【1月13日 AFP】北朝鮮が先週に「成功」を発表した昨年12月の潜水艦発射弾道ミサイル( SLBM )発射実験について、複数の専門家が13日、実際にはミサイルが空中爆発する失敗に終わり、潜水艦から発射すらされていなかったとの分析結果を明らかにした。 北朝鮮は9日、先月21日に行ったとされるSLBM発射実験の映像を公開。映像では、ミサイルが水中から垂直に打ち上げられ、空中で点火するところを視察する金正恩(キム・ジョンウン、 Kim Jong-Un )第1書記が写された後、ミサイルが雲の中を飛行する場面に切り替わっていた。 しかし専門家らは映像公開後すぐに、この映像は実際の発射映像をデジタル処理したもので、他のミサイル発射実験の映像とつなぎ合わせ、実験に成功したように見せかけるためにねつ造されたものだとの見解を示していた。 米ジェームズマーティン不拡散研究センター( James Martin