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  • ものぐさ将棋観戦ブログ : 山崎隆之の△6二玉とボヤキ

    2014年08月25日18:26 カテゴリNHK杯 山崎隆之の△6二玉とボヤキ 電王戦で現れた横歩取りのYSS新手△6二玉については、その後プロでも実戦例が出たが、さらに山崎隆之が今週のNHK杯の屋敷伸之戦でやってくれた。 実は山崎は7/31の棋王戦挑決トーナメントの及川拓馬戦でも△6二玉を採用していた。このNHK杯の収録日はもしかするとそれより前かもしれないが。というわけで、屋敷戦が横歩取りになったので、私はもしかしたらもしかしてとドキドキして期待して見ていたらちゃんと指してくれた。「やったー」というところである。山崎もサービス精神旺盛な男だ。 YSSに対して先手の豊島将之は▲3三角成△同桂▲2一角と最も激しい順で△6二玉を直接咎めに行った。この順の成否は注目の的だし、将棋自体も大変激しい乱戦になるので面白い。 ところが、この山崎の二局を含めて△6二玉は今まで四局現れているが、実は先手で

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  • ものぐさ将棋観戦ブログ : 菅井竜也の電王戦リベンジマッチ雑感

    2014年07月21日09:33 カテゴリコンピューター将棋 菅井竜也の電王戦リベンジマッチ雑感 何せ大変な長時間の対局だった。将棋の内容やニコ生タイムシフトをある程度確認してから書こうと思ったが、全てを把握するのは到底無理。あくまで私が観た範囲でのゆるい雑感に過ぎないことをあらかじめお断りしておく。 対局前にもニコ生に菅井竜也が登場していた。いかにもピリピリした感じである。菅井は今時の若者には当に珍しく、ギラギラしていて野心的で攻撃的でつっぱっていて体裁をつくろったりしない。黒澤明の「椿三十郎」で入江たか子扮するお方様が三船敏郎扮する素浪人を「まるで、あなた様はむき出しの剣のような方ですね」と評するのだが、菅井にも似たようなものを感じる。 私のようなオジサンにとっては、その若さと輝きが眩しすぎてちょっと照れくさいくらいである。と同時にその今時珍しい感じが羨ましく何とも好ましいのだが。

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  • ものぐさ将棋観戦ブログ : アウトデラックスの加藤一二三と神谷広志

    2014年07月19日11:32 カテゴリ アウトデラックスの加藤一二三と神谷広志 二週間にわたってこの二人の直接対決が民放のバラエティ番組で放送されたわけだが、これは実は将棋界にとっても大変画期的な事だったのである。 というのは、このお二人を直接話させるなんて、とてもじゃないがこわすぎ・・いや、間違えました、お二方とも大変情熱的で率直な性格をされているので火花が散ること請け合いだからである。 加藤一二三先生こと「ひふみん」についてはもう皆様よくご存知だろう。番組を見ていたら矢部氏やマツコデラックス氏もどうやらもう「ひふみん」の性格を既に十分把握しているようでそれもおかしかった。 今回は神谷広志の方に新たに注目が集まって、「一体どんな人」と思われた方も多いだろう。一言で言えば、超がつく正直者である。神谷広志の辞書には、「おせじ」とか「おべんちゃら」という文字は存在しない。 かつて、私も神谷

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  • ものぐさ将棋観戦ブログ : 中野英伴さんの写真

  • ものぐさ将棋観戦ブログ : 横歩取りYSS新手△6二玉のその後

    2014年07月15日20:46 カテゴリ 横歩取りYSS新手△6二玉のその後 ご無沙汰しております。電王戦について集中的に書いた後にほとんど更新が止まってしまったのは、コンピューター将棋に衝撃を受けて人間の名人の将棋にも全く興味が持てなくしまったのです ・・・というのは冗談でちょっと私生活の方でバタバタしていたので更新する余裕がなかったのでした。そして一度さぼりだすと根性なしなので全く更新しなくなってしまうのが常なのです。古くからブログにおつきあいいただいている方はもうよくご存知だし諦められていることかと思います。すみません。 などと言いつつも復帰第一弾もなぜかコンピューター将棋関連になってしまいました。名人戦などについても遅すぎますが追々書きたいと思っています。 電王戦第三局では、豊島将之がYSSの指した横歩取りでは従来常識はずれとされていた△6二玉を結果的にはうまくとがめて人間側の

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  • ものぐさ将棋観戦ブログ : 羽生善治の「右腕」長岡裕也

    2014年04月27日17:01 カテゴリ羽生善治 羽生善治の「右腕」長岡裕也 昨晩テレ朝で放映された番組のタイトルである。さすがに「右腕」とまで言われたら長岡も照れてしまうだろうが、そういう番組タイトルなのだから仕方ない。そして大変面白かった。 八王子の将棋道場での二人の初対面動画まで残っていた。羽生にしっかりと挨拶する長岡少年。今の長岡の落ち着いた性質は既に見て取ることができる。しかし、羽生をじっと見つめる憧れの目だけは他の少年と少しも変わらないのだった。 二人の対局、いわゆるVSの様子もカメラが追う。驚いたことに羽生は普段の公式対局の時と全く同じである。大きなモーションで将棋に没頭し、たまたま苦しい将棋だったらしく声を上げて苦吟する。これが羽生善治。練習の将棋でもタイトル戦でも一度将棋を指し始めたら100%没頭してしまう。 羽生が「負けました」と言って頭を下げる。長岡の勝ち。長岡

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  • ものぐさ将棋観戦ブログ : 将棋における人間とコンピュータ雑感Ⅲ

    2014年04月21日15:22 カテゴリコンピューター将棋 将棋における人間とコンピュータ雑感Ⅲ 将棋における人間とコンピューター雑感 続・将棋における人間とコンピューター雑感 最初の記事を書いたのが六年前、二番目の記事を書いたのは四年前である。 どちらも今ほどコンピュータが人間を追いつめてはいない状況だった。別に自分の先見の明を誇るわけではないが、ある程度は現在の状況を言い当てているはずだ。いや、原理的に当たり前のことを書いただけなので外す方が難しいとも言えそうだが。 最近の電王戦では、人間とコンピュータの共存共栄が叫ばれている。それには様々な側面があり、例えば人間が実際に生活していくのをコンピュータが手助けするという意味もあるだろう。 私が以前書いた記事で別の側面から主に述べたのはこういう事だ。人間は一見自由な存在に見えるが、実は生まれ育った環境(地域・風土・民族・国家等)の習俗制度

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  • ものぐさ将棋観戦ブログ : 電王戦第五局 人間屋敷伸之の将棋とコンピュータの将棋

    2014年04月20日18:18 カテゴリコンピューター将棋 電王戦第五局 人間屋敷伸之の将棋とコンピュータの将棋 電王戦が終わった直後からずっと体調を崩していた。あれは電王熱だったのだろうか?もう一週間以上経過してしまって今更感が強いのだが、今年の電王戦の全ての将棋について書いてきたので第5局についても振り返っておく。 屋敷伸之がいつも通りクールに登場。屋敷はプロ棋士の中でも最も感情面が安定しているタイプだと思う。 屋敷で忘れられない話。屋敷がまだ奨励会時代で若い頃、後輩の鈴木大介と一日中二人で対局し続けたことがあった。実力的には当時屋敷が上で何度やっても鈴木は勝てない。意地になった鈴木がそれでも挑み続けたが屋敷は全くゆるめてくれず鈴木はひどい目にあった。プロになってからもそのトラウマからか屋敷になかなか勝てなかったという。 その時の話について聞かれた際の屋敷の弁がふるっている。「あぁ、

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  • ものぐさ将棋観戦ブログ : 電王戦第四局 森下卓と戦った森下卓

    2014年04月06日17:16 カテゴリコンピューター将棋 電王戦第四局 森下卓と戦った森下卓 まず、第三局の補足から。船江恒平の観戦記、豊島将之の自身のツイッターでの証言などがアップされた 第3回 将棋電王戦 第3局(筆者・船江恒平 将棋棋士五段) マイナビ 人間が勝つ鍵はどこにあるか「第3回将棋電王戦」第3局 - 豊島七段・会心の勝利に見えた横歩取りの深淵なる世界 (1) これまでの電王戦にはないオープニング 豊島七段のツイッターでの発言(アカウント 西遊棋実行委員会で) (△6二玉について問われて) 62玉は有力な手の可能性もあると思います。少なくとも私は数時間はこの手について考えていますが、悪手と断定することはできません。船江は△6二玉が敗着ではないと断言している。さらに、豊島自身は敗着どころか悪手と言うことすらできないと述べている。マイナビの記事によると、豊島が船江に△6二玉の

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  • ものぐさ将棋観戦ブログ : 電王戦第三局記事の再補足

    2014年03月31日17:10 カテゴリコンピューター将棋 電王戦第三局記事の再補足 (「アンチコンピューター戦略」と「正々堂々」について) 最初の記事で「アンチコンピューター戦略」の指し方と対照させるために「正々堂々と」という表現を用いました。これを「アンチコンピューター戦略」が正々堂々としていなくて卑怯である、場合によっては豊島七段の今回の指し方までも正々堂々としていないように解釈されてしまったケースがブログに対する直接の反応に限らず、電王戦第三局についてのネット全般の反応を見ているとあるようです。 しかし、私自身は「アンチコンピューター戦略」が卑怯だとも思っていませんし、まして豊島七段の今回の指し方は「正々堂々」としていたと思っているくらいなのです。 あくまで対照するために使った表現なのですが、確かに「正々堂々」などという言葉を使うとそういう誤解を招きかねませんし言葉の使い方が安

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  • ものぐさ将棋観戦ブログ : 電王戦第三局記事の補足、修正

    2014年03月30日08:26 カテゴリコンピューター将棋 電王戦第三局記事の補足、修正 昨日は豊島将之七段が快勝したのが嬉しくて珍しく当日に記事をアップしたのだが、今日読み返すと考えがまとまっていないまま書いている部分、言葉足らずな部分、書き忘れた事も多いので補足を。 まず、昨日の記事タイトルについてだが、豊島七段の指し方が「アンチコンピューター戦略」だと言っているわけでなく、豊島の今回の用意周到な指し方、作戦を通じて「アンチコンピューター戦略」一般、人間とコンピューターが戦う意味について考えてみたかったという意味である。 具体的に豊島の指し方について。事前研究でYSSが△6二玉を指してくる可能性があることを知ってある程度それを狙ったのは事実だろう。 但し、船江の証言を信じるならその確率は5%程度という事なので(何に対しての5%なのかも不明だが)、それだけを狙ったのではないのも明らかで

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  • ものぐさ将棋観戦ブログ : 電王戦第三局 豊島将之の用意周到、あるいは「アンチコンピューター戦略」をめぐって

    2014年03月29日22:00 カテゴリコンピューター将棋 電王戦第三局 豊島将之の用意周到、あるいは「アンチコンピューター戦略」をめぐって 対局開始前のニコ生で解説の久保利明と野月 浩貴が思わせぶりな予言をしていた。豊島将之が三手目に何か秘策を出すかもしれないというのだ。 だが、出だしは▲7六歩△8四歩▲2六歩と普通だった。どうも、秘策はYSSが二手目に△3四歩とした場合の事だったらしい。それが▲1六歩だったのか、自分からいきなり角交換してしまうのか、あるいは他の手だったのかはよく分からない。 豊島が事前研究した際には、△3四歩と△8四歩の割合は7対3程度だったらしい。確率の低い方が出たわけだが、豊島は勿論こちらにも周到な準備があった。 この出だしだとプロならば角換わりになる事が多い。しかし、豊島がいきなり▲2五歩と伸ばしたので角換わりにはならずに、後手の出方次第で相掛かり系か譜の横

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  • ものぐさ将棋観戦ブログ : 電王戦第二局、佐藤紳哉の本気の対局姿

    2014年03月23日10:27 カテゴリコンピューター将棋 電王戦第二局、佐藤紳哉の気の対局姿 いきなり、やねうら王の初手が▲1六歩。しかし、これは別に挑発ではない。やねうら王の初手はランダムに設定されていて、たまたま端歩になってしまっただけである。 以下△3四歩▲7六歩△8四歩▲1五歩と進んだ。初手の端歩を別にすれば佐藤康光が得意にしているオープニングである。現代将棋においては、もはやそれほど奇異ではない。 もっとも、やねうら王に佐藤康光のような意図があったわけでもない。佐藤康光の考えは、相手が端を受けるかどうかによって自分が居飛車にするか振り飛車にするかなどにして、少しでも得をしよう、自分の形を保留して対応しようという現代将棋の思想である。 現在のコンピューターソフトは強いがさすがに序盤でそういう事を考えるまでには至っていない。多分これから後も当分。単なるサイコロの目を振る確率の遊

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  • ものぐさ将棋観戦ブログ : 電王戦第一局の菅井竜也に見る「人間らしさ」

    2014年03月21日12:52 カテゴリコンピューター将棋 電王戦第一局の菅井竜也に見る「人間らしさ」 電王戦は盤外戦の方が話題沸騰になってしまっている。その話題については、私はツイッターで適宜つぶやいているし、あまりブログで改めて書きたいとは思わない。ここでは主に将棋の内容などについて考えてみる。 まず、これは記事タイトルとも関係するのだがブログ記事を紹介する。 生きてみた感想 電王戦第一戦感想―「強さ」とは何か 人間の「弱さ」を克服する行為の「強さ」を論じつつ、人間とコンピューターの違いを考察している素晴らしい記事である。ここでは、もう少し将棋の具体的内容に即して考えてみたい。 先崎学が第一局の観戦記を書いている。 第3回 将棋電王戦 第1局 観戦記(筆者・先崎学) 50手目の△4六歩から56手目の△4二飛をこの将棋のポイントと捉え、「習甦は、なにげなく鬼であった。△6五同歩や△4二

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  • ものぐさ将棋観戦ブログ : PR誌「ちくま」に将棋エッセイコレクションの紹介文(ウェブ閲覧可能)を書きました

  • ものぐさ将棋観戦ブログ : 宮本広志三段と鈴木肇三段の「鬼勝負」

  • ものぐさ将棋観戦ブログ : 順位戦はやはり順位戦だった―2014C1最終局

    2014年03月05日18:31 カテゴリ名人戦 順位戦はやはり順位戦だった―2014C1最終局 C級一組の順位戦は糸谷哲郎が九連勝して、前節でいちはやく昇級を決めた。 残る一枠の昇級争いは一敗の佐々木慎と中村太地の二人に絞り込まれていた。 佐々木は若手実力派の振り飛車党。昇級しても全く不思議ではない実力の持ち主である。ただ、C1には他にもそういう若手が多すぎるだけ。今期は若手との対戦も少なめで安定した内容で着実に星を伸ばしてきた。 佐々木の最終局の相手は佐藤秀司。ベテランの実力者ながら現在の勢いなどを勘案すると佐々木が昇級をスンナリと決めるものだと私は思い込んでいた。とんでもない間違いだった。まずは 佐藤秀司に謝らないといけないし、そもそも一応はベテランファンである私が順位戦の何たるかをすっかり忘れてしまっていたのである。 一言で言うと佐藤の完勝。佐々木は別に悪い手は指していない感じなの

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  • ものぐさ将棋観戦ブログ : 将棋界の一番長い日 2014

    2014年03月09日15:36 カテゴリ名人戦 将棋界の一番長い日 2014 今年のA級順位戦一斉対局は静岡開催で、例年の連盟会館への「ワルハラ城への神々の入場」シーンはなかった。そのかわり、前日の棋士たちの移動を名人戦棋譜速報が精力的に追いかけてくれていて、谷川浩司がホームで談笑して流し目する姿の写真まで今は観ることが出来る。谷川は最近ますます品格と威厳と色気?が出てきて、杉良太郎も顔負けの流し目と言えよう。「すぎさま」ならぬ「たにさま」なのである。 その谷川が対局開始前に記録係に対して「こんな事はいいたくないんだけれどネクタイは....」と話しかけたそうである。映像でも見ることが出来たのだが、記録係はワイシャツの上にセーターを着用してのスーツ姿だった。一応見苦しくはないと思うのだが、テレビ中継もあるので谷川が注意したのだろう。新聞の将棋担当記者が記録係にネクタイを貸してあげていた。谷

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  • ものぐさ将棋観戦ブログ : CSテレ朝チャンネルの朝日杯番組

    2014年03月03日18:23 カテゴリ朝日オープン羽生善治 CSテレ朝チャンネルの朝日杯番組 昨晩、朝日杯の番組がCSの朝日チャンネル2で放映された。合計四時間超という贅沢なつくりである。 まず、テレビ朝日の田畑祐一アナの羽生善治への準決勝直前のインタビューから始まる。 「こんな対局直前のインタビューはあまりないのと思うのですが、お邪魔ではないですか?」 田畑祐一は新日プロレス中継も担当していたアナウンサーである。これが蝶野正洋ならば、「わかっているんならインタビューなんかするなや、こらあああ」という定番の展開になるわけだが、勿論羽生がそんな事を言うはずもなく、インタビューは穏やかに進んだ。 豊島将之にもインタビューしていたのだが、どちらにも賞金1000万円の使い道を聞いていたのが普段の将棋番組とは違っておかしかった。いつもとは勝手が違うインタビューに豊島が「何なんだろう、このおじさ

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  • ものぐさ将棋観戦ブログ : 王将戦もう一つの激闘 スポニチ勝者罰ゲーム?

    2014年03月02日14:19 カテゴリ王将戦 王将戦もう一つの激闘 スポニチ勝者罰ゲーム? 王将戦第五局は渡辺明の快勝。羽生善治が渡辺の飛車を捕獲しにきたところを、一瞬の隙を突いて猛攻を決めて押しきった。渡辺らしい鋭い切れ味が遺憾なく発揮された将棋だった。 羽生は他にも攻め筋があるところを△8六歩と工夫した。以下8七に歩をたたいて▲同金ならこの飛車を捕獲する筋で先手は飛車を渡すともろい形なのでいかにも指せそうで、その先は深く読まず、他の筋を深く読んでいたのかもしれない。しかし、仮にそうであるにしても渡辺の切り返しは見事で油断も隙もあったものではない。 局は▲3五歩という周到な研究からの鋭い踏み込みと渡辺の強さが出た。一方、羽生はそういう渡辺の緻密な序盤の組み立てと鋭い踏み込みに対して、意表をつく大局観や独特の終盤センスで対抗する。一つ間違えばすぐどちらかに傾いてしまう張り詰めた緊張感

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