今、インドは空前のスタートアップブームに沸いている。スマートフォンの普及が進み、電子商取引(EC)などのネットサービスが急速に拡大。多くのインド人起業家がシリコンバレーなどから帰国し、続々と新たなスタートアップが生まれている。IT都市として有名なバンガロールはもちろん、起業のうねりはムンバイ、デリー、グルガオンなど他の都市と、インド全土に広がりつつある。 勃興するインドベンチャーを狙い、世界規模の投資会社も続々とインドに参入。セコイアキャピタル、500スタートアップスといった米国系ベンチャーキャピタルをはじめとして、タイガーグローバルといったヘッジファンドや、アリババ集団などもインドに拠点を置き、活動を始めた。日本では、ソフトバンクグループが大々的に投資活動を展開していることが有名だが、それ以外にもリクルートやドリームインキュベータなどが投資活動を開始している。その中でも特に積極的なのが、