中学校教諭だった時の教え子らと共謀し、新型コロナの影響を受けた個人事業主を装い国の持続化給付金をだまし取ったとして、大阪府警河内署は17日までに詐欺容疑で、元中学校教諭岡田則人容疑者(35)=尼崎市=と教え子だった男ら3人を逮捕した。署は数十人の不正受給に関与したとみている。 他に逮捕されたのは元税理士劉翔容疑者(42)=宝塚市、自営業山本大輔容疑者(22)=東大阪市、会社員平井大志容疑者(22)=同市。山本容疑者と平井容疑者が教え子だった。 署は平井容疑者が中学の同窓生らに申請を持ち掛け、岡田容疑者の知人の劉容疑者が虚偽の申請書類を作成したとみている。