書きます。 一年前のGitHubの運用 当時、UbieのOrganizationに所属していた人数は、業務委託含め80〜90名ぐらいで、Businessプランを利用していました。私はSREとして入社しましたが、情報システム専任の人がおらず、SREをはじめとする何名かのメンバーが

    GitHubの運用を「会社」にしていく話
    yag_ays
    yag_ays 2022/02/04
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