(2009/5/7 認証フローの図を追加) 前回の続き。 UQのUSB型mobile wimaxインターフェイスであるUD01SSの解析メモ(3)。 今回は「どうやってWimaxネットワークに接続するか?」を説明。 「Linuxとか*BSDでUQ Wimaxを使うのはちょっと敷居が高いので、どう越えるか?」のバックグラウンドになるかな。 Mobile Wimaxの概略 Mobile Wimaxは下の仕様がIEEE802.16eおよびIEEE802.16-2004として規定され、運用などのルールがWimax Forumによって規定されている中・広域の無線アクセス技術である。802.11シリーズの無線LANと同様にIPベースの通信を前提としたアーキテクチャを持っており、高いコストパフォーマンスと相互運用性といった特徴を持っている。 ユーザからみると、「PCに挿せば動く家の外でも使える無線LAN
前回の続き。 UQのUSB型mobile wimaxインターフェイスであるUD01SSの解析メモ。 UD01SSのファームウェア(Linux)を覗く UD01SSは前回も書いたようにLinux(正確にはuclinux)をファームウェアとして利用している。普通に使っていると「なんか認識まで時間がかかるなあ」と思うが、これも裏でlinuxがブートして頑張っていると思うとちょっとは許せてしまうかもしれない。 今回のエントリでは、FirmwareUpdateとして配布されているUD01SSの内部のファイルシステムを覗いてみる方法を紹介する。 Windowsの場合はProgram Files\UQ\UD01SS\FirmwareUpdate\というディレクトリの下にzImageとramdisk.jffs2が配置されている(OSXの場合はまた別の場所。適当に探してほしい)。zImageが圧縮されたli
すこし前だがUQ wimaxが関東圏で商業サービス開始を目前に利用モニターを募集していた。あいにく機材を含めた無料モニターには当たらなかったが、ちょっと興味があったので自前でwimaxインターフェイスを購入してしばらく遊んでみた。購入したのはUD01SSというUSBドングル型のインターフェイス。というわけで、その結果を備忘録としてまとめておこうと思う。 UD01SSの概略 UD01SSは韓国のMODACOM社の製品(日本ではシンセイコーポレーションがOEMで販売)で、韓国ではWibro用として販売されているもの(たぶんMW-U2500と一緒なんではないかと推測)だ。WimaxフォーラムのWave2に適応しているのでUQが提供するネットワークと互換性がある。中身はGCTセミコンダクタが開発した1チップのWimax SoCであるGDM7205が使われている。GDM7205はCPUとWimax
MobileHackerz再起動日記で開発が進められている「24時間ワンセグ野郎」だが、ひと月ほど前のエントリーを見たときから「すげえ」素直に感嘆していた。「これはいけてる!」とおもって、その場でUOT-100を6本ほど買ってあった、ということからも(今はすでに入手困難だということを考えて)本当にぐっときたことは推測してもらえると思う。 ちょっと忙しくしていたので出遅れてしまったのだが、これができるということは、別のOS、たとえばNetBSDでも同じようなアプリケーションを構築できるんじゃないかとおもってやってみた、というのがこのエントリーの内容。 この3連休の時間で始めたことなので、本家の完成度には到底およばないけれど、最近一部でブームも盛り上がってきているようなのでちょっと参戦してみようと思う。 UOT-100を持っているから、といってもそれをそのまま使うのは二番煎じすぎる。本家にもな
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