ポリバレント＝多能工って言えばいいんじゃね？ - R30::マーケティング社会時評

磯崎さんのところで見た新語にちょっと興味を引かれたので、つらつらと思うことを。 ポリバレントな人材（isologue） 「Polyvalent」って本来は化学用語らしいけど、日本語にすると要するに「多能工」ってことでしょ。英語にすると新しい話みたいに聞こえるけど、日本の製造業はもう数十年以上前から多能工の持つ価値を見抜いていて、その生産性の高さを引き出すための方法すら編み出している。そう、いつものアレです、「トヨタ生産方式」です。 こういう、耳新しいカタカナ語で語るとすぐに皆さん飛びつくんだけど、なんだかなあという感じ。いちいち英語で言われて気づく前に、日本オリジナルの知恵をもっとよく勉強して、大事にすればいいのに。そんなに難しいことじゃないと思うんだけどな。 ものづくりの世界での「多能工」の意味には、まず作業負荷の平準化がある。つまり、ある工程の作業ができる人というのがライン内に複数いる

[webmarksjp]

お勉強

[oriono]

後半部は専門領域のタコ壺に入り込むことへの批判。やり玉に挙がってるのは「大学」と「士業」の世界。

[fenethtool]

専門バカが多すぎるという話

[tm_z]

多能工のメリットは作業負荷の平準化、複数の工程をこなせるため仕事に飽きが来ない、複数工程にまたがる「カイゼン」の提案ができる、そして熟練すれば単工程の作業をこなせる人よりも多くの人から尊敬を集められる

[michys]

まったくもって同感。

[yamakagashi]

蛸壺批判

[lockcole]

ダ・ヴィンチみたいなのがいいってことなのかな。

[cubeisthebest]

　作業者のモチベーションを高めることができる、というのが多能工化の本質的な価値、とトヨタ生産方式の中では言われている。多能工の本質的価値を、ホワイトカラーも考え直して、人材評価に反映させた方がいい。

[hatayasan]

「純粋学問と社会の間の「実務系学問」の領域ぐらい、多能工専門家の評価をもっと高くする仕組みとか、あってもいいんじゃないかと思うのだが」

[keloinwell]

全てが全てではないし、バランスの問題もあるけれど、そういう価値観を持つのは大事だと思う。＞アカデミズム関連は特に。

[kelokelo]

全てが全てではないし、バランスの問題もあるけれど、そういう価値観を持つのは大事だと思う。＞アカデミズム関連は特に。

[yamazakura]

宮台さんとか多能工ぽい感じするんだけど、そういう人ほどアカデミズムの世界では評価低いのかもね。

[masato611]

アカデミズムの世界ほど、特定分野の専門性を掲げずにいろんな領域を横断的に考える人間の評価を、不当に貶めているところもないと思う。

[butadonya]

アカデミズム関連の話？　「専門バカ」にも「器用貧乏」にもならない為にはどうすればいいのだろう。やはりバランス感覚か。バランス感覚って何だ？

[netafull]

オシム語録

[PoohKid]

オシムがよく言ってたアレか、語感が入れ歯安定剤っぽいのが気になる

[tks_period]

私の「感覚」では多能工な人のが実績出しやすくて周囲がそれをやっかんでるというイメージがあるかな。　ただ多能工はその複数技能を持つ事で出来る事を提案出来ないと評価されにくいとは思う。分かり難いしね。

[ken_wood]

>日本オリジナルの知恵をもっ大事にすればいい。「専門性」に隠蔽された視野狭窄は深刻で「大学」はいろんな領域を横断的に考える人間の評価を不当に貶めている。実務家の側からでも異を唱えることはしていくべき。

[sharia]

個人的には超多能工なのだけど、「「士業」の世界、それから学問の世界の人たち」は超極一部。また、多能工が調整すれば問題なし。そこまで酷ければ専門分野を超える発言権や権限は与えてはいけないけど。

[rajendra]

アカデミシャンがポリバレントを目指そうとしても往々にしてユーティリティに行きがちだし、たぶん世間はアカデミシャンがポリバレントたることをあまり期待していないような。趣旨は同意できる。

[hidematu]

「フラット化する世界」にホワイトカラーの"多能工"の重要性が書いてあった。表現は違うが。

[mathatelle]

今読んでる途中の「フューチャリスト宣言」にも似たような話題あったね。

[morutan]

全体の主旨としてはジェネラリストの評価の必要性ということで同意。でも、アカデミズム＝専門バカというのはちょっとびみょー。最初からそういう風に思ってる偏見っていうのもあるので