アリババは中国経済が減速する中でも売上高を伸ばし続けている。その背後には、ソーシャルメディアで莫大なフォロワー数を持つ、網紅(ワンホン)と呼ばれるネットの有名人らの存在がある。 アリババはここ数年、有名ブロガーやパフォーマーをECサイトのタオバオ(淘宝)に引き込む手段として活用し、ウェイボー(微博)やチャットアプリのモモ(陌陌)、動画サイトYoukuTudou(優酷土豆)といったプラットフォームに投資を続けてきた。ブロガーの中にはタオバオ内でファッションブランドを立ち上げ、数百万ドルを稼ぐ人もいる。彼らはタオバオで売られている他の商品についても、ライブストリーミングやブログで紹介する。 アリババはユーザーを自社サイトに長く滞在させるために、ソーシャルメディアとECを融合させようとしている。例えばライブストリーミングイベント中には、ネットセレブが身に着けているグッズを購入するためのリンクが表
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