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thoughtに関するyamakagashiのブックマーク (45)

  • 被害者は私だという全ての人たちへ : 404 Blog Not Found

    2010年03月20日21:00 カテゴリ書評/画評/品評Code 被害者は私だという全ての人たちへ あなたを慰めるつもりは、微塵もない。 被害者はいないという大きな男の人たちへ - はてこはだいたい家にいる被害者はいないという大きな男の人たちへ - はてこはだいたい家にいる どうかお願い、聞こえるところでそんな話をしないでね。 「なぜ嫌がるんだ、芝居だよ? 誰も君を傷つける気はないさ」 っていうのはね、あんまり慰めにならないよ。当に襲われたたくさんの人とそっくりの場面があちこちに織り込まれたお芝居を、舌なめずりして見てるのを、安心して見ているのは難しいの。 なぜなら、あなたには慰められる資格がないからだ。 私にもない。読者にもない。そんな資格をもった人はおそらくどこにもいない。 我々は暴力の被害者ことを恐れるのと同時に、暴力の加害者となることが大好きなのだ。 被害者はいないという大きな

    被害者は私だという全ての人たちへ : 404 Blog Not Found
  • 否定しない外来対応 - レジデント初期研修用資料

    否定から決定的な対立が発生する 「あなたに抗生剤は必要ない」 「どうしてこんな時間に来たの? 」 「あなたの病気は専門外だ」 たいていの場合、主治医のこんな「否定」をきっかけにして、決定的な対立という状況が発生する。 医師と患者とは、しばしば思惑が異なっていたり、利害が対立することがあるけれど、 お互いの社会的立場であるとか、病院という場所の特殊性であるとか、 様々な要素が挟まることで、病院での対話からは、対立の発生が回避されている。 医師が何かの「否定」を宣言して、たいていの場合、相手がそれで納得することはありえない。 患者さんはだから、「当に大丈夫なのですか? 」とか、「何かあったらどうすればいいのですか? 」だとか、 否定に対して疑問を返す。 最前に「否定」を配置する、医学的な正しさを優先した、教科書的な対応を行ってしまうと、 そこを突破された場合、職業上、「負け」を認めることが許

  • あれから40年 - 内田樹の研究室

    修士のクロダくんが論文について相談に来る。 修論のテーマは「学生運動」だそうである。 40年前の学生運動のことについて調べたいという。 私が彼女の年齢のとき(1973年)、その40年前というと、1933年である。 ヒトラーが政権を執り、松岡洋右が国際連盟の会議場から歩き去り、滝川事件が起きた年である。 どれも、私にとっては「ジュラ紀ほど大昔の話」である。 だから、ナチスが政権を執ったときのことをリアルタイムで知っている人なんかの話を聴くと、「生きる現代史」みたいな古老だと思っていた。 けれども、よくよく考えてみたら、私自身がもう彼女たちの世代から見たら「歴史事件を語り継ぐ」古老の立場にいたのである。 69年の全国学園闘争とは何であったのか、お嬢さん、それをこの老人に聴きたい、と。 ほうほう、それは奇特な心がけだのう。 だが、あの話を若い方にご理解いただくためには、明治維新から説き起こさね

  • 「内向き」で何か問題でも? - 内田樹の研究室

    先日、苅谷剛彦さんと対談したときに、日のように「国内に同国語の十分なリテラシーをもつ読者が1億以上」というような市場をもつ国は世界にほとんど存在しない、ということを指摘していただいて、「ほんとにそうだよな」と思ったことがある。 「国内に同国語の十分なリテラシーをもつ読者が一億以上」いるということは、言い換えると、「日語を解する読者だけを想定して著作や出版をやっていても、飯がえる」ということである。 日人が「内向き」なのは、要するに「内向きでも飯がえる」からである。 「外向き」じゃないと飯がえないというのは国内市場が小さすぎるか、制度設計が「外向き」になっているか、どちらかである。 どうしてそんなことを考えたかというと、テレビ政治討論番組で「フィンランドに学ぶ」という特集をしているのを横目で見ていたからである。 フィンランドはノキアという携帯電話のシェア世界一のブランドを有して

    yamakagashi
    yamakagashi 2009/01/12
    内向きで十分暮らせる幸せと不幸せ。
  • 「おせっかいな人」の孤独 - 内田樹の研究室

    鹿児島に行った話を書き忘れていた。 鹿児島大学におつとめの旧友ヤナガワ先生に呼ばれて、鹿児島大学が採択された教育GPの一環として、キャリア教育について一席おうかがいしたのである。 キャリア教育については、もし「労働のモチベーション」をほんとうに上げようと望むなら、「自己利益の追求」という動機を強化しても得るところはない、と私は考えている。 その話をする。 これについては、『潮』と『新潮45』の近刊にも書いているので、繰り返しになるが、私はこう考えている。 「仕事」には「私の仕事」と「あなたの仕事」のほかに「誰の仕事でもない仕事」というものがある。そして、「誰の仕事でもない仕事は私の仕事である」という考え方をする人のことを「働くモチベーションがある人」と呼ぶのである。 道ばたに空き缶が落ちている。 誰が捨てたかしらないけれど、これを拾って、自前のゴミ袋に入れて、「缶・びんのゴミの日」に出すの

  • 親密圏と家族 - 内田樹の研究室

    N経済新聞社から難波の個室ビデオ放火殺人事件についての電話コメントを求められる。 別にこの事件に興味ないんですけど・・・と言いながら結局40分くらいしゃべってしまう。 容疑者は46歳で、もとM下電器のサラリーマンである。ちゃんと学校を出て、結婚もし、子もあり、家もあった「中流の人」である。 それがここまで一気に転落する。 転落を途中でい止めるための「セーフティネット」が機能していなかったということである。 親から家を相続して、それを売ってしばらく糊口をしのいだ時期がある。親からの贈与が「セーフティネット」として一時的には機能したのである。 けれども、それに続くものはもうなかった。 現代社会に「セーフティネットがない」ということ、その整備が必要であることは政治学者も社会学者も心理学者も指摘する。 けれども、その場合の「セーフティネット」とはいったい何のことなのだろう。 行政による貧窮者へ

  • 数学屋のメガネ:レヴィ・ストロースのすごさ - livedoor Blog(ブログ)

    構造主義を語るときに、人類学者のレヴィ・ストロースは絶対に欠かせない重要な人物となっている。「親族の構造」の解明こそが、構造主義の歴史における金字塔として紹介されている。だが、今までの僕は、このレヴィ・ストロースの業績に対して、いったいどこがすごいのかということが分からなかった。確かに、世界で初めて構造というものに注目してその理論をまとめたという先駆者性は認めるものの、それは単に一つの解釈を提出しただけではないのかという思いがあった。 インセスト・タブーと呼ばれる近親相姦の禁止の習慣を、それは女の交換というものを生じさせるためだという、人々を驚かせるような意外な理論を提出したところにすごさがあるとも思えない。だいたい、この理論の正しさを僕はよく分かっていないので、これが当に正しいと確信できなければ、この理論を提出したことのすごさというものが実感としてわいてこない。これは当に正しいのだろ

  • 記号的な殺人と喪の儀礼について (内田樹の研究室)

    秋葉原の事件について平川くんが書いている。 http://plaza.rakuten.co.jp/hirakawadesu/ 彼のオフィスは秋葉原だから、まさに目と鼻の先で起きた事件である。 平川くんはこの事件については「よくわからない」という節度を保とうとしている。 確からしいことは、「かれ」は俺たちがまだ見出せていないような「必然」によって社会との繋がりから切断された存在になっていたということだけである。 その「必然」が見えなければこの事件は被害者と加害者というような明確な輪郭を持ってはいても、加害者の中に広がっていった闇については何もわからないままである。 もっと、言うなら、その闇の意味を見出せないままに書かれた「再発防止」の処方は、その闇を隠蔽し、広げるだけだと、俺は思う。 私は最後の部分が平川くんのとくに言いたいことだろうと思う。 無差別に人を殺すことを決意した人間の中にある、私

  • ”ダイナマイト” なイノベーター - 内田樹の研究室

    バラク・オバマ上院議員が5日のアイオワ州の民主党党員集会で勝利を収めた。命だったヒラリー・クリントン上院議員は意外にも第三位。 さて、アメリカ大統領選挙はどうなるんだろう。 という話を温泉に浸かりながら兄と話した。 兄も私も、現段階ではオバマさんが選ばれるだろうと予測している。 こういうところではアメリカの「底力」は侮れないよ、というのが私たちの共通見解である。 町山さんと前にお会いしたときに、アメリカ文化的なイノベーションを担っているのはつねにマイノリティであるという話を伺った。 音楽ファッションはほとんどが黒人かヒスパニック起源のものだし、現在のコンピュータ業界は中国系とインド系で持っている。 WASPは何もクリエイトしていない。 でも、この人たちは全員が「アメリカ人」なのである。 あの国は「後から来た人」がイノベーションを担うように構造化されているのである。 既存の業界は既得権

  • ネット右翼の皆、サヨクから大切なお願いがあるんだ!!――「スイーツ(笑)」問題雑感 - (元)登校拒否系

    なるほど、「アサヒる」って、そういう意味だったんだ。おじさん、てっきり時間の区切りのことかと思ってたよ。 「アサヒる」=「執拗に責め立てること」…日テレが「アサヒる」の意味をアサヒる http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1055832.html ところで関係ないんだが、これからする話は大切なのでよく聞いて欲しいんだ。 皆、サヨクは嫌いだろ? サヨクを叩きたいだろ? で、ここだけの話、俺らサヨクって、叩かれるのが好きなんだよ。 いや、厳密に言うと「叩かれること」一般が好きなんじゃなくて、意見が違う相手から叩かれるのが大好きなんだ。逆に、右翼から褒められたりしたら それはもうスゴイ不名誉で、他のサヨクからボコボコにされるんだぜ。 サヨクは、ネット右翼の皆と仲良くしたいとは思わない。「立場は違うけど、少なくとも〜ということは同意できる」みたいな共有点

    ネット右翼の皆、サヨクから大切なお願いがあるんだ!!――「スイーツ(笑)」問題雑感 - (元)登校拒否系
  • 希望は突然やってくる:江島健太郎 / Kenn's Clairvoyance - CNET Japan

    ニッポンIT業界絶望論にたくさんの反響をもらったけど、実はあのポストを投げ込んだ後、自分でもちょっと引っかかりが残っていた。それが何なのか、モヤモヤしてて気持ち悪かったんだけど、ウェブ時代をゆくを読んでいたらそれが何だったのかをハッキリと思い出した。 文中で「ひと仕事終えてスターバックスでコーヒーを読みながらしっぽりウェブを泳いでいたら、なんだか得体の知れない不安感のようなものにおそわれたことを思い出す。このとき、とうとう心の底で長らく封じられていた声が聞こえてきてしまったのだった。」って書いてる箇所があったけど、このときに読んでいたのは、実はCNETの梅田望夫・英語で読むITトレンドだった。 あの頃、いつも忙しすぎてネット上の記事をちゃんと読めるまとまった時間がほとんどなかったのだけど、この日には腰を据えて未読分を全部まとめ読みしてみようという気分になったのだった。 そのときに「顧客志向

    希望は突然やってくる:江島健太郎 / Kenn's Clairvoyance - CNET Japan
  • 嘲笑や罵倒は得意なのに、褒めるのは苦手なのね

    中学の時、担任の先生が言いました。 人と会う時は、その人の良いところを10個イメージしてから会いなさい その人と会うのがもし嫌だったとしても、その人の良いところを10個イメージすれば、きっと会うのが嫌ではなくなるはずだから、と。 友達と会う前に、その人の良いところを10個イメージすれば、きっと笑顔で会えるから、と。 さらにもっと良い方法を、先生が言いました。 会った瞬間、その人の良いところを1つ言ってごらん 褒められて嫌な人はいないはずだから、と。 少し恥ずかしがって照れるかも知れないけど、きっと嬉しいはずだから、と。 そして、クラスのみんなにこう言いました。 では、まず練習として、となりの席の子の良いところを10個イメージしてください クラス中から聞こえてきた声は、 えー、こいつの良いところなんて10個もないよー 悪いところだったら、いくらでもイメージできるんだけどなー 生徒たちの声に対

    嘲笑や罵倒は得意なのに、褒めるのは苦手なのね
  • 何でも楽しいという友人

    受験勉強が楽しいという友人がいた。 「数学と現代文はパズルだし、物理や化学や生物や地学なんてさ、物体や宇宙や、物体の動きとか、そんな宇宙の根的なところの話で普通に知ることが楽しいし、倫理なんかも人間の根的なことだから楽しいし役立つし、しかも過去の超天才、超有名人たちのエッセンスだけピックアップして体系化して知れるんだから倫理なんてマジで超お得じゃん!現代社会とか政経なんて普通に新聞読む時とか実生活に即役立つし、歴史なんて、俺らと同じ人間の今までのビッグニュースを集めたもんだし、しかもなんせ歴史はマジで起こった事なんだぜ、楽しいよ。理科も、架空の事じゃなくてマジで今のここにある物体の仕組みの事で、リアルありまくり。全部即役に立つじゃん。楽しいじゃん。古文も、日に文字とか文章とかの文化が生まれてから今までの超有名作がピックアップされててマジ便利。楽しい。漢文もそうだよ。だから勉強って超楽

    何でも楽しいという友人
  • D's OFFICE: 「手に取るようにわかる」大学で勉強する方法?

    学生: すいません、レポートが書けませんでした。 教員: それで……どんなリアクションをお望み? 学生: 何もいわず、無条件で許して下さい。 教員:  (゚Д゚)ハァ? 学生: では、お説教を聴きますので、それで勘弁して下さい。 教員: そもそも、どうしてきみはレポートを仕上げることができなかったのだろう? 学生: それが、なんというか、うまく集中できなくて……。 教員: 受験生時代はちゃんと勉強していたのだろう? 学生: そうですね……大学に入ってからダメ人間になったようで……やはり、座禅とか寒風摩擦とかビリーズブートキャンプとか、何か努力した方がいいんでしょうか。 教員: レポートを書くにせよ、期末試験の対策をするにせよ、やはりそれなりに集中して取り組まないと無理なのだけど、大学に入ってからそういうことができなくなってしまうという学生は結構いるようだね。とりあえず、以下の四つについて自

    D's OFFICE: 「手に取るようにわかる」大学で勉強する方法?
  • 内田樹の研究室 - こんなことを書きました

    『大航海』と『潮』と『熱風』と『中央公論』が同時に送られてきた。 白川静論、関川夏央さんとの対談、貧乏論、諏訪哲二さんとの対談である。 『大航海』と『熱風』は一般書店ではなかなかみつからない媒体であるから、読者サービスとしてここに掲載することにする。白川静論は25枚。ちょっと長いよ。では、どうぞ。 白川先生から学んだ二三のことがら 白川静先生は、私がその名を呼ぶときに「先生」という敬称を略することのできない数少ない同時代人の一人である。私は白川先生の弟子ではないし、生前に講筵に連なってその謦咳に接する機会を得ることもなかった。けれども、私は書物を通じて、白川先生から世界と人間の成り立ちについて、質的なことをいくつか教えて頂いた。以下に私が白川先生から学んだ二三のことがらについて私見を記し、以て先生から受けた学恩にわずかなりとも報いたいと思う。 私が白川先生に学んだ第一のものはその文体であ

    yamakagashi
    yamakagashi 2007/06/20
    白川静
  • Who is to blame? (内田樹の研究室)

    社保庁問題がメディアを賑わせている。 これだけのミスが累積するのだから、構造的にもいろいろとむずかしい問題がある制度なのであろうが、それにしてもここまで問題を深刻にしたのは歴代の社保庁の役人たちのメンタリティの問題だろう。 そして、そのメンタリティは悲しいかな程度の差はあれ私たちの社会の全域に瀰漫しつつある。 それは「前任者の不始末をなんで私が尻ぬぐいしなくちゃいけないんだ」という不満に「理あり」とする態度である。 「この不祥事の責任を問う」という言葉は勇ましいし、合理的に聞こえるけれど、実際には責任の淵源を探ってゆくと、最後に発見されるのは、誰でもやるようなわずかな事実誤認や見落としだけである。 ほとんどすべてのシステムトラブルは誰でもするようなケアレスミスから始まる。 そんなものにシステムをクラッシュさせるような力はない。 システムをクラッシュさせた責任は、「起源」にはない。 このこと

    yamakagashi
    yamakagashi 2007/06/20
    「対症」と「予防」。将来のカタストロフを防ぐには。
  • ポリバレント=多能工って言えばいいんじゃね? - R30::マーケティング社会時評

    磯崎さんのところで見た新語にちょっと興味を引かれたので、つらつらと思うことを。 ポリバレントな人材(isologue) 「Polyvalent」って来は化学用語らしいけど、日語にすると要するに「多能工」ってことでしょ。英語にすると新しい話みたいに聞こえるけど、日の製造業はもう数十年以上前から多能工の持つ価値を見抜いていて、その生産性の高さを引き出すための方法すら編み出している。そう、いつものアレです、「トヨタ生産方式」です。 こういう、耳新しいカタカナ語で語るとすぐに皆さん飛びつくんだけど、なんだかなあという感じ。いちいち英語で言われて気づく前に、日オリジナルの知恵をもっとよく勉強して、大事にすればいいのに。そんなに難しいことじゃないと思うんだけどな。 ものづくりの世界での「多能工」の意味には、まず作業負荷の平準化がある。つまり、ある工程の作業ができる人というのがライン内に複数いる

    ポリバレント=多能工って言えばいいんじゃね? - R30::マーケティング社会時評
    yamakagashi
    yamakagashi 2007/06/16
    蛸壺批判
  • 極東ブログ: 仏教の考え方の難しいところ

    「仏教と大量殺人」というタイトルにしようかと思ったが、不用意に刺激的なのでいい加減なタイトルに変えた。たぶん普通の日人は仏教は不殺生の宗教なので、大量殺人を教義的に許容することなどありえないと考えるのではないか。実際夏安居などはジャイナ教かと思えるほどだ。あるいは多少日史を知っている人なら僧兵や願寺戦なども連想するかもしれないが、それでも仏教の教理において殺生を是とする考えがあるとは思わないだろう。しかし、子細に仏教を検討していくとそうとばかりもいえない。 歴史的に興味深いのは北魏における大乗の乱だろう。なぜかウィキペディアに項目がある(参照)。 大乗の乱(だいじょうのらん)とは、中国北魏の宗教反乱であるが、人を殺せば殺す程、教団内での位が上がるという教説に従った殺人集団であり、その背景には弥勒下生信仰があるとされる。 515年(延昌4年)6月、沙門の法慶が冀州(山東省)で反乱を起こ

  • 左翼・右翼・保守主義(承前) - shinichiroinaba's blog

    いっちーへの部分的回答も含んでいるとよいのだが。 あと実定法学的に問題ありまくりでしょうからつっこんでください。 http://d.hatena.ne.jp/shinichiroinaba/20060712/p1 http://d.hatena.ne.jp/shinichiroinaba/20060723/p1 http://d.hatena.ne.jp/shinichiroinaba/20060804/p1 http://d.hatena.ne.jp/shinichiroinaba/20061027/p1 - ここまで議論を過度に抽象的に進めてきたので、このあたりで馬鹿正直に、文字通りの憲法学の議論を参照してみよう。 日国憲法を含めて、現代の先進諸国の大半は硬性憲法と違憲立法審査制度を備えた立憲民主主義体制、すなわち、民主主義を憲法によって拘束するという体制をとっている。前者は簡略にい

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  • 「間違っている論理展開」と「わら人形論法」に耐性の無い人々 - 非行型愚夫の雑記

    似非科学、歴史修正主義、差別主義といったダマシの多くに共通する特徴として「間違っている論理展開」と「わら人形論法」が挙げられます。 間違っている論理展開 論理展開には様々な約束事があります。ダマシはその約束事を破ることで己が望む解を導き出します。 間違っている帰納的論理展開 帰納的に解を求めるには「適切な事例の選択」と「因果関係と相関関係を混同しないこと」が必要です。 この約束事を破り、恣意的に事例を選択したり意図的に因果関係と相関関係を混同したりすることによりダマシは思惑にそう解を導き出すことができます。 水関係のトンデモ*1では恣意的な事例選択によりあたかも水が言葉を認識しているかのような解を導き出していますし、植物関係のトンデモ*2では因果関係と相関関係を混同することであたかも植物が会話や音楽を認識しているかのような解を導き出しています。 恣意的に事例を選択すればダマシの思惑通りの「

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