廃炉に向けた現状と課題を学ぶ会員 県廃炉・除染ロボット技術研究会の第1回研究会・設立総会は18日、郡山市の県ハイテクプラザで開かれた。定期的に研究会を開き、会員が廃炉・除染に特化したロボット開発に向け、情報を共有することなどを決めた。 東京電力福島第一原発事故に伴う廃炉に向け、産学官のネットワーク構築で情報を共有し、県内企業が廃炉技術のニーズに応えるのが目的。廃炉・除染に関するロボット開発の研究会の設立は県内で初めて。県内53の企業・団体が参加した。 研究会・設立総会には会員約60人が出席した。袖岡賢県ハイテクプラザ所長と渡辺善夫東北経済産業局情報・製造課長があいさつした。会長に袖岡所長を選んだほか、2カ月に1度、研究会を開くことを盛り込んだ平成25年度の事業計画を決めた。メーカーからの要望を聞き、中期的には共同研究の提案・実施も想定している。 7月11日には東京電力福島第二原発の視察をす