インタラクティブ・アートもここまでオーガニックな表現が可能になった!NYで行われたエキシビジョンBiome showに登場したメディアアート作品「Terrarium」は、幻想的な森の環境が音によってインタラクティブに変化する作品だ。プロジェクターに投影される森や海の魚たちは、据えつけられたマイクから入力される音声を栄養にして生きている。マイクの前で声を入力すると、植物がその音を取り入れ、環境が育つために適した音声に噛み砕いて変化して種として吐き出してくれる。これらの変換された音は環境の中にある卵や植物、魚たちにとって生きていく食物となるのだ。また、声は植物たちの形を変えるトリガーの役目も果たしている。 この作品を手がけたのは、オランダ・アムステルダム在住のビジュアル・アーティストEmily Gobeille(エミリー・ゴベイユ)と、同じくアムステルダム在住のアーティスト/デザイナー/プログ